子猫のオスメスの見分け方は難しい?子猫の性別判断方法を紹介!

子猫のオスメスの見分け方は難しい?子猫の性別判断方法を紹介!

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mofmo編集部

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意外かもしれませんが、とりわけ性別を知りたい生まれたての子猫の時は、獣医さんでも迷ってしまうほどにわかりにくいのです。これからご紹介する猫のオスとメスを見分ける方法は、きっと猫好きの方や、これから飼おうとと考えておられる方にとって、有益な情報となることでしょう。

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性格

子猫

MatthewSkretting/shutterstock.com

外見だけではなく、内面にもオスとメスならではの違いがあります。 もちろんそれぞれの性格は、性別だけではなく、個体差や受け継いでいる血統などもって生まれたものが大きく関係します。

さらに、母親猫といつまで一緒にいたか、どんな飼い主に育てられたかなど、環境によっても差が出てくるので、性別で性格を判断するのは難しいですが、ここでは、一般的に言われている雄猫と雌猫の性格の傾向についてお話ししたいと思います。

他の猫と喧嘩をしたり、大きな体の割に、オスは甘えん坊が多いと言われています。 飼い主さんに撫でなれたり、構ってもらうのも大好きで、何かとくっついて遊んでもらおうとする子が多いそうです。

外では戦うからこそ、自分が信頼できる人にはとことん弱いところを見せたり、愛情を欲しがるのかもしれませんね。

しかも感情表現がストレートで、アピール力にも長けている雄猫は、ゴロゴロスリスリと飼い主さんに全力で甘えながら、「遊んで」「お腹が空いた」と自分の欲求をそのままストレートに飼い主さんにぶつけるそうです。

ですから、飼い猫と触れ合うのが癒しになる人や、ペットとはいつも一緒にいたい人には雄猫が向いているでしょう。

子猫の時に去勢手術を受けると、雌猫に対して向かうエネルギーが全て飼い主さんに向くので、ますます甘えん坊になるとも言われています。

去勢すると、子孫を残そうという気持ちがなくなったり、子供の時の精神状態で止まってしまったり、自分を人間と思い込んでしまうようになると場合もあると言われているので、 人に抵抗なく甘えるようになるのでしょう。

ただ、オスは甘えん坊でありながらしっかりした一面もあり、自分より年下の猫や、新しく群に入ってきた猫の面倒を甲斐甲斐しく見るなど、頼りになる面があるという特徴もあります。

一方メスは、いかにも猫という気まぐれなタイプが多いそうです。

自分の気分によって甘えてきたかと思えば、さっといなくなったり、こちらが遊ぼうとしても、プイッと行ってしまったり、あくまでもマイペースな反応が帰ってくるそうです。

飼い主であっても、決して思い通りにならないところが魅力でもあります。

雌猫がそのような性格なのは、子育てを一手に引き受けるので、子猫を守るために警戒心が強く、人間にも他の猫にも一定の距離を保つようになっているからだそうです。

ですから雌猫は、基本的に一匹でいることを好むそうです。 独立心があり、人になびかず、自由気ままな猫の魅力を堪能したい方は、雌猫との生活が向いているでしょう。

行動

性別ごとの行動の差についてこれから考えますが、それは主に発情期に見られます。

オスメス共に、生後半年~1年ほどで発情期を迎えるようになり、子供を作ったり産んだりするために必要な体の機能も整っていきます。

しかし、発情期を迎える前の子猫の時から、発情期に見られるような独特の動きを見せるようになるので、子猫を貰い受ける時でも参考にすることができるでしょう。

オスは生後3ヶ月ほどで、別の猫に後ろから乗りかかる「マウンティング」、首に噛み付く「ネックグリップ」、腰を振る「ペルヴィックスラスト」という、交尾の予行練習のような行動を取るようになります。

このようにして、雌猫をゲットして、自分の子孫を確実に残すために必要な訓練を始めるのです。

実際の発情期を迎えると、メスを探して行動が活発になったり、大声で鳴いたり、お尻を高く上げて尿を壁や柱に撒き散らし、自分の縄張りを主張する「スプレー行為」をするようになります。

メスの場合は、子猫の時には特に目立った行動はありません。

実際の発情期を迎えると、落ち着きなく動きまわり、大声で鳴いたり、地面にコロコロと転がるような仕草をとったり、珍しく甘えてきたりします。

また、オスを受け入れる体勢でもある、「ロードーシス」と呼ばれるお尻を高く上げ、伏せのような姿勢をとるようにもなります。 そして雌猫も「スプレー行為」をして、尿に含まれているフェロモンで雄猫を呼び寄せます。

これらの行動は、自然界で生命を繋いでいき、種を残すためにインプットされている行動なので、去勢手術をしていない限り、環境や性格に関係なく時期が来ればするようになります。

まとめ

子猫

Tsekhmister/shutterstock.com

今日は、猫のオスとメスを識別するために、生殖器の見方、体格などの違い、性格の特徴、性別ごとの独特の行動をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

子猫の性別を見分けるのは至難の技ですが、今日ご紹介した4つの面を総合して確認していただければ、的中率も上がると思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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