ねこにレタスは与えても大丈夫!?期待できる健康作用やあげる場合の注意点を解説していきます!

ねこにレタスは与えても大丈夫!?期待できる健康作用やあげる場合の注意点を解説していきます!

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レタスと言えばサラダによく使われるメジャーな野菜です。鮮やかな緑色で彩りも良く、みずみずしい歯ごたえが特徴的です。レタスが好きだという人はたくさんいますが、ねこの中にもレタスを食べる子は少なくないようです。今回はそんなレタスをあげるメリットやあげる際の注意点について書いていきたいと思います。

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ねこにレタスを与える際に忘れて欲しくない三つの点

器に盛られたフレッシュなレタス

Nor Gal/shutterstock.com

とはいえレタスを時々与えるのは悪いことではありません。特にレタスが好きな子のためには、気分転換やおやつにあげても良いでしょう。しかし注意点がいくつかあります。以下のような点に注意して猫ちゃんにレタスをあげてください。

1.生のまま、ごく少量がオススメ

ねこは元来肉食動物です。そのため生のままの野菜を与えた場合、消化しにくいのでせっかく食べたレタスの葉をそのまま吐いてしまう可能性もあります。だからと言って加熱してしまうと、レタス本来の栄養素が失われてしまいます。

猫に生のレタスを与える場合はひと手間かけてあげましょう。例えば手で小さくちぎるなら食べやすく消化もしやすいかもしれせん。加熱したい場合は、お湯に軽くくぐらせる程度の短時間にしましょう。

2.ドレッシングはかけないで!

レタスと言えば生のままサラダとして食べることが多いですね。しかし、ここで注意したいのがドレッシングの存在です。大抵の方は家庭でサラダを食べる場合は、ドレッシングを利用することと思います。

ねこがレタスと一緒にドレッシングを舐めたり食べたりしてしまうことのないように十分注意して下さい。わたしたちにとって、ドレッシングはサラダの風味や食感を豊かにしてくれる大変便利で嬉しいアイテムですが、ドレッシングには油分や塩分が多く含まれています。

たった一口のドレッシングでも、小さなカラダのねこにとっては健康によいものとは言えません。

与える場合は生のまま、味付けなどなしで与えて下さい。

3.あくまでもメインは総合栄養食

レタスばかり好んで食べるようにならないよう注意して下さい。あくまでも、飼いねこのメインフードは総合栄養食であるキャットフードです。総合栄養食であるカリカリやウェットフードを食べたがらなくなるような事態は避けたいですね。

どんなにレタスの栄養価が高く、ねこにとって良いように思えても、また、ねこ自身がレタスが好きだとしても、レタスはレタスです。栄養バランスが整っている総合栄養食にはかないません。その点を忘れないで下さい。

レタスを長持ちさせる方法

冷蔵庫の中の野菜や果物

5 second Studio/shutterstock.com

少しわき道にそれますが、みなさんはレタスを長持ちさせる方法を知っていますか?

レタスは水分を多く含むため鮮度が落ちてしまうのが難点です。「冷蔵庫に長く入れすぎて茶色く変色してしまった」なんて経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。

以前テレビでレタスを長持ちさせる方法を紹介していました。それは、芯の部分をくりぬき、水に浸したキッチンペーパーをくりぬいた部分に入れると言うもの。

私も試してみたのですが、その結果は「しないよりかは、まぁいいかも...?ただ、鮮度がしっかり保たれるというわけでもない」という結果で、十分満足が得られるものではありませんでした。

皆様のご家庭ではいかがですか?レタスを冷蔵庫で保存する場合、どんな保存法をお試しでしょうか。

調査したところ、大変効果があるとして挙げられていたのが「爪楊枝を使用した保存法」です。簡単にご説明しますと、芯の部分に爪楊枝をぶすりと刺す。たったこれだけです。

どんなお野菜にも成長点があります。成長点とは、茎や根の先端にあり、活発に分裂して新しい組織を作る部分のこと。ちなみにレタスの成長点は芯の部分にあります。

成長点を爪楊枝で刺すことにより、成長を止めてしまう、つまり野菜が歳をとるのをストップさせるというわけです。若いままで成長が止まれば鮮度が保たれるということになります。つまり、シャキシャキの状態が長く保てるというわけですね。

ちなみに、爪楊枝を等間隔で四本ほど刺しこむだけでなく、乾いたキッチンペーパー二枚分の中央に芯を当ててくるみ、更にビニール袋に入れると効果的との事。そうするなら、水滴によりレタスの葉が変色したり痛んだりするのを避けられると報告されていました。

この方法により、レタスは1週間ほど大きな劣化もなく保存できるそうです。まだ試したことのない方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。レタスを猫ちゃんにあげるのであれば、できるだけ新鮮な状態であげたいですから、この方法を試してみる価値はありますよ。

レタスではなくねこ草を使うのもあり

猫草を食べる猫

AllaSaa/shutterstock.com

「ねこにレタスをあげないことにしたけど、何かしら植物性のものは与えてあげたい」という飼い主さんもいるかもしれません。そういう場合はねこ草をあげるという方法もあります。

ねこを飼っていらっしゃる方はすでによくご存知だと思いますが、ねこ草はホームセンターなどで売られている、なんの変哲もない草です。ねこ猫草は、ねこが好んで食す草の総称です。

ねこ草として販売される物の多くは、燕麦(えんばく)と言われるイネ科の植物です。ねこ草は一見どこにでも生えていそうな草ですが、実はこの燕麦、一般的には栄養価が高く健康的な食品とみなされています。

欧米などの研究報告によると、燕麦の水溶性食物繊維であるβグルカンは、血中コレステロール値上昇抑制作用や、血糖値上昇抑制作用、血圧低下作用、排便促進作用、免疫機能調節作用などの効果があるとされています。草は草でもただの草ではなかったのですね!

栄養価が大変高いとされているねこ草ですが、ねこ草を好んで食べるねこは少なくありません。ねこが、好んでねこ草を食べる場合、次のような理由が考えられます。

1.グルーミングをした際に一緒に飲み込んでしまった毛を毛玉として吐き出したい 2.排泄を良くするために、ねこ草から葉酸を摂取摂るため 3.単にねこ草の味や歯ごたえなどの食感を楽しみたい

ねこ草を食べるはっきりとした理由はまだはっきりと解明されていません。しかしねこ草の安全性はある程度保証されているので、レタスの代わりに与えても良いでしょう。

まとめ

今回はレタスと猫との相性について見てきました。レタスは猫にあげても良い食材の一つです。実際レタスを積極的に食べる猫も少なくないようです。

なぜレタス好きのねこがいるのかははっきりとした理由はわかりません。もしかしたら、シャキシャキとした歯ごたえがお気に入りなのかもしれません。みずみずしい青草のような匂いが好きなのかもしれません。単に好奇心から食べてみただけかもしれません。

いずれにせよ、毎日同じカリカリや缶詰めを食べているねこが、少しでも他の食べ物に興味や関心を持ってくれるのは、飼い主にとっても興味深く嬉しいことかもしれませんね。

ただしねこが新しい食材に興味を持った時は、注意して様子を見守りましょう。そして、その食材を与えるのはほどほどにして、普段と変わらないバランスのよい食事を与える事を心掛けて下さい。何を食べるにせよ、ヒトとねこも元気が一番です。

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