大事な愛犬にもおしゃれを…お散歩が楽しくなったりメリットもご紹介!

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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最近、散歩に行くと洋服を着たわんちゃんをたくさん見かけるのではないでしょうか。室内飼育頭数が増えた影響もあって、『わんちゃんに洋服を着せる』飼い主さんが増えています。しかし実際には愛犬に洋服着せた方が良いのか迷っている飼い主さんも多くおられるようです。

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お散歩の時に愛犬に洋服を着せるメリット

Woman gathering dog poo in park

Africa Studio/shutterstock.com

抜け毛対策

季節の変わり目になるとわんちゃんの抜け毛でお悩みの飼い主さんも多いようです。洋服を着ると抜け毛が落ちずお掃除もとっても楽になります。

またお散歩の途中にドッグカフェなど公共の施設でお休みする時などは、洋服を着せておくと良いかもしれません。わんちゃんを飼っていない人からすると毛が飛んできたりするのはあまりいい気持ちはしないでしょう。そのため洋服を着せていることが入店のルールになっているカフェも有ります。公共の場所でくつろぐ時もマナーとして洋服を着せることによって周囲の人に配慮を示したいと思うのではないのでしょうか。

汚れ防止

被毛は体の中で特に汚れやすいところといえます。被毛の長さが長いほど汚れは絡まり付着します。毎日のお散歩が日課ならばその分しっかりケアするための時間も作らなければなりません。

そこで頼りになるのが洋服です。わんちゃんの服は汚れを犬の体に付けないというメリットがあります。

特に雨の日のお散歩は大変です。レインコートを着せないで散歩に出かけた場合、体が濡れるだけではなく、泥も跳ねてきて拭いただけでは取れなくなってしまいます。その度にシャンプーすると体の皮脂まで落ちて皮膚が弱くなってしまいます。わんちゃんのシャンプーはおよそ1ヶ月に1〜2回程度といわれていますので適正頻度は増やさない方が良いでしょう。

レインコートを着れば濡れることも汚れることもありません。特にダックスフンドなどの犬種は足が短いため腹部が汚れやすいので、レインコートを着てお散歩をすることをおすすめします。

また雨の日ではなくても花粉や落ち葉などが付いてしまいます。まして草むらなどに入ったら何を付けてくるかわかりません。もちろん自宅に入る前にはブラッシングで付着物は取り除くこととは思いますが、そんな時でも洋服を着ていればブラッシングの負担も少なくて済むのではないでしょうか。

病気予防

わんちゃんが散歩に行った時につけてくるものは花粉や落ち葉だけではありません。ダニやノミなどもつけてきます。ダニやノミはご存知の通りアレルギーの原因になります。刺咬による刺激に加え、唾液などによる刺激によって強いかゆみが引き起こされます。かゆみにより激しく引っ掻くことで皮膚症状が悪化し二次感染に繋がることもあります。重症になると脱毛することもあります。

もちろんノミ・ダニの予防薬は使っているとは思いますが、それらに加えて洋服を着せることも対策の一つといえます。

またなんらかの理由でアレルギーや皮膚炎を起こしてしまったわんちゃんにも洋服は効果的です。なぜならば塗った薬や患部をわんちゃんが舐めないように注意しなければなりませんので洋服はそのためにも便利といえます。

防寒対策

「雪やこんこん、あられやこんこん……犬は喜び庭駆け回り……」という唄から連想すると犬は寒くてもへっちゃら!というイメージがあるかもしれません。確かにシベリアンハスキーなどは極寒の中、犬ぞりを引いて喜んで駆け回っているわけですから寒さに強い犬として多くの方に知られています。しかし全てのわんちゃんが同じというわけではありません。中には寒さに非常に弱いわんちゃんたちもいます。そのようなわんちゃんたちが散歩に行く時には防寒服を着させてあげると良いかもしれません。では、寒さに強いわんちゃんと弱いわんちゃんにはどのような違いがあるのでしょうか。

寒さに強いわんちゃんと弱いわんちゃんの違い

違いは被毛の構造にあります。わんちゃんの被毛はダブルコートとシングルコートがあります。

ダブルコートのわんちゃんは二重に毛が生えていて、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)に分かれています。オーバーコートと呼ばれている太くて硬い毛は、紫外線や雨風など外部の刺激から皮膚を守る役割があります。アンダーコートは柔らかく皮膚を覆うように生えていて、皮膚を保湿したり寒さから守る役割があります。

寒くなるとオーバーコートは抜け落ち、代わりにアンダーコートが体を覆うように生えてきます。反対に暑くなるとアンダーコートが抜け落ち、オーバーコートが新しく生えてきます。ダブルコートのわんちゃんはある程度の気温の変化に被毛の生え変わり方で対応でき、寒さに強いわんちゃんといえます。

ダブルコートのわんちゃんは季節が移り変わる時は、オーバーコートやアンダーコートが生え変わる換毛期というものがあるため抜け毛が多いです。

シングルコートのわんちゃんはダブルコートと違い、アンダーコートがほとんど生えていないため換毛期はありませんので抜け毛は少ないです。しかし、保温や保湿の役割があるアンダーコートがあまり生えていないため、寒さが苦手なわんちゃん達といえます。

したがって防寒対策としてお散歩のときに洋服を着させてあげたいわんちゃんは『シングルコート』のわんちゃん達といえます。

しかし室内飼いのわんちゃんが増えているこの頃では、もともと寒さに強いダブルコートのわんちゃんだったにもかかわらず寒さに対する耐性が弱まり、冬になってもアンダーコートが伸びず換毛期の仕組みが乱れてしまっているわんちゃんもいます。『ダブルコート』のわんちゃんであってもぶるぶると小刻みに震えていたり、体を小さく縮めていたりと寒い時のサインを出していたら防寒対策をして散歩に連れて行ってあげてください。

