猫は猫舌?猫の味覚がどうなっているのか徹底解説!

猫は猫舌?猫の味覚がどうなっているのか徹底解説!

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器用に水を飲んでいる猫の口元を見ると、舌で水をすくっていることが分かります。それ以外にも、あくびの時や、毛づくろいの時に舌を観察するとザラザラしていることも分かってきますよ。さて、猫の味覚は一体どうなっているのでしょうか?

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猫の舌の役割を4つ知っておこう!!

猫 なめる 子供

Smit/shutterstock.com

猫の舌は「味覚」「ブラシ」「ひしゃく」「スプーン」の4つの役割を果たしています。 なんて素晴らしく便利なんでしょうか!

猫の舌を観察してみると、表面がとてもザラザラしていることが分かります。このザラザラは「糸状乳頭(しじょうにゅうとう)」とも呼ばれています。この糸状乳頭で、肉を骨からそぎ取って食べているんです。その役割がいわばスプーンにあたります。 猫の舌は、他にも毛づくろいのブラシ、お水を飲むときのひしゃく、そして食餌の楽しみ味覚の4つ役割を果たしていいます。

猫の味覚は「苦い」「すっぱい」「しょっぱい」の3種類!

猫 舌

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人間の舌は苦い、すっぱい、しょっぱい、甘い、など繊細な味覚があります。猫はそれほど繊細な味覚は持っていませんが、猫が感じられる味覚は「苦い」「すっぱい」「しょっぱい」の三種類です。

舌の一番奥で苦みを感じて、真ん中の左右ですっぱさ、一番手前でしょっぱさを感じます。その中でも一番「苦み」には敏感です。食べ物が腐ると苦みを感じるので、肉食動物である猫はこの判断がとても大切なんです。

猫の味覚に「甘い」は無い!

犬は甘いと感じる感覚があるのですが、猫にはありません。その為、甘味を欲しがらず虫歯にもならないんです! 猫に苦みのある薬を飲ませるときに、少しでも飲みやすくなるようにと、シロップなど甘いものと一緒に与えても意味がありません。おいしそうに見える猫用のケーキなども甘みはなく作られています。

猫舌の意味は?

猫 なめる 舌

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猫舌とは、熱い物が苦手な人に対して使いますよね。でも、実際は人間以外の動物はみんな「猫舌」なんです。 人間以外の動物はみんな、熱い物は食べないので、特殊という意味であれば、「人舌」の方が良いかもしれませんね。

ちなみに、猫は30度~35度位の温度にしておいた餌が一番良く食べます。きっと良い匂いも立ちやすい温度であるからといわれています。

今後、猫と触れ合う機会がある方は舌をよく観察してみてください。人間とは違いざらざらとした突起があるのが、わかり、大変興味深いものですよ。

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