犬にかつおぶしは大丈夫!?メリットとデメリットを詳しく解説!

犬にかつおぶしは大丈夫!?メリットとデメリットを詳しく解説!

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犬猫に与えてはいけない食べ物をよく検索する飼い主さんは、非常に多いのではないでしょうか?犬は肉食?それとも雑食?といった疑問から、犬には、かつおぶしなどの人が食べられる食材を与えても影響はないのでしょうか?またかつおぶしを与えるデメリット、メリットについても解説します。

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犬はそもそも何が主食なの?犬にかつおぶしを与えるのは大丈夫?!

Japanese small pieces of bonito

abc1234/shutterstock.com

まず初めに、日本の犬の飼育の歴史から解説します。 まず日本における犬の一般的な飼育方法は、大半がペットショップなどの専門店から子犬を買うケースは、非常に近年になってから行われています。 私自身がペット産業の業界におりましたので、その中では、戦前から番犬などの一種の”使役犬”として飼育されてきました。

余程の裕福な家庭でなければ、血統書付きの犬を飼うことは稀で、その大半がいわゆる雑種です。 当然、犬用の専門フードはまだまだ一般的ではなかったため、昔の犬の餌はその大半が家庭の「余りもの」つまりは、残飯が主体だったのです。

ペットにかつおぶしを与えていたのは、残飯の名残

実際、昔の犬の餌といえばその日の夕飯や朝食などで余ったご飯に、おかずを混ぜて与えるのが日本ではごく一般的なものでした。 中でも日本では出汁をとるのによく使われていた海産資源がたくさんあるので、煮干しやかつおぶしが出汁の材料として使われていたんですね。

つまり、日本の飼育犬に限ったことでは、かつおぶしの味は、慣れしたんだものということになるんです。

実際、海外の猟犬や愛玩犬などでは、こうした海産物を犬に与えること自体がほとんどありません。 かつおぶしを犬に与えるのは日本独自の風習・習慣に近いものなんです。

かつおぶしを犬に長年与えて特に寿命が極端に短いとか、健康に悪い、病気になった例は実はほとんどないのが実情です。

ただし、今日ではこうした実情も違ってきています。 ちなみに、現在の多くの専門店でも「ラム&ライス」などの白米が含まれたプレミアムフードがあるのは、こうした長い歴史の中で犬に与えると、ある程度健康に良いことが見直された結果なんですね。

犬にかつおぶしを与えて、本当に大丈夫なの?

Feeding hungry labrador retriever. The owner gives his dog a bowl of granules.

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

結論から言えば、与えすぎは何にしても禁物です。

最近のペットショップやブリーダーが飼育するような洋犬や和犬の大半は、専門のプレミアム・フードか、犬の食性に合わせたものになっています。

日本国内で餌に混ぜて与えていたのは、味噌汁とか、おかずに使ったかつおぶしの出汁の味であってかつおぶしそのものを与えていたわけではありません。 特にかつおぶしは、かつおの身を徹底的に乾燥し、固く凝縮したもので、出汁が取れるくらいアジが濃いので、与えて大丈夫か?と言われれば、「与えすぎは良くないです」というしかないですね。

かつおぶしを与えるワケ

かつおぶしの成分は、脂肪分の少ない非常にミネラルが多い食材です。 中でもカリウムが100g中940mgも含まれています。 脂質は100gの内たった2gしか含まれていません。

ミネラルは要するに鉄分のような金属ですから、栄養というより無機質にあたる部分で、血圧や筋肉や神経など、正常な犬の体の働きを助ける重要な成分です。 犬にかつおぶしを与えるメリットはこれになります。

プレミアムフードだけ与えていても、犬にとっては大丈夫で心配要りませんが、子犬の時や老犬など、内臓機能が低下しているとか、消化がまだまだ不完全な場合は、餌に加えて補給することが望まれます。

従って、主食で毎日与える必要まではありませんが、週に1~2回普段与えている餌にかつおぶしを振りかけたり、混ぜて与える分には大丈夫です。

多くの人が間違った知識で、与えてはいけないものを誤解しています

Happy dog showing small tongue

StudioCAXAP/shutterstock.com

「犬に与えてはいけないもの」として、インターネットではよく様々な食材が取り上げられていますね。 ところがこれを、まるで「猛毒」のように誤解している人が非常に多いです。

