
猫が飼い主の足を踏んでくる心理とは?猫のちょっと不思議な行動の意味を探る!
猫にわざと足を踏まれることってありませんか?通りすがりに足を踏まれたり、わざと足を踏みに来たり、ちょっと不思議な行動ですよね?猫の不思議な行動には理由があるものです。 この足を踏むという行動にも何か理由があるのかもしれません。ここでは、猫が足を踏む理由や心理について調べてみました!

猫と遊んで満足させよう!

WaitForLight/shutterstock.com
猫が飼い主さんの足を踏む理由はいろいろありました。挨拶として軽くタッチする場合や、単に冷たいところを歩きたくない場合、飼い主さんの気を引きたいなど、いろんな理由があります。挨拶としてのタッチや、単に通りがかっただけではなく、「飼い主さんにかまってほしい」「遊んでほしい」「もっと見て欲しい」という心理のときは、ちょっと寂しさを感じているのかもしれません。
猫って意外と寂しがり屋ですので、もっと一緒に遊ぶ時間を増やしたり、愛情表現をしてあげたりする必要があるのかもしれません。かまってほしそうだとか、気を引こうとしているなと分かったら、飼い主さんはどんな風に愛情表現をしてあげると良いのでしょうか?
猫とのコミュニケーションでおすすめの方法をいくつか挙げてみますね。「なんだかよく足を踏まれる」「ちょっと寂しそうだな」という場合は、これから挙げる方法を試して安心させてあげてください。
毎日遊ぶ時間を作る
飼い主さんに遊んでもらうと、猫ちゃんも大喜びです。仕事や子育てで忙しいと猫と遊ぶ時間も減ってしまいがちですが、できれば毎日猫と遊ぶ時間を作りましょう。
遊ぶときには、時間だけでなく「遊び方」も大事なんです。テレビを見ながら片手で猫じゃらしを揺らすのではなく、猫を楽しませることを意識しながら遊んであげましょう。猫は素早く動いているものをキャッチするのが大好きです。狩りモードになって夢中で遊べると大満足ですので、緩急を付けてみたり、上下の動きを加えたり、いろんな動かし方をしてみましょう。
毎日猫と遊ぶ時間を確保してあげると、猫も安心できると思います。
スキンシップをとる
おもちゃで遊ぶことに加えて、スキンシップをとるのも大切です。猫は気分屋なところがありますので、無理に触ろうとすると機嫌を損ねてしまいますが、猫から寄ってきたときや膝に乗ってきたときは、甘えたい気分のときです。スキンシップをとる良いタイミングですので、たくさん撫でてあげましょう。
猫が撫でられると嬉しいポイントとしては、あごや耳、額など顔回りです。猫は撫でられて嬉しいときって、だんだん口が開いてきます。撫でられて嬉しいというサインですので、そのままなでなでしてあげましょう。その他にも猫によって好きなポイントがあると思います。猫の様子を見ながら好きなポイントが探ってみましょう。
アイコンタクトをとる
猫とアイコンタクトでコミュニケーションをとることもできます。飼い主さんとアイコンタクトをとるのも、猫にとって大事な愛情表現の一つです。
猫ってたまにぼんやりと飼い主さんを見つめることってありませんか?猫にとってぼーっと見つめることって、愛情のサインらしいです。単にぼんやりしていたり、眠そうにしていたりするわけではなく、飼い主さんへの愛情を伝えてくれているんです。そんな時は、こちらも優しく見つめて愛情を返してあげましょう。
ちょっと気をつける点としては、じっと凝視しないことです。同じアイコンタクトでも、猫にとってジッと凝視することは威嚇しているサインとなってしまいます。猫は相手からじっと見られると、威嚇されていると受け取ります。飼い主さんが猫を見つめる時には、ジッと凝視しないようにしましょう。
こちらの愛情を伝えるためには、猫と同じようにぼんやりと見つめたり、目を細めたり、たまに瞬きしながら見つめてあげるといいようです。猫を怖がらせないようにまばたきしたり、目を細めてアイコンタクトをとるようにすると、飼い主さんの愛情も伝わります。
落ち着ける環境を作る
猫にとって落ち着ける部屋にしてあげるのも大切です。猫のお気に入りのものや、自分の匂いの付いたものがあると安心しやすくなります。
家を清潔に保っていたいですから、まめにソファーカバーやカーテンを洗うとか、新調する方もおられるかもしれません。一度にすべて新しいものにしてしまうと、猫の匂いがきえてしまいます。自分の匂いがないと落ち着かなくなってしまいますので、猫の寝床や毛布は頻繁に取り換えない方がいいかもしれませんね。
猫のお気に入りのおもちゃや、いつも使っている毛布などは、そのまま使えるようにしてあげましょう。猫の匂いを残してあげて、落ち着ける空間づくりを心がけましょう。
また、猫は狭いスキマに入るのが好きです。棚と棚の間やティッシュ箱の中など、狭いところが大好きです。もともとの習性として、狭いところに身を隠すことで自分を守ろうとしています。仲間と体を寄せ合っている感覚で、安心できるのかもしれません。
狭いところにいると安心できるようですので、入り込んでいるときは無理に引っ張り出したりしないようにしましょう。人見知りな猫や警戒心の強い猫は、来客があった時など狭いところに隠れようとします。ちょっと警戒態勢に入って、安全なところに入り込んでいるのかもしれませんね。
猫にとって狭い場所は、一人になって落ち着ける大事な場所です。入り込む場所が全くなかったり、すぐに出されてしまったりするとストレス解消ができなくなります。猫が快適に過ごせる環境づくりとして、入り込めるスペースも残してあげましょう。
猫を踏んじゃったら

