犬が鼻を「フン!」と鳴らすのは何故?鼻の音から分かる愛犬の心理とは一体?

犬が鼻を「フン!」と鳴らすのは何故?鼻の音から分かる愛犬の心理とは一体?

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愛犬がよく「フン!」と鼻を鳴らすのと聞いたことがありますか?あの「フン!」には実は色々な犬の心理状態が投影されていると言われています。今回は犬が鼻を鳴らすのはなぜか、という点にフォーカスをあててみました。犬の心理状態が分かると信頼関係はさらに強まるので、ぜひ参考にしてください。

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犬は鼻を「フン!」とならすことがある

アップに映した犬の鼻

Luka Djuricic/shutterstock.com

愛犬がよく「フン!」と鼻を鳴らすのと聞いたことがありますか?人間がこれをやると誰かを見下しているような印象を与えますが、犬の場合はどんな意味があるのでしょうか。

なんだかため息にも似た感じで「フン」と鼻を鳴らすときもありますよね。何か不満でもあるのでしょうか。

今回は、愛犬が鼻を「フン」と鳴らしたときの心理について調べてみました。また、愛犬がため息のように「フン」と鼻を鳴らすときは病気が潜んでいる可能性もありますが、その点についても説明したいと思います。

愛犬の「フン」が気になっていたという人はぜひ参考にしてくださいね。

愛犬が「フン」と鼻を鳴らすときの心理

退屈そうにしている犬

Bachkova Natalia/shutterstock.com

愛犬が鼻を鳴らしている時は、以下のような心理状態にいることが推測されます。

ニオイを嗅ぎわけたいと思っている

散歩中に「フン」と鳴いているのを見ると、つまらないから早く家に帰りたくてため息でもついてるのかなと思ってしまうことがあります。しかし、これはつまらないからではありません。散歩中には気になるニオイがたくさん鼻の中に入ってきますが、そのニオイに集中しているのです。

「フン」と鼻を鳴らすことにより鼻の通りをよくして、ニオイをしっかりと嗅ぐことができると考えられます。

嗅覚が優れている犬は、距離に関係なくいろいろなニオイを嗅ぎ分けることができます。その中には犬にとって大した情報ではないものがありますが、特に必要ではない情報を嗅いだ時に、鼻を「フン」と鳴らして「情報のリセット」をしているようです。「リセット」が終わると再び地面のニオイを嗅ぎ始めます。

犬の嗅覚は人間の100万倍、いや1億倍以上敏感だともいわれています。その鋭敏な嗅覚を活かして多くの犬が麻薬探知犬や災害救助犬、爆発物探知犬などとして活躍しています。中にはDVD探知犬というのもいるようです。海賊版のDVDやCDのニオイを嗅いで探し出すのが仕事ですが、ここまでくると脱帽してしまいます。

さらにすごいのはガン探知犬。人間の吐く息やおしっこからガン細胞のニオイを嗅ぎ分けるんです。過去に肺ガン、乳ガン、胃ガン、大腸ガン、膀胱ガンなどを嗅ぎ分けたこともあるんですよ。人間では不可能なことでも、非常に優れた嗅覚を持つ犬なら可能なんです。「フン」と鼻を鳴らすことで、人間の役に立っているんですね。

というわけで散歩中に「フン」と鼻を鳴らしたときは、つまらないから早く帰りたいのではありません。嗅覚をリセットして色々なニオイを嗅ぎたがっているということです。

不満を感じている

不満やストレスを感じて「フン」と鼻を鳴らしてため息をつくこともあります。これは人間と同じかもしれませんね。思い通りにいかなかったときなど、犬もやはり不満を感じることがあります。また、その状況がストレスに感じられて出てくるリアクションともいえるでしょう。

不満やストレスで思わず「フン」と鼻を鳴らしてしまう状況としては、例えばおやつがもらえなかった時を挙げることができます。おやつの入っている棚の近くに飼い主が向かったのにおやつを持ってきてくれなかった時、時間になったのにおやつが出ない時などに「フン」とため息をつくことがあるでしょう。

さらに、遊んで欲しい時に飼い主に向かって「フン」と鼻を鳴らすこともあります。遊んでくれないから不満を感じていたり、「遊んでよ~!」と要求していたりするのでしょう。

吠えると怒られるので、代わりに鼻を「フン」と鳴らすこともあるようです。不満がたまってストレスにならないようにしっかり相手をしてあげましょう。

抱っこしたときに「フン」と鼻を鳴らす犬もいます。抱っこが苦手な犬かもしれませんし、抱っこのタイミングが悪いのかもしれません。この場合はいったん地面におろしてあげたほうがいいかもしれませんね。不満な時は「フン」というより「フー」といった感じで鼻を鳴らすこともあるようです。

疲れている

疲れていてため息が出ることもあります。「フン」と言う前に長時間遊んでいましたか?散歩コースがいつもより長くありませんでしたか?そういう時は疲れから「フン」とため息が出ている可能性があるので、少し休憩を取ってあげるようにしましょう。愛犬の様子を観察しながら、疲れていないかどうかチェックしてくださいね。

気持ちを切り替えようとしている

気持ちを切り替えようとする時、人間でも「フン」とため息をつくことがありますよね。犬の場合も気持ちを切り替える時にため息をつくことがあります。例えば眠る前に「フン」と鼻を鳴らすことがありますが、これは寝る態勢に入ってリラックスしている時に出てくるため息です。

人間でも何かリラックスできる状況にあると、思わず「はぁ~、いい気持ちだ~」とため息交じりに言葉が出てくることがありますよね。犬も緊張が解けて全身の筋肉がリラックスした状態になると、ため息のように「フン」と鼻を鳴らすんですよ。

寝る前に愛犬が「フン」と鼻を鳴らしたら、寝るための条件が整ってリラックスしているので、できるだけ邪魔をしないようにしましょうね。犬は人間よりも寝る時間を多く必要としています。また、人間に比べると眠りが浅く時間が長いです。せっかくのリラックスタイムですからそっとしておいてあげましょうね。

鼻の通りを良くしたいと思っている

その時の気持ちとは関係なく、ただ単に鼻の通りを良くしたくて「フン」と鼻を鳴らすこともあります。「フン」と鼻を鳴らしたときに鼻水が出てきたら、鼻の通りをよくするためだと考えることができるでしょう。不満があるわけでも、リラックスしているわけでもありませんよ。

鼻の通りを良くしたくて「フン」と鼻を鳴らすのは、特に鼻の短い犬種に多く見られます。例えばフレンチブルドッグやボストンテリア、パグやシーズーなどです。鼻のつくりの関係で鼻水が出やすくなっているので、頻繁に「フン」と鼻を鳴らして鼻水を飛ばすことがあるといわれています。

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