例えばユリ科の植物の玉ねぎや青ネギですが、これは人間が食べる食事にはかなり多量に含まれることが多いのです。 普段使っているレトルト食品や加工食品にも含まれますし、それを使って食材に生のネギを使うことは非常に多いです。 だから「人の食事は犬には与えてはいけない」とされているのです。

犬は一度にまとめて食べる習性があるため、人間のように食べ残すことが少なく、また臼歯が少ないですから咀嚼して消化とすることがあまりありません。

ほとんどの犬の場合は、玉ねぎなどは生ではすすんで食べないのです。 問題は、それを加工してしてしまった場合です。 ネギなどは除外しますが、それ以外でわずかひとかけを食べたくらいでは、犬にとっては大丈夫です。

かつおぶしも、与える量次第では危険です

危険といってもすぐ死んでしまうとか、ネギなどのように危険な状態になるといったことは少ないですが、毎日与えてしまっては大丈夫とはいえません。

かつおぶしを人間が食べてうまみを感じるのは、それを熱湯に入れて出汁をとった場合です。 人の場合も日常的にかつおぶしを毎日削ってそのまま食べている人は少ないでしょう。 せいぜいお豆腐やおかずの上にトッピングとして、花かつおが乗るくらいです。

大丈夫じゃないのは、要はかつおぶしだけをそのまま毎日必要以上に摂ることです。 これは明らかな偏食になります。 これがデメリットですね。

食性が変わってしまうこともあります

確かにかつおぶしを犬に与えても影響は、量を調整する限りは大丈夫なんですが、かつおぶしを与えたことで食性、つまり犬の餌の好みが変わることは飼い主さんにとっては大丈夫ではないことでしょう。

かつおぶしそのものは塩分は少ないのでですが、味自体は出汁に使うくらいなので少量でも濃厚です。 ところが犬の味覚は鈍く、こうした加工食品を与えると、それまで与えていた専門のプレミアムフードをあまり食べなくなるデメリットがあります。

犬にかつおぶしを与えても大丈夫な与え方は?

A bored and uninterested Poodle puppy with a plate of kibbles on the dining table

ThamKC/shutterstock.com

原則は、成犬になってから急に与えるようになるよりも、定期的に少量を普段与えている餌に混ぜて、週2くらい一日1回くらいなら与えても大丈夫です。 毎日与える必要は、子犬でもありません。

あくまでも「これはミネラル補給」と心に決めて、決してトッピングではないことを考慮しておきましょう。

こうして与えると大丈夫

犬は嗅覚に優れているので、そのまま餌に振りかけるとかつおぶしだけ平らげる場合があります。

そこでオススメは時々与える柔らかい缶詰などのえさに徹底的に混ぜ込んでしまうとか、ドライフードではかつおぶしも、”粉状”のものをつかって振りかけてよく混ぜてしまうことです。

犬の味覚はそれほど強くなく、嗅覚で分かっても自分では分別することができないので、丸ごと食べてくれます。 偏食を防ぐ意味でもメリットがありますね。

与える量はどれくらいで大丈夫?

解説してきたように、犬にかつおぶしを与える最大のメリットはミネラル補給です。 ミネラルは金属ですから微量でかまいません。 ほんの少量、一つまみを振りかけるか混ぜるかして与えれば大丈夫です。

またしばらく与えなくても大きな影響は無いのでこれも大丈夫ですよ。 取り置きして切らさないでおく心配もいりません。

かつおぶしなら何でも大丈夫なの?

犬に与えても大丈夫なかつおぶしは、いわゆる「削り節」です。 顆粒や加工されたものはダメですね。 原材料がかつおぶしでもダメです。

かつおぶしを直接削って添加成分の無いものなら人間用でも犬に与えても大丈夫です。 もちろんペット専用のものが手に入れば、時々買って与える程度で大丈夫でしょう。

インターネットでは、犬に与えるかつおぶしは大丈夫なのか?で議論になってますが、少量で時々与える分には心配もいらないので大丈夫ですよ。

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16 名無しさん
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食性が変わるっていうデメリットがあるなら、与えません。ちょっとならっていうのが癖になる可能性もあるし。

15 リミット
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鰹節が使われてる、入ってるなら何でもありというのは誤りで、削り節ならあげてもいいんですね。ちゃんと知ってから、あげるようにしないと危険だなって感じました。

