愛犬に残飯を与えてはいけない理由を徹底解説

愛犬に残飯を与えてはいけない理由を徹底解説

update
mofmo編集部

mofmo編集部です。

mofmo編集部

飼い主の皆さん、愛犬にどんな食べ物を与えていますか?ドックフードを与えている方もいれば、食事を手作りしている方もおられるようです。中には、人間が食べた物の残飯を与えていると言う飼い主さんもいるようです。今回は、犬に残飯を与えることについて調べてみました。犬に残飯を与えることに問題は無いのでしょうか?

update

ドッグフードを与えていれば安心なの?

Pet eating food. Dog eats food from bowl

Gladskikh Tatiana/shutterstock.com

上記の理由から、残飯を愛犬に与えるのはあまりお勧めできません。では、やはり愛犬にドックフードを与えていれば安心なのでしょうか。

一概にそうとも言い切れません。ドッグフードも様々なドッグフードが販売されています。一般的に、安価なドッグフードには愛犬に害を及ぼす原材料が使用されていることもあります。

ドッグフードを選ぶ際には、どのような原材料が使用されているかしっかりとチェックしなければいけません。次は、ドックフードを選ぶときのポイントをご紹介します。

ドッグフードを選ぶポイント

ポイント1:人工添加物不使用

ドッグフードを与える際は、人工添加物不使用のもの選びましょう。安価なドッグフードには、愛犬の健康に害を与えかねない、香料や保存料、酸化防止剤、人工着色料などが使用されていることがあります。

例えば、酸化防止剤としてBHAやBHTが使用されていることがありますが、これらは発癌性の危険があると言われています。

また、赤色3号、青色2号、赤色105号などの合成着色料には、発がん性があると言われています。 赤色40号、赤色102号などにはアレルギーを発症する危険性があると言われています。

ドッグフードのパッケージを見て、これらの人工添加物が使用されていないドッグフードを選ぶようにしましょう。

ポイント2:グレインフリーかどうか

Gluten Free Healthy Lifestyle Concept

Rawpixel.com/shutterstock.com

グレインフリーとは、穀物不使用と言う意味です。犬はもともと肉食で、穀物を消化するのが得意ではありません。ドッグフードに含まれている穀物が多いと、下痢をしたり、消化不良が起こしてしまう犬もいます。

例えば、小麦ととうもろこしに含まれるグルテンは犬にとって消化が非常に困難な食べ物です。もともとお腹が弱く下痢をしやすい犬の場合は、グレインフリーのドッグフードを与えるのが良いでしょう。

お米も穀類に含まれますが、お米の場合はアルファ化と言う処理をしていれば、消化ができますし、もともと消化しやすい食べ物ですので、お米が含まれているからといって避ける必要は無いかもしれません。

しかし、小麦アレルギーなどの穀物アレルギーのある犬の場合はやはり、グレインフリーのドッグフードを与えるのが良いでしょう。

また、犬にとって一番重要な事は、動物性タンパク質を摂取することです。

ポイント3:高タンパク低脂肪かどうか

犬は、動物性タンパク質を摂取することが必要です。安価なドックフードだと、肉の副産物と言われる新鮮ではない肉や、内臓や皮などを使用していることがあります。このような質の良くない動物の肉を使用しているドッグフードを与えていると、残飯を与えている時と同様、愛犬の健康に害を及ぼします。

ドックフードのパッケージの表示位置をよく見て、動物性タンパク質としてどのような肉を使っているかを確認するようにしましょう。チキンやラム肉などは低脂肪で犬に与えるのに適しています。

また、パッケージの成分表のところを見て、粗タンパクが25〜30%以上の高タンパクなものを選びましょう。

ポイント4:ヒューマングレードの原材料が使用されているか

funny concept of dogs and food, Time for breakfast,isolated on white

VP Photo Studio/shutterstock.com

ヒューマングレードと言うのは、人が食べれることのできるレベルの原材料を使っていることを指します。例えば、無農薬の野菜や果物が使用されていたり、契約農家が栽培しているものだけを使用していたりします。

また、動物性タンパク質となっている動物の飼育にこだわりの方法があったり、抗生物質を投与していない方法がとられていることがあります。

動物に与えるものだからといって、質の悪い原材料を使用し作られているドックフードもあります。しかし、ヒューマングレードと記載がされているなら、原材料を厳選して選んでいることがわかるので、安心して愛犬に与えることができるのではないでしょうか。

まとめ

今回はこの記事を通して、犬に残飯を与えるのは基本的には良くないことをお伝えしました。

愛犬は家族の一員なので、食事も一緒にと言う考えの方もいるかもしれません。しかし、犬と人間は違う動物ですので、食べ物も犬にふさわしい食べ物与えるのが1番良いですね。

また、ドックフードを選ぶ際のポイントについてもご紹介しました。たくさんのドックフードが販売されていますので、最善のものを選ぶのは難しいかもしれませんが、できるだけ質の良いドックフードを選んで愛犬に与えてあげましょう。

そうすることによって、愛犬の健康寿命を長くしてあげることができます。

ドッグフードおすすめ16選!安心安全&目的別の正しい選び方

原材料を見てもいったいどのような食材や栄養素が、愛犬の健やかな成長に役立つのかわからず、選び方の基準を知りたいと思う方もいるのではないでしょうか。 この記事では愛犬の食事に関する悩みや目的別に、おすすめのドライフード・ウェットフード16種類をご紹介していきます。

https://mofmo.jp/article/20998

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (1件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板

1 名無しさん
通報

人間の食事は犬にとっては塩分が多すぎます。高血圧のリスクや病気を避けるためにも、しょっぱい味付けをしてしまったものは、ワンちゃんにあげるのは避けた方が無難です。調理前の段階で、細かく刻んだ生野菜をあげると、ビタミンや食物繊維などの必要なものが採れるのかなと思って居ます。しかしにんにく玉ねぎ、ニラなどワンちゃんの命に関わる危険がある食材もあるので、心配なかたはやはり市販のドッグフードを与えていれば問題はないと思われます。