シャムってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

シャムってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

update

原産がどこか意外に知られていないシャム猫は、それまでは高価な猫の品種でした。しかし日本におけるブームは、アメリカンショートヘアの登場でかなり下火になり、今ではようやっと「サイアミーズ」の名で、スリムな個体がペットショップに出てきている程度です。しかしながら、飼ってみるとなかなかユニークな性格で、面白いと思います。飼い方、しつけの方法、選び方まで解説しましょう。

update

シャムの毛色・被毛

Siamese cat on the white background

vivver/shutterstock.com

シャムは体の中心部分がホワイト系の色をしており、他の末端部分、つまり手足や尻尾の先、顔の部分は別のカラーになっています。

これをポイントカラーと呼びますが、シャムの場合はポイントカラーが4種類あります。

シールポイント、よりブラックに近い色合いでよく見かける色になります。

チョコレートポイント、ブラックよりもやや薄眼のブラック系の色合いになります。

ブルーポイント、ブルー系の色ですので体全体として薄みを感じます。

ライラックポイント、あまり見かけませんがグレー系のポイントですので一見するとシャムとは思えないかもしれません。

どのポイントも遺伝子によるもので体温の高い身体の中心部分は白くなり他は黒くなるのがシャムの遺伝子です。

そのため年々色合いは濃くなっていき10歳を過ぎるとさらにポイントは黒くなってくるという傾向があります。

シャムの健康管理やお手入れについて知っておきたいこと

Siamese cat with blue eyes. Blind cat.

Angyalosi Beata/shutterstock.com

シャムは屋内飼育で暖かい環境作りに徹するのが長生きさせる方法です。

とくに自由気ままな性格を考えると屋外で飼育しようとした場合、飼い主を見限って家には帰ってこなくなるケースも十分考えられます。

そうなるとせっかくの愛猫が居なくなってしまいますので健康管理どころではなくなってしまいます。

さらに屋外では病気をもらってくることもありますので注意が必要です。

また糖尿病や肝不全、角膜黒色壊死症といった病気を持つ体質であることも知られていますので不安な時には獣医に診てもらうようにしましょう。

予防接種を受けておくのも健康管理には欠かせないでしょう。

毎日のお手入れも健康管理の一つです。

定期的なブラッシングだけでなくスキンシップもストレスを溜めこませない秘訣になりますので手で撫でてあげたり声を掛けたりしながら愛猫との良い関係を作るようにしましょう。

シャムの健康管理方法

病気をもらってきてしまうことが一番危険ですのでできれば屋内で飼育して健康を保たせるのがベストでしょう。

シャム猫は活動的ですので一日家にいないときには部屋のもので怪我をしたりしないよう整理整頓してから出かけるようにしたいものです。

また被毛が短いこともあってかシャムは寒冷に弱い猫です。

それで冬場はなるべくお部屋を暖めるようにして健康維持できるようにしてあげましょう。

線の細い猫ですので食事は大切です。

食べ過ぎれば糖尿病にもなってしまう猫種ですので食事の与えすぎは厳禁です。

高たんぱく質ながらもカロリーは控えめにしてあげるのがシャムにとっては健康を保つ秘訣になります。

肝不全にもなりやすい猫ですので毎年獣医さんに診てもらうなど体調を気づかってあげたいものですね。

シャムに必要なお手入れ

シャム猫の被毛は短毛ですので毎日欠かさず行うお手入れとしては簡単な部類に入るでしょう。

手で撫でてあげるだけでもお手入れとして成り立つのですが気になるときはブラッシングで優しく撫でるように毛並みを整えてあげるのもよいでしょう。

とくに毛の抜けやすい時期は毛の交換時期ですのでブラッシングによって古い毛を撫でて取ってあげるようにしましょう。

それをしてあげないと猫が自分で舐めて毛を落としていくことになりますが、飲み込んでしまうと毛玉になって溜まってしまうこともかんがえられますのでなるべくブラッシンしてあげるのがよいですね。

シングルコートの被毛の場合は乾燥時期は静電気が起きやすく猫もびっくりしてしまいますので静電気除去する器具を使うのもいいですね。

またブラッシンは飼い主と愛猫のコミュニケーションの時間にもなりますので良い関係を築く上でも毎日欠かさずしてあげるのが一番猫にとって必要なことかもしれません。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (3件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板

3 名無しさん
通報

《シャム猫》の文字を目にして嬉しくってコメントさせていただきます(^^) 以前、16年7か月、シャム猫を家族の一員として大切に育てて暮らしていました。シャム猫大好きです。女の子シャム猫でしたが、おてんばさんで、走って回りジャンプして登ってまわり、家中傷だらけでした。スリムでしなやかなbody、高貴な姿、それはそれはbeautiful!プライドが高いけど甘えん坊さんでした。別れが悲しいので、もうペットは飼いませんが、もしも、また猫ちゃんと暮らすならば、絶対にシャム猫ですね。

2 名無しさん
通報

シャムミックスの男の子と暮らしています。もうすぐ20才になります。見た目は父親のシャムにそっくりで、小さい顔、手足が長くスリムな体型です。こちらに紹介されているようにとても甘えん坊です。生後2ヶ月で我が家に来て、最初こそ皆に平等でしたが、しばらくすると私にしかなつかなくなり、異常なほどの甘えぶりです。この人!と決めたらその人にしかなつきません。相性を重視するのか他の家族には無関心です。性格は犬に似ていると聞いたこともありますが、帰宅すると玄関まで真っ先に迎えに来てくれるなど、本当に行動からそう感じます。あうんの呼吸で夜になると一緒にペッドへ入り朝までくっついて寝ます。現在は皮下点滴を自宅でしながら穏やかに過ごしています。私を信頼しているので全く嫌がらず、簡単にさせてくれるので楽です。また新しく猫を迎えるならシャム系がいいなと思ってます。毎回気に入られるとは限りませんが…、もし気に入られれば良き相棒になること間違いないです。

1 名無しさん
通報

シャム猫大好きです。子供の頃に祖母が飼育していて、大人になってから私も飼育しています。子供の頃にシャム猫の魅力に取り憑かれて以来、猫を飼うならシャム猫以外に考えられなくて。