15 史華
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ワンちゃんに鰹節を食事に出すと、いろんな栄養素が摂れてバッチリ!って勝手な認識をしてしまっていました(汗)。たくさん与えれば与えるほど、健康増進になるかと思っていたのに、そうじゃなくて、ほんの少量がベストだったんですね。知らないことの多さに気付けました。

13 ファー
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かつおぶしは大丈夫!?どころか、健康増進に繋がりそうな印象を持っていたので、積極的に摂りたい食材かと思って決めつけちゃっていましたよ。積極的というのは誤りで、量や回数を守らないと逆効果になっちゃうんですね。何事も、ほどほどが要ですね。

12 ムービー
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タイトルを読んだ時、「鰹節は魚からできているものだからOKでしょ?」って一人心の中で、ボソッとつぶやきました。でも、読み進めていくと、量によっては危険になるケースもあるということを初めて知りました。私の考えは甘いということを認識できました。

11 はちまき
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鰹節は体に良いイメージがすごくあって、ワンちゃんにも良いかなぁと思ってましたね。鰹節でミネラル補給ができるのは知らなかったので、勉強になります。今回記事を拝見して、鰹節は利点の多い食材と知ったので、犬の健康のためにあげようと思います。

10 スペア
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犬の主食は考えたことないです。確かに昔の映画などで余り物を犬小屋に運んでいるシーンを見たことがあります。 鰹節も量を多く与えなければ良いんですね。犬に鰹節を出す場合は、ちゃんと削り節を買ってくるようにしようと思いました。学ぶことが多かったです!

9 名無しさん
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かつおぶしって、猫にあげるイメージでした。だから、犬にかつおぶし、意外でした。やったことなかったけど、今度エサに混ぜてあげてみよー。なんでもやり過ぎは良くないから、ほどほどにあげてみますね!!

8 名無しさん
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犬は食べ物を丸呑みする習性がありますから食べやすいものを上げる必要がありますね。たしかに昔近所で飼われていた犬は残飯をもらっていました。雑種だったからなのか、でも丈夫でしたね。かつおぶし等自然のものを上手に使って栄養補給して健康増進させてあげたいですね。

7 名無しさん
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かつお節ってどっちかというと犬より猫が食べるイメージなんですが、犬も食べるんですか?意外です。今度あげてみようと思います。なんでも犬って食べるんですね。

6 夜空
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魚だからといって、多くの量を与えれば良いという訳ではないのですね。何事も節度を守ることが大切だと感じました。食の好みが変わってしまうと、今後何を食べさせれば良いのか困惑しますね。偏食や好みが変わったりしない為にも、ちゃんと量を守るのが肝心だと思います。

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ペット用のフードはますます増えているのでそれを選ぶだけでも迷ってしまいますが、基本的には何でも上げすぎには気を付けてってことですよね。丈夫で健康な体作りのためにもいろいろリサーチして良いものを上げたいと思います。

4 トレー
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何事も度が過ぎると良くないという事ですね。かつおぶしは魚なので健康にすごく良さそうなイメージがありました。しかし多くあげればあげるほど健康増進につながると勘違いしていました。あげすぎはマイナスに、適量はプラスになる事を学びました。

3 名無しさん
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かつおぶしをあげる習慣が昔からあったなんてしりませんでした。別に食べたからそれが大病につながるということはないんですね。食べちゃいけない食べ物も結構あるけど、それには入らないんだとホッと一安心です。かつおぶしが好きなのでついついあげてしまいますが、量をきちんとまもってあげるとミネラル補給になっていいとわかったので少しずつ混ぜ物のないかつおぶしをあげたいと思います。

2 まみ
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インターネット上の情報を鵜呑みにするのは危険ですね。飼い主さんの体験談も掲載されていると、つい信じてしまいます。犬にかつおぶしを与える場合、量と回数が肝心なんですね。栄養面も考えながら、食事を準備しなければならないと感じました。

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え〜!!てっきり体にいいものだと思って、結構あげちゃってました〜。うちの子も大好きで、台所でかつおぶしでダシを取っていると、どこからもなく現れて、隣にちょこんと座って待っているので、かわいくてかわいくて…冷ましてからあげちゃっていました〜!何をあげるにしても、あげすぎには注意が必要なんですね…。ペット専用のを買うか、人間用だとしても少量をあげたいと思います。心を鬼にしなきゃ。長生きして欲しいですもんね。

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