Ekatsyerina Kostsina/shutterstock.com
猫を安心させてあげる方法をいくつか挙げてきました。寂しいサインに気付いて、すぐに対応してあげられると良いですね。猫がたっぷり愛情を感じていると、足を踏んで気を引くという行動が少なくなるかもしれませんね。
余談になりますが、反対に飼い主さんが猫を踏んでしまった時はどうしたらいいのでしょうか?瞬発力があり、素早く動ける猫ですが、飼い主さんに思いがけず踏まれてしまうこともありえます。猫を踏んでしまった時はどう対処したらいいでしょうか?
どうして踏まれてしまうのか
周りの様子をよく見ていて、素早く危険を回避できる猫なのに、飼い主さんから踏まれてしまうことがあります。それってどうしてでしょうか?
実は猫って「上からの危険」には弱いんだそうです。猫はもともと木の上など高いところに登って生活していた動物です。他の動物より猫の方が高いところで過ごしていますから、普段は上方からの危険に警戒する必要はありませんでした。そのため、左右や下からの危険には警戒しますが、上からの危険には弱いんだそうです。
上方への警戒心が薄い猫ですので、飼い主さんの足が上方に迫ってきていても、気づかなかったり反応が遅れたりするようです。素早い動きのできる猫ですが、意外と飼い主さんに踏まれるということはあるようですね。
ケガしていないか確認する
猫が飼い主さんを踏むのとは違い、飼い主さんが猫を踏んでしまうとケガをさせる可能性があります。足をけがしたり、背中を痛めたりするかもしれません。
ちょっと覚えておきたい点ですが、猫って強い衝撃を受けたりビックリするようなことがあったりすると、固まってしまうことがあるようです。そのままフリーズしたり動かなくなってしまったりするので、とても心配してしまいます。
ですが、敵に追跡されないよう死んだふりをしている状態なのかもしれません。
猫に限らず、動物って危険を回避するために固まって死んだふりをすることがあるんだそうです。動けないほど体を痛めたとか、ケガをしてしまっているとは限りませんので、落ち着いて対処しましょう。
その後の猫の様子をよく見ておいて、びっくりして固まっただけなのか、どこかケガをしたのか見分けましょう。歩き方がおかしいとか、体が傾いていないか、いつもより活動量が少なくなっていないかなど、猫の様子を見てあげましょう。
病院へ連れて行く
もしケガをしている時やいつもと様子が違うようなら、病院へ連れて行きましょう。早めに処置してあげると、重症化せず治りも早いです。とくに高齢の猫や子猫は体が弱く、ケガをしやすいです。ちょっと様子が違うと感じたら、病院へ連れて行ってあげましょう。
まとめ

Jaromir Chalabala/shutterstock.com
猫が飼い主さんの足を踏む理由はいろいろありました。猫の挨拶という理由や、足が冷たいからという理由、気を引きたいなど理由は様々でした。「何で足を踏んでいくんだろう」と不思議に思っていましたが、ちゃんと理由があったんですね。
どんな時に足を踏まれるのか、タイミングや状況を考えると、どうして足を踏むのか心理が分かってきます。「今はどうして踏んでいるのか」「何か要望があるのか」など、猫の気持ちを探ってみてください。
猫が寂しそうにしている場合は、スキンシップをとったり一緒に遊ぶ時間を増やしてみたりするといいかもしれませんね。猫が足を踏む理由を探って、ベストな対応ができるといいですね。愛猫ともっと仲良くなるために、今回ご紹介した「猫が足を踏む理由」や「猫とコミュニケーションを取る方法」も参考にしてみてください。
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