愛犬の終活についても向き合おう。準備しておくことを徹底解説。

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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最近では「終活」という言葉をよく耳にしますよね。多くの人は自分の最後の時を意識してこの活動を行なうようです。人間の行なう活動ではありますが、ワンちゃんには「終活」が必要でしょうか?またどのようにそうした活動を行うことが出来るでしょうか?今回はワンちゃんの終活について、様々な情報をご紹介しますね。

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ワンちゃんの最後を考える

犬 落ち込む

shutterstock.com

病気にかかり、ワンちゃんが寝たきりになる場合があります。ワンちゃんに強い痛みがあり、ずっと苦しんでいる状況にもなり得ます。また、意識がなくなり、ほとんど動かなくなったとしても、最新の医療技術によって命を維持することもできます。

そうした場面でどのような決定を下すかも考えておくことが出来るでしょう。

当然ながら、これは飼い主さんの考えや倫理的な問題が関係してくることです。最後の対応について下記で少し触れますが、それは紹介していることを勧めているわけでも、否定しているわけでもありません。

延命治療をするか

重い病気の場合の治療方針といえます。「延命治療をするか、しないか」という問いにも飼い主さんが決定を下すべきでしょう。

安楽死について

安楽死を選択する飼い主さんもいます。ワンちゃんの状況に左右されると感じている飼い主さんも多いようですが、これも他の人がどうかは関係がなく、ワンちゃんの飼い主さんがよく考えて決めるべきことですね。

ワンちゃんの火葬・葬儀

Thai religious ritual for the cremation. The corpse in the coffin is burning in the cremate.

Peterpancake/shutterstock.com

すべてのワンちゃんには必ず最後があります。これはどんなワンちゃんでも避けることが出来ないものです。ですから、亡くなったワンちゃんをどうするのかを事前に考えておく必要があります。

人間が無くなった場合、法律で墓地や埋葬などの決まりがあります。火葬方法や火葬施設などにも規則があり、それに則った仕方で行わなければいけません。

・ワンちゃんの場合はどうなるのでしょうか?

ペットが亡くなった場合、法律上ではペットの亡骸は一般廃棄物となります。ですから、役所に処理をお願いすることも出来ます。しかし、その場合は火葬のみで、骨が残ることもないでしょう。

それでは悲しいという方もおられるでしょう。最近では人間と同じような葬儀もあります。予算や飼い主の思い入れによってかなりの選択の幅があります。

飼い主さんの意向や宗派などにより葬儀には多くの違いがでることでしょう。あらかじめ望む方法を考えておくことが出来ますね。

火葬のみ

最もシンプルな方法です。火葬で骨が残ることはありません。火葬にも様々な種類があります。火葬をお願いする相手によって火葬方法にかなりの差がありますので、選ぶことが大切です。

火葬と納骨

火葬して納骨するという方法です。お寺などのペット霊園のあるところで受け入れていることが多いようです。お寺以外にも民間経営の霊園もあります。ワンちゃんの体重によって料金が異なるでしょう。

葬儀

葬儀を行わない飼い主さんも多いですが、葬儀を行う人もやはりおり、その程度にも幅があります。こちらも飼い主さんの意向と金額によっていろいろと選ぶことが出来るでしょう。

ペット専用の葬儀会社もありますし、人間の葬儀会社がペットに対応している場合もあります。家族だけで葬儀を行うことも出来ますし、プランによっては参列者を迎えることも出来るようですね。自宅で行う訪問タイプのシンプルなものから非常に豪華なものまでたくさんの種類があります。

ペット火葬の種類

現在の日本ではペットの遺体を火葬することが多いでしょう。火葬の方法にもかなりの違いがありますので、それぞれご紹介したいと思います。

自治体

各自治体ではペットの遺体を引き取ってくれます。費用が最もかからない方法でしょう。

公的機関として経営しているため特別な葬儀や供養などはないでしょう。遺体は一般廃棄物として処理されるので、当然返骨などはありません。遺体の扱い方などにこだわりのない方であれば、自治体にお願いできるでしょう。

個別火葬

ワンちゃんの遺体を個別で火葬してもらう方法です。火葬や葬儀をも行なってくれるところが多いでしょう。

1頭だけのためにすべてを行なってくれるので、費用としては一番高額になります。ワンちゃんに強い思い入れがあって、すべての方法などを自分たちの方法で行ないたい場合に向いているでしょう。高額ですが、丁寧な仕方で行われます。

合同火葬

遺体を業者さんに預けて、そのほかのペットたちと合同で火葬してもらう方法です。個別火葬で得られる時間や丁寧さはありませんが、かなり費用を抑えることが出来ます。

訪問火葬

個別火葬の訪問版です。専用の車で訪問してくれるサービスです。その車には、その場で火葬する設備があり、自宅で火葬してくれます。費用にはばらつきがありますが、こちらも高額になることがあります。

思い入れのある自宅で火葬を行なえるという点や、ワンちゃんが亡くなったその場で、火葬までそのまま行えるという手間の掛からなさがメリットだと言えますね。

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1 名無しさん
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ワンちゃんはいつかいなくなってしまうものだし、そういうことも含めてしっかりとケアしてあげることがペットを飼うってことですよね。でも自分が先に死んでしまうかもしれないってのは、盲点でした。最近は一人暮らしでペットを飼う人も多いし、万が一のことも考えておかないといけませんね。