【猫のお出かけ】家猫を外に連れて行くときにやるべき5つの安全対策!

【猫のお出かけ】家猫を外に連れて行くときにやるべき5つの安全対策!

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家猫として飼っているいる場合、外で遊ばせたいとか、施設に連れて行ってあげたいと考えると、よく注意していないと猫はパニックにあることがあります。普段は家の中で過ごしている猫を外に連れて行くときは、まずは万全の準備が必要です。それと、いざという時の備えも考えておきましょう!

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家猫を安全に外に連れ出す方法

病院に行くときや、一緒に旅行に行くときに普段完全室内飼いをしている猫を外に出すのはリスクが伴います。慣れない状況にパニックを起こして室外へ脱走してしまう恐れもあります。

愛猫を安全にリスクを最小限に抑えて、外へ出すことができるような方法を解説します。

まずは必ずペットキャリーを準備

猫 キャリーバッグ

makalex69/shutterstock.com

最近では、猫を収納して持ち歩けるキャリーバッグも布製など、手軽で軽いものが市販されるようになりました。原則的に、家猫で飼っている場合、野外の環境にはあまり慣れていないので、抱きかかえて車に乗ったりすると、嫌がることで暴れたり途中で逃げ出してしまうことがあるので、そのまま外出するのはリスクが伴います。

キャリーバッグとは、通気性が良い動物専用のケースのことで、動物病院などの送迎にもよく使われます。猫用では価格は安いもので数千円、素材が良く機能的なものは約1万円くらいです。ペットショップはもちろん、通販でも購入できますが、あまり大きなものは選ばず、猫がすっぽり入って、中で動き回れないものを選ぶのがコツです。

猫は狭いところを好むので、上手に活用すると、キャリーケースの中をお気に入りの場所として使ってくれる子もいます。

野外で遊ばせたい場合

猫 散歩

Sari ONeal/shutterstock.com

ご家族が旅行などで、猫同伴で宿泊する場合などは、どうしても猫を外で遊ばせてみたいということもあるでしょう。あまり広範囲でなければ、適切なリードやハーネスがあれば安心です。

首輪にリードをつける場合、猫用が見つからなければ小型犬のものを用いると良いです。 ハーネスの場合は、胴体をすっぽり覆うタイプがベストですが、装着に多少の慣れが必要です。出かける直前に初めての装着では、ほとんどの猫は嫌がるでしょう。ひも状で胴体を固定するよりも、布製で胸からおなかにかけて装着するタイプがおすすめです。背中にリードを取り付けるようになってるので、猫にとっても負担は少ないです。

ハーネスの準備は、日ごろからハーネスを着用させて、部屋の中で遊ばせたり、家の周りを装着した状態で散歩させたりと、装着に慣れされることが大切です。

他の猫との接触は避けること

猫 野良猫

TENphoto/shutterstock.com

相性がよさそうでも、他の飼い猫との接触はなるべく避けたほうが無難です。特にワクチン接種の経験のない猫同士は絶対に避けるべきです。

ちょっとしたくしゃみからでも病気の感染(エイズなども)がありえます。 さらに重要なのは、必ず消毒用のアルコールなどを外出では持っていくことです。これは、人間用でかまいません。指定医薬部外品のもので、外から帰ったら、必ず猫の全部の足、そして飼い主さんの両手も消毒しておきましょう。

餌と餌入れは自宅から持っていく

猫 餌

Master-L/shutterstock.com

つい出かけ先で買えばいいと思いがちですが、猫にとって環境が変わることは好ましくありません。

したがって、自宅にある餌入れや水入れは必ず持っていくことになります。また、猫の場合は、決まった食事の時間に、思ったように餌を食べてくれないことがあるので、缶詰やおやつも持っていくほうが良いですね。日帰りで帰る場合も、2回分の餌は最低限持っていくことです。

さらに注意するのは、違う環境で餌を与える場合は、必ず量をいつもより少なめにしてください。途中で吐いてしまって体力を消耗させないように、餌は少な目でよく消化させることが重要です。

猫1匹だけで行動させないこと

猫 外 冬 雪 散歩

DavidTB/shutterstock.com

部屋においても外でも同じことが言えますが、自宅と異なる環境では、猫は普段の倍以上の警戒心を持っています。急な動きをするもの、大きな音に過敏に反応しますので、常に飼い主さんと行動を共にし、車の移動では常に誰かが車に残って、猫を見守ってください。下痢や急に吐いても慌てずに、ちゃんと見極め、猫が落ち着いてから対処するように心がけましょう。

基本的に、猫にとって見慣れない土地は落ち着かないものです。飼い主さんは、猫と行動を共にして、いつでも抱いて大切な愛猫を守れる心がけが必要ですよ。

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7 名無しさん
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外飼いしてる自分にとっては「?」って思うこともありますけど、ここまでする必要があるのかな。予防接種に関してはこっちがしていれば、大方問題ないと思ってしまうのは間違い?避妊や去勢もそうだよね

6 名無しさん
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ここまでしなきゃいけないという事は、犬と違って猫を外へ連れ出すのは

人間が勝手に猫も楽しいと思い込んでるだけで猫にとっての迷惑行為なのでは?

5 キッズプレート
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キャリーバッグの価格はいろいろありますけど、どれくらいの価格のものがいいのでしょうか。やはり、価格が高い方が作りなどもしっかりしているんですか?高めなものを買うのがいいのでしょうか?種類もありすぎて、迷ってしまいます。

5 ニコル
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猫と一緒に出かけるなら、こんな風に準備万端の状態でいかないといけないんですね。猫を外に出したことはないけど、出すならここまで気をつけるべきポイントがあるんだなと気づきました。餌を自宅から持って行くというのは、少し驚いたんですが、解説を読んで納得をしました。

3 名無しさん
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猫は家につくって言いますからね。環境の変化は相当ストレスになるでしょうね。こうした点を私たち飼い主はしっかり考えてあげないといけないですね。良い記事をありがとうございます。

2 ネネ
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外で散歩してる猫ちゃんと飼い主さんみることあるけど、ストレスにならないように飼い主さんがものすごく注意を払ってるな〜と感じていましたが、こうした理由があったんですね。確かに、外には危険が沢山あるし猫ちゃんにとってはそんなにストレス解消にならないのかもしれないですね。

1 いい
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あんまり外にでたがらないネコちゃんが多いと思います。確かにワンちゃんみたいに色んなとこに行って、色んな経験させてあげたいとは思いますが、猫にとったらストレスになる事もありますから、その辺は飼い主がきちんと判断してあげたいですね。