
猫は飼い主さんの事を覚えている?猫の記憶力について解説

mofmo編集部です。
「猫は3日で恩を忘れる」というのを聞いたことがありますか?つまり記憶力が低いということなのでしょうか?実際のところ猫の記憶力はどの程度のものなのでしょうか?飼い主のことはちゃんと覚えてくれているのでしょうか?猫の記憶力に迫ってみましょう。

猫が驚きの記憶力を見せるのは何について?

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では猫が持つ記憶力はどんなところで発揮されるのでしょうか?
4つの例を見てみましょう。
餌に関すること
エサに関することは、驚きの記憶力を発揮します。
これは本能が関係しています。
猫にとってもエサは命が係わる大切なことです。
当然と言えば当然かもしれませんね。
子供時代(社会化期)の記憶
子供時代のことはよく記憶しています。
特に生後2週から7週頃です。
この時期は猫の社会期といって、社会と接することで様々な情報を記憶していく大事な時期です。
この時期は記憶力が活発になり、この時期に受けた情報によってその後の猫に影響を与えます。
この時によく人間に接していた猫でしたら、その後人間に懐っこい猫に成長するでしょう。
怖いことや危険なこと

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猫は楽しいことよりも、怖いことや危険なことの記憶をよく覚えています。
人間にいじめられたことがあるとその記憶はずっと残って、人間を恐れるようになります。
病院に連れられて行って嫌な思いをしたことがあるなら、病院の話を聞いたり病院に行くときに入れられたキャリケースを嫌がるでしょう。
人間のすることを見て覚える
そして猫の記憶力というのは、人間のすること見て覚えるというところにも発揮されます。
例えば、エサをくれるときに人間が餌を与える前に行う行動などを観察して記憶するのです。
その行動をとったらエサをくれる。というように人間のすることを見て覚えているんですよ。
猫の記憶力まとめ

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猫の記憶力に関してはいろいろ言われていますが、私たちが思う以上に記憶力がいいのです。
愛猫に対する愛情はしっかり覚えているので、少しの期間離れていたとしてもしっかり覚えています。
心配しなくても大丈夫ですよ。