「ナウフレッシュ・フィッシュ」ってどんなキャットフード?原材料を解析!

「ナウフレッシュ・フィッシュ」ってどんなキャットフード?原材料を解析!

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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今回はカナダが原産のプレミアムキャットフード「ナウフレッシュ」の中から魚メインの「フィッシュアダルト」を徹底分析してみたいと思います。魚がメインになっているフードのため、肉アレルギーのある子におすすめといわれています。では原材料や成分を分析し、愛猫に安心して与えることができるフードなのでしょうか?

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ナウフレッシュ「フィッシュアダルト」の原材料と成分

キャットフード

Africa Studio/shutterstock.com

ではフィッシュアダルトは実際のところどんなキャットフードなのでしょか?

原材料を分析して、安心して愛猫に与えることができるものかどうか見てみましょう。

原材料は以下の通りです。

トラウト(生・骨抜き・鱒)、鶏卵(乾燥・全卵)、ポテト、ポテト粉、エンドウ豆、エンドウ豆粉、天然香料(フィッシュ、チキン由来)、キャノーラ油、フラックスシード、ココナツ油、サーモン(生・骨抜き・鮭)、へリング(生・骨抜き・ニシン目ニシン科)、炭酸カルシウム、トマト、アルファルファ、リンゴ、ニンジン、スイートポテト、スクワッシュ(カボチャ類)、カボチャ、バナナ、ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ザクロ、パパイヤ、レンズ豆、ブロッコリー、チコリ根(乾燥)、リン酸、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化コリン、ビタミン類(ビタミンAサプリメント、ビタミンD3サプリメント、ビタミンEサプリメント、イノシトール、ナイアシン、Lアスコルビル2ポリフォスフェイト、dパントテン酸カルシウム、硝酸チアミン、βカロテン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、葉酸、ビオチン、ビタミンB12サプリメント)、ミネラル類(タンパク質キレート亜鉛、タンパク質キレート鉄、タンパク質キレート銅、酸化亜鉛、タンパク質キレートマンガン、硫酸銅、硫酸鉄、ヨウ素酸カルシウム、酸化マンガン、亜セレン酸ナトリウム)、タウリン、DLメチオニン、Lリジン、ラクトバチルス・アシドフィルス(アシドフィルス菌)発酵生成物、エンテロコッカス・フェシウム(フェシウム菌)発酵生成物、Lカルニチン、ローズマリー(乾燥)となっています。

では詳しく見てみましょう。

魚類

魚

azure1/shutterstock.com

フィッシュアダルトで第一原材料になっているのが「トラウト」つまりマスです。 他にもサーモン、ヘリング(ニシン)なども使用されています。

まず名前にある通り魚が第一原材料に使用されています。 肉食動物である猫にとって一番必要な栄養素は動物性たんぱく質です。

動物性たんぱく質は肉や魚から摂取できるため、魚がメイン原材料になっていることは猫の体のことを考えたフードをといえるでしょう。

猫は犬以上に動物性たんぱく質を必要とします。

魚がキャットフードに使われているメリットは、獣肉に比べて消化吸収が良いことです。 ですから消化機能が弱い猫にもおすすめできるたんぱく源なのです。

もちろん肉に対してアレルギーのある猫にもおすすめです。

また魚はDHAが豊富に含まれているため、血液をサラサラにする効果もあります。

もう一つ高く評価できるのは、使用している魚の品質です。

市販のキャットフードにはどんな原材料を使っているかわからない「副産物、ミール系」などが使用されていることがあります。

これらは食用として取り除いた後に残る本来なら破棄するような部位を乾燥粉砕して利用していることがあります。 当然栄養価が低く消化にもよくないので、愛猫家が避けたいとする原材料です。

しかしフィッシュアダルトではこういった粗悪な魚を一切使用していません。

油脂

猫に欠かせない栄養素の中には「油脂」もあります。フィッシュアダルトでは「キャノーラオイル、フレックスシード(アマニ)、ココナツオイル」が使用されています。

キャノーラオイルには必須脂肪酸の一つであるオメガ6脂肪酸が含まれています。そしてアマニとココナツオイルにはオメガ3脂肪酸が含まれています。オメガ3、オメガ6は皮膚や被毛の健康に欠かすことができない脂肪酸ですが、体内で生成できないため食事から摂取しなければなりません。

また魚がメイン原材料になっているということで魚に含まれているDHA、EPAが豊富に摂取できます。これらも猫の美しい皮膚や被毛の維持に欠かすことのでない栄養素です。 さらに免疫力を高める効果もあります。

またキャノーラオイルやココナツオイルの酸化防止剤としては、安全性の高い天然由来のミックストコフェロールを使用しています。

新鮮野菜とベリー

フィッシュアダルトでは厳選された新鮮な野菜や果物がたっぷり使用されています。

その一つが4種類のベリーです。

キャットフードには珍しいブルーベリー、クランベリー、ラズベリー、ブラックベリーを使っています。

ビタミンの宝庫ともいえるベリー類ですし、クランベリーにはキナ酸という結石や下部尿路結石を予防する効果がある成分が含まれています。

アルカリ性から酸性にpHをコントロールする効果があるため、アルカリ性による尿路結成の予防にもなるかもしれません。

しかし一つ気になる点は、じゃがいもやえんどう豆が高い割合で用いられていることです。

フィッシュアダルトは穀物を使用していないので、穀物の代わりの炭水化物源としてジャガイモやえんどう豆を使用していることが考えられます。 植物性たんぱく源としても使用されています。

しかし猫は炭水化物はそこまで必要としない動物ですし、ジャガイモは高GI炭水化物になるので、摂取しすぎは肥満の原因ともなりかねません。

合成保存料

フィッシュアダルトは余計な添加物を一切使用していません。

市販のキャットフードを見ると日持ちさせるために酸化防止剤や防腐剤がたくさん使用されています。 またおいしそうに見せるために着色料でカラフルにしています。

しかしこれら合成添加物の中には発がん性、内臓疾患、けいれん、アレルギーといったリスクがある物もあります。 外国では使用が禁止されているものもあります。

フィッシュアダルトではこういった危険な添加物は一切使用していません。

しかし油脂を使用しているキャットフードはどうしても酸化してしまうため、酸化防止剤の使用は避けられません。

そこでフィッシュアダルトでは天然由来の安全性が高いビタミンC、ビタミンE、ローズマリーを酸化防止剤として使用しています。

しかし天然のものは合成酸化防止剤に比べて酸化防止効果が弱いので、開封後は保存に気をつけ、早めに消費しましょう。

成分

ではフィッシュアダルトの成分を見てみたいと思います。

成分は以下の通りです。

粗タンパク質30%以上、粗脂質19%以上、粗繊維質2.5%以下、灰分6%以下、水分10%以下、カロリー398.8kcal/100gとなっています。

たんぱく質、脂肪共に大変栄養価の高いフードといえます。

エネルギーを見てみると、ナウフレッシュキトンよりも高くなっています。 ですから活発な猫や太らせたい猫に最適かもしれません。

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1 名無しさん
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聞いたことあるけどあんまり見たことないかも?どこにでも売ってるの?グレインフリーなのは良いかも。今度見てみたら買ってみたいです。うちの猫ちゃんは好き嫌いが多くてなかなか食べてくれないのもあるので色々なものに挑戦しています。