犬の生意気な態度改善方法!言うことを聞いてくれない理由とは!?

犬の生意気な態度改善方法!言うことを聞いてくれない理由とは!?

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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あなたはどんな性格のワンちゃんが好きですか?人懐っこく甘えてくるワンちゃん、従順な子、元気いっぱいでどんな時も楽しそうなワンちゃんもいいですよね。しかし時には、生意気な態度を取る子もいます。そんな時、私たちはどのような対応をすべきでしょうか?今回は生意気なワンちゃんについて分析します。

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ワンちゃんの生意気な態度の改善方法

ワンちゃんが生意気な態度を示す理由を知ることができましたね。

ポイントはしっかりとした主従関係です。

そのような関係が出来ていないので問題となるのです。

では、そうした原因から生じる生意気な態度を正すためにはどのようなことができるでしょうか?

主従関係をはっきりさせる

曖昧な主従関係をはっきりとさせることが大切です。

飼い主がリーダーとなることができるような認識をもってもらわなければいけません。

また飼い主の家族も立場をしっかりと定めるようにしましょう。

つまり、飼い主の家族の中で一番下がワンちゃんであることをどんな時もはっきりとさせるのです。

わたしたちの曖昧な態度や行動はワンちゃんを正しい主従関係から遠ざけてしまいます。

そのためにはしつけに一貫性を持たせることが非常に大切です。

飼い主の気分によってしつけの基準を変えないようにしましょう。

ある時は厳しく叱ったりある時は甘やかしたりしていると、ワンちゃんはなぜ怒られているかが分からずしつけられることができません。

また飼い主がワンちゃんの対応や気分でしつけを変えてしまうなら、ワンちゃんは自分中心の考え方をしてしまうことでしょう。

ワンちゃんが嫌がったならしつけをやめたり、喜ぶことだけを行なったりするなら、しつけではなくワンちゃんの言いなりの練習です。

ワンちゃんのほうが格上だと教えているようなものなのです。

犬のしつけ

ChickenStock Images/shutterstock.com

主従関係を作るためのしつけ

では実際にどのようなしつけの方法が一貫性のあるものと言えるのでしょうか?

