
猫のしっぽはこんな役割がある!動きで感情や気分も知っておこう
猫の尻尾は同じようにペットとして人気のある犬のしっぽとは、少し違った動きをみせてくれることがあります。 実際に猫を飼育していると「この動きをするのはどういう感情のときなんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか。 実は猫のしっぽの動きをみると、そのとき猫がどんな気持ちなのかある程度わかるのです。

しっぽが長い猫種
アビシニアン

nelik/shutterstock.com
しっぽが長いことで知られている猫に、アビシニアンがいます。短毛種で野性味があり、すらりと伸びた足や鞭のようにしなやかなしっぽが特徴です。
シャム

soberabramoff/shutterstock.com
古くはタイで王族や貴族に飼われていたシャムも、しっぽの長い猫種です。手足やしっぽが細長く、スリムな体型をしています。
ベンガル

Kirill Vorobyev/shutterstock.com
ヒョウのような斑点模様が特徴のベンガルも、しっぽが長いねこです。山猫の血を引く野性味のある風貌で運動量も多いですが、意外にも温和な性格をしています。
しっぽは触っていいの?
ゆらゆら動いたり、ピンと立てたりしている猫のしっぽを見ていると、つい触ってしまいたくなることはありませんか。 猫のしっぽの尾椎は腰椎や胸椎、頸椎までつながり、神経も集中していることからとても敏感でデリケートです。 そのためしっぽ全体を触られることは嫌がります。
ただし、しっぽの付け根だけは撫でたり、トントンと軽く叩かれたりするのが好きな猫は多いです。お尻を上げてもっとしてほしいと催促するような様子をみせることもあります。
しかしすべての猫が、しっぽの付け根を触ると喜ぶとは限りません。喜ぶ猫でもあまりしつこく触り続けていると怒り出すこともあります。 もともと敏感な場所ですから、触るときは触り方に気をつけて様子をみながらにしましょう。

RJ22/shutterstock.com
しっぽの動きで感情を知ろう
猫をよく知らない人からは、猫はあまり感情を表現しないクールな生き物と思われがちです。確かに犬が嬉しいときに大きくしっぽをブンブン振って、喜びを全身で表現しているのと見比べると、猫の感情表現は控えめかもしれません。
しかし実際は、しぐさや細やかなしっぽの動きでさまざまな感情を表し、きちんとした意味があります。猫のしっぽの動きとそのときの感情を結びつけて把握できるようになると、猫とのコミュニケーションが取りやすくなります。
ピーンと立っている
しっぽをまっすぐにピーンと立てながら近づいてくるときは、甘えたい気持ちや嬉しい気持ちのときです。ピーンと立てた状態で、先を少しだけ前に傾けるようにしたときは、挨拶のしるしです。
猫は鼻と鼻をくっつけるようにしたり、お尻の臭いを嗅がせたりして挨拶するため、挨拶時にしっぽをピーンと立てた状態にすることがあります。ほかにも、子猫が母猫に駆け寄るときや、マーキングで尿をスプレーするときもピーンと立てます。
ゆっくり左右に動かしている
リラックスして機嫌がいいときにみせる動きです。 ただし、なにかを見ながらゆっくりしっぽを動かしている場合は、対象物に興味を示し、少し興奮気味になっているときです。
激しくパタパタと動かす
激しく大きな動きをしているときは、イライラしていたりストレスを感じていたりなど、機嫌が悪いときです。
左右にブンブン激しく動かしているときは、獲物や相手に飛びかかろうとして興奮している状態のときもあります。
逆立てて毛が膨らんでいる
毛が逆立ち、しっぽがブラシのようになることがあります。威嚇や攻撃態勢に入っているサインであるほか、強い恐怖を感じたときにもみられる状態です。
この状態のとき無理に触ろうとすると、飼い主でも引っかかれたり噛まれたりすることもあります。同時にしっぽの形が山形になっていることもあります。
だらりと下にたれている
元気がないときや、気分的にしょんぼりしているときなどにみられる状態です。体調が悪くないか、元気をなくすことが無かったかを注意してみてあげましょう。
しっぽを後ろ足の間に隠している
しっぽを後ろ足の間に挟むように隠してしまうのは、怖いときです。態勢も低く保ち、防御の姿勢を取っている状態です。 うずくまってしまうことも多く、攻撃しないで欲しいことを伝えています。しっぽを、足の間に巻きつけるようにしていることもあります。
しっぽを身体に巻きつける
座ってしっぽを前足に巻きつけたり、寝ているときに顔を隠すように巻きつけているときは、リラックスしています。
しっぽが震えている
なにかを見つけて興奮したときや、嬉しくて興奮しているときなどは、しっぽを小刻みに震わせることがあります。プルプル小刻みに震わせながら近づいてきたら、遊んで欲しい気持ちの表れでもあります。
しっぽの先だけ小さく振る
猫が寝ているように見える状態や、気が乗らない時に名前を呼ぶと、起きていてもしっぽの先だけ小さく振ることがあります。呼ばれたけど起きるのは面倒なとき、しっぽだけで返事をします。
猫のしっぽの動きを読み取ってコミュニケーションをとろう!
しっぽの動きを観察することで、猫が今どんな気持ちなのかある程度想像がつきます。もし甘えたい、遊んで欲しいと思っているならば、たっぷり遊んであげることで猫も喜びますし、ストレスを溜めずに済むでしょう。
リラックスしているときや、あまりかまって欲しくないと思っているときは、そっとしておいてあげたほうがいいです。
また、攻撃態勢に入っている状態のときにうかつに手を出すと、引っかかれたり噛まれたりするかもしれません。
猫といい関係を築くためには、猫のしっぽの動きを読み取ることが大切なポイントです。しっぽの動きから猫の気持ちを察し、飼っている猫と上手にコミュニケーションを取るようにしましょう。
猫が毛布をふみふみ…この行動、猫好きにはたまらない行動ですよね。その姿があまりにかわいくて、いつまでも見てられるという人も多いのではないでしょうか。 今回は猫がふみふみする理由や場所、おすすめのふみふみアイテムなどを詳しく解説します。
https://mofmo.jp/article/918