サモエドってどんな犬？特徴・性格からしつけ飼い方まで徹底解説！

サモエドの毛色・被毛

サモエドの毛色は基本的に3種類で、ピュアホワイト、クリーム、ホワイトビスケットです。ホワイトビスケットは体の一部に茶色のマークが入っているためです。被毛はダブルコートで長くてよく立ったトップコートと柔らかく密集したアンダーコートからなっており、耐寒性に優れています。

サモエドの抜け毛は多い？

北国出身のサモエドの被毛はダブルコートになっていて毛量が多く、耐寒性に優れているという利点がある反面、抜け毛がたくさん起きます。 特に年に2回、3月と11月頃に始まる換毛期には大量に抜け毛が起きるので心の準備をして対処する必要があります。

サモエドの抜け毛ケア

サモエドの普段の生活でどのように抜け毛をケアできるでしょうか？「ブラッシング」を定期的に行いましょう。 できれば毎日行うことです。サモエドの抜け毛は多いのであまり神経質にならずにブラッシングケアしてあげてください。 特に換毛期は毎日2回ほどブラッシングをしてあげるようにしましょう。 ブラッシングを怠ると毛が絡んでブラシが通らなくなったり、毛玉になってしまいます。またそのまま放っておくと皮膚病になってしまうので定期的なブラッシングは欠かせません。

サモエドのような毛量の多い犬におすすめのブラシが「ファーミネーター」です。大量に下毛も取れますし、プロのトリマーさんが使っているので、仕上がりも違います。 「コーム」もあるとケアをするのに便利です。最後の仕上げにコームで、余分の抜け毛を取っていき完了です。全身にコームをかけていきましょう。

また、月に1回のシャンプーをするだけでも抜け毛の対策になりますし、皮膚のケアにもなります。 シャンプーをする前に、ブラッシングケアを行うとさらに抜け毛が取れやすくなります。 シャンプーは完全に洗い落とすようにしましょう。フケや皮膚病の原因になってしまいます。 20キロ以上の体重があるサモエドをシャンプーで洗って完全に乾かすのは一苦労かもしれません。プロのペットトリマーに依頼することも検討できるでしょう。

白くて美しい被毛を保ち、皮膚病を予防するためにも、毎日のお手入れは欠かさずに行うようにしましょう。

サモエドの健康管理とお手入れ

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大切な愛犬とはできるだけ長く過ごしたいものですね。 健康管理とお手入れによっていつまでも元気でいられるようにしましょう。 普段から愛情をたっぷりと注いであげることができます。 サモエドの健康管理方法とお手入れの必要ないくつかのポイントを挙げてみましょう。

サモエドの健康管理方法

「胃捻転」は胃の一部がねじれてしまい周りにある臓器や血管を圧迫し、呼吸困難などを引き起こす症状で、すぐに処置しないと命の危険もあります。 食後すぐに運動したり、一気にドライフードを食べたり、水の一気飲みによっても発症することがあるようです。 ドライフードはふやかしたり、食事を2回に分けたり、運動後の水も何回かに分けてやるようにしましょう。そして食後すぐの運動は控えるようにしましょう。

「股関節形成不全・関節炎」は中型・大型犬によく見られる症状でサモエドにも発症する可能性があります。 股関節に骨が上手くはまらず、歩き方や座り方に異常がみられるようになります。 何かおかしいなと感じたら早めの処置が必要です。 軽度であれば運動をさせて筋肉を付けたり、サプリメントを与えるなどして対応することができます。 早期発見、対処によって重症にならないようにすることができますので、普段からよく観察してあげるようにしましょう。

サモエドに必要なお手入れ

先ほど挙げた毎日のブラッシングの他にも、必要なお手入れがあります。 サモエドも他の犬と同じく、歯石がつきやすく歯肉炎になりやすいので「歯磨き」をしてあげましょう。 歯石をほっておくとどんどん大きくなり、歯が抜けたり炎症を起こしてしまいます。 できれば毎日歯を磨いてあげることにより予防することができます。 また犬の口腔内ケア商品がたくさんあるのでそれらを利用することによっても口の中をケアすることができます。

室内で飼うと爪がどんどん伸びてきます。 伸びすぎた爪は怪我の原因にもなるので定期的に「爪切り」をしてあげましょう。 専用の爪切りで自分で切ることもできますが、切りすぎなどが心配な場合はトリマーに手入れを頼むついでに爪切りもお願いしたり、獣医でも切ってもらうことができます。