主従関係をはっきりとさせ、生意気な態度を改善させるしつけの方法をご紹介します。

ルールを決める

まず飼い主さんの家族の中でしっかりとしたルールを作るようにしましょう。

「ワンちゃんがどんなことまでならしていいのか?」「どういったことをすると叱るべきなのか?」などの点を飼い主とその家族が把握するようにするのです。

よくあることですが、家族の中の誰か一人は叱りますが、他の家族は叱らなかったり甘やかしたりするかもしれません。

そうなると、しつけに一貫性がなくなりワンちゃんは正しい認識を持つことができなくなります。

ですから、しっかりと家族みんなで共有するルールを決めましょう。

叱る

ワンちゃんにとって一貫性をもって叱ることはとても大切です。

悪いことをしたならはっきりと叱ってあげましょう。

この時に大切な点が飼い主が感情的にならないということです。

感情的になってしまうなら、基準を超えて叱ってしまったり、ワンちゃんがトラウマになるほど強く怒鳴ったり暴力をふるってしまうかもしれません。

家族で決めたルールに基づいて、叱る時は自制をもって叱りましょう

声のトーンを低くして叱ってあげてください。

また、叱る時や注意する時の言葉にも一貫性を持たせてください。

ワンちゃんは人間の言葉自体の意味を理解するわけではありません。

飼い主の口調や雰囲気で怒っていることを察し、その時に発音された言葉を結び付けるようになるのです。

ですから、長い言葉をつかったり、叱り言葉をいつも変えたりするなら、ワンちゃんはいつまでたっても自分が怒られていると感じないでしょう。

ですから、「ダメ」「ノー」といった短くわかりやすい言葉を使っていくことにしましょう。

問題行動をする犬

Jeroen van den Broek/shutterstock.com

褒める

褒めることは大切です。

ただ叱るだけでなく、良いことをしたりトレーニングが成功したりするならしっかりと褒めてあげましょう。

叱る時に低いトーンを用いたなら、褒めるときは高いトーンで褒めてあげるのが良いでしょう。

一貫性をもたせるなら自分が褒められていることを理解でき、その基準も飼い主にあることを知るでしょう。

正しく褒められることでワンちゃんはさらに飼い主に従おうとします。

そうして主従関係がつくられていきます。

ワンちゃんの要求にいつでも答えない

ワンちゃんが飼い主に指示を出すのではなく、飼い主が指示をだすという形を崩さないようにしましょう。

時にはワンちゃんが要求してくることがあります。 「ごはんが食べたい」「遊んでほしい」などです。

しかし、それにいつでも答えないようにしましょう。

飼い主の方からそうした提案をするようにしましょう。

そうすることで、どちらが要求を聞き入れる立場であるかをはっきりさせることができます。

これは散歩のときのリードについても同じことが言えます。

ワンちゃんが行きたいところに飼い主がついていくことがないようにしてください。

散歩のルートは飼い主が決めます。

時にはワンちゃんが強く自分の主張を通そうとしてリードを引っ張ることがあります。

そんなときもワンちゃんに流されてしまわないようにしましょう。

生活空間を制限する

ワンちゃんにすべての自由を与えないようにしましょう。

例えば、飼い主の家族が座るソファーやイスにワンちゃんを座らせないようにできます。

また、移動できる場所も制限し飼い主だけが入れる場所を作ることができます。

そうすることで、ワンちゃんの立場をしっかりと示すことができます。

家族の中で一番下の立場であることを明記させるのです。

信頼関係を深める

しつけで大切なことは信頼関係です。

主従関係といっても、高圧的になったりひどく扱ったりしてはいけません。

ワンちゃんを優しく扱い、信頼関係を築くことができるようにしましょう。

立場が下であっても全く相手にしないということではありません。

スキンシップをしっかりと取ってあげて愛情を示してあげましょう。

いつも落ち着いて優しい穏やかな態度や表情で接するようにしましょう。

そうするとワンちゃんも緊張することなく飼い主と一緒にいたいと思うのです。

主従関係をはっきりさせると同時に喜んでわたしたちに従いたいと思ってもらえるようにしましょう。

そうすると、生意気な態度を取るのでもなく、怯えてしまうこともなく、わたしたちと良い関係を保つことができるでしょう。

適切なときに褒める

4 PM production/shutterstock.com

まとめ

生意気なワンちゃんについて、その原因や改善方法をお伝えしてきました。

生意気なワンちゃんは飼い主との立場関係をはっきりと理解できていません。

ですから、ワンちゃんに問題があるというよりは、そうしたしつけができなかった飼い主であるわたしたちに問題があったというべきなのです。

生意気な態度をやめさせて正しい主従関係へと改善するためには、しっかりとしたしつけをもう一度行うことが大切です。

そのためにはいくらか時間と飼い主の辛抱が必要でしょう。

しかし、そうした労苦を惜しまないようにしてください。

正しい主従関係はワンちゃんを本当に幸せにするものなのです。

是非とも愛ある信頼関係を築いていくために、しっかりとしつけをしてあげましょう。

きっとその努力は報われるに違いありません。

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3 名無しさん
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上下関係がワンちゃんにもあると聞いて納得しました。いつも同じ目線で話したり対応をしてると基本的に下に見られて舐められます。かと言って怒ってばっかも良くないですが、ちゃんと飼い主の立場が上だって言うことをわからせてあげることが大事なんだと思います。

2 名無しさん
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うちのワンちゃんは毎日じゃないけど、時々生意気な態度をとります。というよりあまのじゃくになる時がある。おいでって言ったら来なくなって、そっぽ向くとこっちも来る。構って欲しいってことなのかな?どうしたものか。。

1 名無しさん
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