
超大型犬チベタンマスティフは飼うことができる?子犬をブリーダーから入手できる価格は?
チベタンマスティフという犬種をご存知ですか?チベット原産の超大型犬の一つです。そんな超大型チベタンマスティフを日本の一般家庭で飼うことはできるのでしょうか?子犬の入手方法や価格について見てみましょう。

チベタンマスティフの子犬は日本でも飼えるの?

karyakinvitaliy/stock.adobe.com
チベタンマスティフの子犬を日本で飼うには、まずチベタンマスティフのブリーダー探しから始まります。ところが日本ではチベタンマスティフの子犬のブリーダーはそんなにいません。
そして日本で子犬が手に入るとしても、たてがみの無い虎型、純血でないチベタンマスティフの子犬になります。
ペット用になっているので性格もおとなしくなっています。グレードはかなり低くなりますが、それでも子犬価格は100万円ほどはします。
またチベタンマスティフは上記でも述べたように、発情期が年に一度なので、購入できる機会はかなり貴重です。 海外のブリーダーからの子犬購入となると、価格はもっと高くなりますし、輸入するのに費用もかかります。トータルの費用が数千万かかる場合もあります。
期間も検疫所での保管などあるので数か月から半年ほどかかります。海外のブリーダーとのやり取りもしなければいけないので簡単に購入しよう!とはなりませんね。
チベタンマスティフは一般家庭で飼うことができるの?

annatronova/stock.adobe.com
日本で販売されているチベタンマスティフの子犬は品種改良されて、おとなしい性格のチベタンマスティフになっています。それでも本来持っている闘犬の攻撃的な気質ゆえ、一般家庭で飼うことは難しいとされています。大きさだけ見ても難しいでしょう。
実際中国でもチベタンマスティフの関係した事件は多く報道されています。 自分の飼っているチベタンマスティフをコントロールできずにかみ殺されたり、通行人を怪我させるなどの事件が起こっています。中国の女優がチベタンマスティフに襲われ、顔面11か所をかまれたという話は有名です。
こんなチベタンマスティフの飼育はプロのドッグトレーナーでも難しいとされているので、一般家庭で飼うのは簡単ではないでしょう。
狭いところに大きなチベタンマスティフを閉じ込めておくのも、かわいそうですよね。
※表示価格は記事公開時点の価格です。