ラパーマってどんな猫？性格と特徴から考える飼い方のコツ！

ラパーマの毛色・被毛

Linn Currie/shutterstock.com

最大の特徴の被毛はセミロングの巻き毛です。

体だけでなく、しっぽやヒゲ、まつげまでクリクリの毛になっています。

短毛と長毛の両方がいることもラパーマの珍しいところです。

全体的に柔らかい被毛ですが、巻き毛具合は強い個体もいれば緩やかカールの個体もいます。

時々、生まれつき直毛のラパーマもいるそうです。

もともとがミックスなので、毛の色はチョコレート、シルバー、ライラック、タビー、シールポイントなど様々で、模様も色々な種類があります。

ダブルコートの猫ですが、アンダーコートが少ないため換毛期のある猫種に比べると、抜け毛の多い種類ではありません。

ラパーマは、薄毛で無毛に近くなる時期もあること覚えておきましょう。

また、個体によって差がありますが、生まれたときはほぼ無毛で、巻き毛が完成するまで2年近くかかる子いるようですよ。

ラパーマの健康管理やお手入れについて知っておきたいこと

ラパーマは自然発生した猫種のため、遺伝的な疾患など特有の病気はなく、健康的で飼いやすいと言われています。

とはいえ、日々の健康管理やお手入れがあってこその健康です。

ラパーマの健康管理方法

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細身で引き締まった体型を維持することも、飼い方のポイントです。

運動ができる環境を整えて、 飼い主さんと一緒に遊べる時間も作ってあげてくださいね。

大きめのキャットタワーや、家具の高低差を利用するなど、上下運動がしっかりできるスペースを確保しましょう。

ラパーマは、ふわふわの被毛で体型がわかりにくいかもしれませんが、きゅっとしまっています。

歳を重ねてきたら運動量が減ってきますので、太らないように食事で調整していきましょう。

ラパーマに必要なお手入れ

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パーマがかかっているような美しいカールをしっかり維持してあげるために、日々ブラッシングをしてあげましょう。

一度に長時間強いブラッシングやコーミングをすると、せっかくのクリクリヘアが伸びて、巻きがゆるくなってしまうため、長時間するよりも、短時間のお手入れを週に何度か行なうことがおすすめです。

湿らせたタオルで拭くことも、定期的に行うとより良いですね。

自分でグルーミングするため、その時に被毛を飲み込んでしまい、うまく吐き出したり排出することができず、お腹に毛がたまってしまう毛球症になりやすいです。

抜け毛飲み込んでしまわないためにも、定期的なブラッシングは大切です。

長毛種のラパーマは1日1回、短毛種のラパーマは2、3日に1回はブラッシングしてあげましょう。

被毛がやわらかく、意外ともつれにくいのでブラッシングはそんなに難しくありません。

ブラシよりクシで梳かすほうがブラッシングしやすいでしょう。

最初からクシを深くさして梳かすのではなく、優しくゆっくり行ない、少しずつ範囲を広げていきます。

皮膚を抑え込んで毛だけが引っ張られるようなブラッシングではなく、皮膚をマッサージするようなイメージです。

月に一度、シャンプーすることも抜け毛ケアに効果的です。

シャンプーをすると余計な抜け毛がゴソっととれるので、日々のブラッシングが楽ですよ。

シャンプーする前には、指やクシで毛のもつれをとっておきます。

シャンプー後にも丁寧にクシを通すと良いでしょう。

「吐くそぶり」「食欲不振」「便秘」「おなかを触ると嫌がる」などの様子がみられる場合、毛球症の疑いがあります。

日頃のブラッシングや猫草を置くことでも予防できますが、上記のような症状がないか普段から気にかけておくことも、重症化させないためにも大切ですね。