ベルガマスコってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

ベルガマスコってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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正確にはベルガマスコ・シープドッグと呼ばれますが、シープドッグと示すように、この犬種は牧羊犬です。モップのような特徴のある被毛を持ち、大変珍しい犬ですが、輸入で日本には入ってきているようですね。ブリーダーも少なく、日本では見る機会は少ないですが、この大型犬について飼い方や特徴、歴史などを紹介します。

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ベルガマスコの性格

様々な環境にも適応できるほどの柔軟さと、知性的で仕事熱心なので作業能力がとても高いことで、とても優秀な作業犬として活躍してきた犬種です。

そして、今はセラピードッグとして活躍しているほど、犬の性格としては人との関わりを好みます。 飼い主や家族に対する愛情がとても深いです。

性格は明るく非常に遊び好き、小さな子供も大好きな性格だと言われています。

攻撃的だったりすることはなく、子どもたちへの危険度はほとんど気にする必要がないほどです。

性格は優しいといえます。

体格は大きく活動的な大型犬ですが、従順な性格で物事をよく聞き、人の命令に非常に柔軟に従います。

とても賢く、仕事熱心なところがあります。 性格として一言でいうなら、社交的な犬の性格ですね。 そして、オオカミなどにも立ち向かっていくほどの勇敢さも持っています。

そして、独立心や警戒心も強い方です。

忍耐強い性格で、頑固なところもあるようです。

さらに、他の犬と仲良くすることがあまり得意ではないようです。

繊細なところがあります。

ベルガマスコの飼いやすさ

この犬種は、子どもたちとも仲良くでき、知的で明るい性格なのでファミリーが多い家庭でも飼育できるでしょう。

しかし、都会のような狭い空間の中や、人混みの中でお散歩しなくてはいけないような環境には適していないでしょう。

飼育するならば、自由に体を動かしたりできるような広い土地が必要でしょう。

そして、この犬種の特性からいえば、室外飼育でも大丈夫です。

運動量ですが、それほど神経質になる必要はありませんが、大型犬ですので毎日1時間以上のお散歩は必要です。

単調なお散歩だけでなく、遊びながら体を動かす事ができるような時間もとってあげると良いでしょう。

性格がとても優しく社交的なので飼育しやすい性格なのですが、飼育にはそれなりの広いスペースと、必要とする運動量を満たしてあげる事のできる、時間と体力に余裕のある人しか難しいので、日本では限られるかもしれませんね。

そして、独立心などもありますし少し頑固なところがあります。

飼い主の指示を聞いて働いていましたので、飼育する人は、リーダーとしてしっかりしつけも行える人でなくてはいけませんね。

そして、なんといっても非常に手入れが難しいので、トリマーにお願いする必要があります。

性格面などをでは家庭犬としての資質は十分にあるのですが、被毛のお手入れの難しさから初心者向けの犬種とは言えません。

特にショードッグとしてのベルガマスコはコートをカットできませんので、飼育がとても大変で、飼育できる人は、かなり腕の良い熟練者と言われて尊敬の眼差しを受けるほどです。

家庭犬としてであれば、夏にはコートを短くカットしてお手入れしやすくするのが普通のようですね。

ベルガマスコの飼い方としつけ

ベルガマスコは、日本でも飼育しやすいかいうと、それなりの飼育スペースや運動量などを必要としますし、大型犬なので初心者向けの犬種とは言い難いですが、それでも、利口で、飼い主や家族への愛情もとても深く、勇敢な性格ですので、とても頼もしい家族となってくれるでしょう。

セラピードッグとしても活躍するほど、優しくて人とのふれあいが上手な犬種です。

しかしながら、独立心がありますし、警戒心がありますので知らない人に対して普通は愛想がいい犬とは言えません。

しつけや訓練によって、とても素晴らしいパートナーとなってくれる犬種です。

では、実際に家族として迎えるとして、どのような飼育環境が適していて、しつけはどうしたらいいのでしょうか??

ベルガマスコの飼育環境

ベルガマスコは、こんなに厚い被毛に全身が覆われている割には、耳が大変良く、聴覚に優れてるのが大きな特徴です。

飼い方として、来客の気配をいち早く察知し、警戒したりできるので番犬の要素も強いです。 例えば、他の犬が噛みつこうとこちらを伺っている際も、飼い主や周囲に危険を知らせるなど、非常に賢い犬です。

番犬になる、ということなので、やはり都会の集合住宅などでは鳴き声などがトラブルとなるかもしれませんので、しつけなども必要となりますし、都会よりももっと広いスペースのある地域のほうが飼育に適しているでしょう。

欧米では犬の性格を利用してセラピードックとしても活躍しています。 大型犬でありそれ以上に活発なベルガマスコは、野外飼育ができない環境ではなかなか飼うことはできません。

賃貸住宅のような飼い方では、諦めるしかないでしょう。 飼い方として基本的に庭がある家庭での野外が向いています。

またその被毛の故、寒さには非常に強く、暑さにはやはりどちらかというと弱いのが特徴です。 暑さの中でも元気に過ごせるように、涼が取れる場所をしっかりと作ってあげましょう。

特に、日本の高温多湿の環境には合っていませんので、熱中症や皮膚病にならないようによく注意してあげる必要があります。

そして、他の犬と仲良くすることはあまり得意ではないので、相性などをしっかり見てあげるか、あるいは他の犬のいない環境で飼育してあげるとよいでしょう。

ベルガマスコのしつけ

犬の性格がとても社交的なので、子犬のころから多くの人間と接する必要があります。

子犬でも生後2ヶ月くらいから、簡単なしつけを始めるようにし、家族で飼うなら、しつけを行う人は一人に決めたほうが良いでしょう。 家族内では個別に遊び相手と、命令をきちんと従うべき人というように区別する性格を持っています。

したがって家族全員でしつけを行うよりも、しつけを行う人を決めておいたほうが良いのです。 性格としては優しい一方、頑固な一面も持ち合わせているため、しつけは早めにはじめることと、根気強くすることが他の犬種よりもより求められる部分ですね!

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