「タイ猫」ってどんな猫?気になる性格とシャム猫との違いを解説!

「タイ猫」ってどんな猫?気になる性格とシャム猫との違いを解説!

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タイ猫は、くさび形の頭に大きな耳、細長い手足と尻尾をもつオリエンタルタイプの美しい容姿をしています。最大の特徴は、ポイントがある毛色とサファイヤブルーの目ですが、「タイ猫とシャム猫の外見が似ている」と思ったことはありませんか?今回は人気のタイ猫とシャム猫との違いや気になる性格についてまとめました。

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シャム猫がかかりやすい病気とは?

猫を診察する獣医

Nejron Photo/shutterstock.com

シャム猫は他の猫種と比較すると、病気にかかりやすい猫と言われています。

どんなに健康管理に気を付けていても、遺伝子によって病気にかかる可能性もあるので、シャムの子猫を迎える際には、親猫の病歴を確認しておくのが無難です。

シャム猫がかかりやすいと言われている以下のような病気について事前に知り、準備しておくことは大切です。

先天性難聴(せんてんせいなんちょう)

シャム猫のようにブルーアイや白い被毛を持つ猫種は、先天性難聴になる可能性が高い傾向にあります。

大きな音や声を立てても反応しないようなら発症している可能性もあるので、動物病院を受診しましょう。

猫は耳だけでなく、視覚や嗅覚も優れているので日常生活に大きな支障はありませんが、外出は危険が伴いますので室内飼いをおすすめします。

進行性網膜萎縮症・進行性網膜変性症

シャム猫は目の病気にかかりやすい猫種として知られています。進行性網膜萎縮症は遺伝性の目の病気で、最悪の場合は失明する危険性もあります。

4~5歳頃に発症することが多い傾向にあり、夜間の視力が少しづつ低下して進行していく病気です。残念ながら、この病気の治療法は見つかっていませんが、病院の遺伝子検査で発症の可能性を調べることは可能です。

眼球振盪(がんきゅうしんとう)

眼球振盪はシャム猫特有の病気で、遺伝的な要因が高いと言われています。

眼球が左右に細かく揺れるといった症状があらわれます。

角膜黒点壊死症(かくまくこくてんえししょう)

角膜黒点壊死症は、目の角膜の中央に黒いかさぶたのようなものができる目の病気です。

症状が進行すると痛みもでてきますし、角膜が壊死している状態なので早めの処置が必要です。

慢性腎不全(まんせいじんふぜん)

年齢を重ねると腎臓の機能が低下し、脱水症や尿毒症を発症する病気です。

なかなか気づきにくい病気ですが、食欲の低下や嘔吐、多飲多尿、体重の減少、口内炎などの症状があらわれるなら慢性腎不全を発症している可能性があります。

シャム猫を飼うのが向いているのはどんな人?

シャム猫とスキンシップをとる親子

Iakov Filimonov/shutterstock.com

シャム猫はいたずらが大好きで気難しい一面もあるので、根気強いしつけが求められています。

特に猫の場合、犬と違ってしつけが難しいので、何度も時間をかけてしつけることができる人でなければいけません。

また、甘えん坊な性格もしているので、毎日スキンシップや遊びの時間がとれることも必要です。つまり、長時間家を留守にする人には向いていないと言えるでしょう。

シャム猫を家族として迎えるには?

シャム猫はペットショップやブリーダーなどから迎え入れることができます。

「タイが生んだ宝」と呼ばれるほと優雅な振る舞いや容姿が世界中の猫愛好家たちを魅了してきました。現在は昔ほどではありませんが、その人気は衰えることありません。

そのため、値段が気になる方も多いことでしょう。実は、迎え入れる先によって値段は異なってきます。

一般的にペットショップからシャム猫を迎えいれる場合、8~20万円が相場と言われています。一方、ブリーダーさんから直接迎えいれる場合は、10~20万円の間が平均相場となっています。

親猫が血統書付きのシャム猫だったり、キャットショーなどで活躍している猫を親としている場合は、30万円以上で取引されることもあります。

値段の差が激しいですが、たとえ高額のシャム猫だとしても健康管理をしっかりしなければ病気になる可能性はあります。

ですから、値段だけで判断せず、本当に家族として迎えたい!と思える子を選ぶようにしましょう。ちなみに里親募集でもシャム猫を見つけることは可能です。ペットショップやブリーダーに行く前に、里親募集がないかチェックしてみるのもいいかもしれませんね。

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