そのほかにも『幼犬』や『シニア犬』は自分で体温調節ができませんし、光沢のある滑らかな毛質の『スムースコート』のわんちゃんは被毛がつるつるしていて短く、寒さに弱いといわれています。ドーベルマンやフレンチブルドッグの毛質がこのスムースコートのわんちゃんといわれています。

また『小型犬』に関しては、身体が小さいため体温が保ちづらく、地面に近いことで冷気を感じやすいといわれています。チワワをはじめトイプードル、ヨークシャーテリア、ウィペット、ミニチュアピンシャー、イタリアングレーハウンドなどが寒さに弱いわんちゃんです。

特にイタリアングレーハウンドはかなりの寒がりです。秋の初めくらいからノースリーブを着させ、冬の初めはトレーナー、真冬のお散歩にはモコモコで風を通さないダウンに耳も覆えるスヌードなどと十分なファッションを楽しむことができるくらいの寒がり屋さんです。

夏の対策

熱中症対策

わんちゃんは体温調節が不得意な上、人間よりも体温が高いため熱中症になりやすいといわれています。シングルコートのわんちゃんであっても猛暑・酷暑といわれる夏の気温にバテているわけですからダブルコートのわんちゃんたちにはなおさら注意してあげる必要がありまえす。

夏服を選ぶ時には体に熱がこもらない素材のものを選んであげる必要があります。風通しの良いレースやメッシュ、触るとヒンヤリする冷感素材のものや水を含ませたものなどを選んであげることが基本です。

UVカット対策

最近は皮膚の弱いわんちゃんが増えています。夏の日差しが直接降り注がれることによって紫外線によるダメージを皮膚や被毛が受けてしまいます。わんちゃんの日焼けは人間のように小麦色にこんがり焼けるのではなく、紫外線によって皮膚が炎症してしまいます。被毛が密に生えていて皮膚が隠れているわんちゃんであるなら皮膚へのダメージを抑えてくれますがその分被毛にダメージがきてしまいます。

そのため夏の被毛カットは注意が必要です。サマーカットをして確かに風通しは良くなり体温の上昇を防ぐことはできますが、紫外線ダメージは受けやすくなってしまうのです。

ですからサマーカットをしているわんちゃんの場合、お散歩する時にはUVカットの施された服を着用して皮膚を保護してあげると良いでしょう。

アスファルトなどの照り返し熱も気をつけてあげて!

真夏のアスファルトからの照り返し熱も相当な暑さです。特に足の短い犬種(ウェルシュ・コーギーやダックスフンドなど)や小型犬(ポメラニアンやトイプードルなど)は照り返し熱にさらされているためクールベストなどでお腹部分を守ってあげると良いかもしれません。大型犬や中型犬なども小型犬よりは高い位置ではあっても照り返し熱にさらされています。散歩の時には同様に気をつけてあげてください。

虫刺されの防止

上記「病気予防」のところではダニやノミについて触れましたが加えて蚊の脅威にもさらされています。わんちゃんを飼っている人ならご存知のこととは思いますが、蚊から感染するフィラリア症に注意しなければなりません。対策としてはやはり洋服を着せることです。夏の暑い時期、アスファルトを避けて草むらで散歩をしたり、夜に散歩に行く飼い主さんは多いと思います。愛犬の洋服に虫除けスプレーをかけて着用するなら虫刺され防止に効果的といえます。

ここまででお散歩の時に愛犬に洋服を着せることのメリットを考えてきました。着せるかどうかの選択は飼い主さん次第です。まずは愛犬が嫌がるかどうかが問題になってきます。今まで洋服を着せたことがないわんちゃんに無理やり着せるとストレスになってしまいます。愛犬が執拗に嫌がるようならば無駄なストレスを増やさないためにも洋服は諦めた方が良いかもしれません。

しかし、散歩の時に洋服が犬を守るために効果的に働いてくれるわけですから洋服に慣れてもらうことは良いことです。では愛犬に洋服を慣れさせるポイントについてもお伝えしたいと思います。

洋服に慣れさせるポイント

Cropped image of handsome young man with labrador outdoors. Man on a green grass with dog. Cynologist

4 PM production/shutterstock.com

時期的には出来るだけ子犬の頃からが良いでしょう。洋服を着せる練習はご褒美の「おやつ」をすぐそばに置いておこないます。首を通したら「おやつ」、腕を通したら「おやつ」と洋服を着ると良いことがあるというイメージを与えることが必要です。こちらの動画を見るとわかりやすいと思います。

洋服を着た時には愛犬の好きなドッグランや公園などに連れて行くと『洋服を着ると大好きなところに連れて行ってもらえる』と楽しみを持たせるのも良いでしょう。

大切なこととして愛犬が嫌がったらすぐに脱がせるようにしてください。「その洋服だけ」がダメなのか「ほかの洋服」もだめなのか「ほかの洋服は大丈夫」なのか少し分析してみてください。もしかしたサイズが合わなかったのかもしれませんし、素材が気に食わなかったのかもしれません。ドッグフードに好みがあるように洋服にも好みがあるようです。一種類のドッグフードを食べなかったとしてもほかのドッグフードを与えてみるのではないでしょうか。それと同じように、一つの洋服を着ない場合であっても他の洋服で試してみてください。もしかした愛犬のお気に入りの洋服が見つかるかもしれません。

では次にわんちゃんのお散歩用レインコート、防寒服、夏服をALPHAICONの中からご紹介したいと思います。

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