猫は洗濯機の中が大好き?!猫が洗濯機に入ってしまう理由と事故を予防する方法とは?

猫は洗濯機の中が大好き?!猫が洗濯機に入ってしまう理由と事故を予防する方法とは?

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洗濯機に入ることを好む猫は多いと言われています。でも、もしも猫が洗濯機に入っていることに気づかず、そのまま洗濯機を回してしまったら大きな事故につながってしまいますね。ではどのように洗濯機の事故から愛猫を守ることができるでしょうか?ここでは猫が洗濯機に入ってしまう理由と事故を予防する方法を解説します!

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洗濯機の事故を予防するためにできることとは?

蓋が閉まっている洗濯機

Africa Studio/shutterstock.com

猫が洗濯機の中に入ってしまうという予期せぬ事故を予防するために、飼い主さんは日頃どんなことに注意すればよいのでしょうか?

洗濯機の蓋を閉めておく

愛猫が知らない間に洗濯機の中に入ってしまうことを防ぐため、洗濯機の蓋はいつも閉めておくように心がけるようにしましょう。

さまざまなタイプの洗濯機の中でも、特にドラム式洗濯機は猫が好んで入りやすいので気を付けましょう。

洗濯機を使用する前に猫が入っていないかどうかを必ず確認する

洗濯機を使用する前に、猫が中に入っていないかどうかを確認するようにしましょう。猫はとても素早いので、飼い主さんが蓋を開けた瞬間に狙っていたかのように中に入ってしまうこともあります。

大きい猫ちゃんなら洗濯機の中に入っても見つけやすいですが、子猫ちゃんの場合は衣類がかぶさってしまうと見つかりにくいので注意が必要です。

子どもに注意する

小さなお子さんがいる家庭では、愛猫だけでなく、お子さんに対しての対策も必要になってきます。

洗濯機は小さな子どもでもスイッチを押せば簡単に稼働させてしまうことができます。洗濯機を動かそうと思っていなくても、遊びの一環でスイッチを押した拍子で洗濯機を動かしてしまう可能性もあります。

もし猫が洗濯機の中に入っているなら大きな事故になりかねませんので、チャイルドロック機能を活用するとか、洗濯機を使わない時はコンセントを抜くなどして対策を打つことは大切です。

洗濯機の下も確認する

猫は洗濯機の中だけでなく、下にもぐり込むことが好きな子もいます。

洗濯機の下に猫がいても大きな事故にはならないかもしれませんが、おもちゃなどを隠されてしまうと洗濯機の故障などにつながることもあります。

もし洗濯機の下に猫が入れそうな隙間があるようなら、万が一に備えて隙間を塞いでおくことができるかもしれません。

愛猫に立ち入り禁止を教えるのもアリ!

近年、猫を完全室内飼いにする家庭は増えています。外を自由に歩き回ることができない猫にとって、家の中は好き勝手動き回れる空間です。そのため、家の中も隅々把握していることでしょう。

しかし、室内には洗濯機が置いてある場所やお風呂場、キッチンなど猫にとって危険な場所があります。また飼い主さんの中には、絶対愛猫に触られたくない家具や家庭用品などがあるかもしれません。

そこで、愛猫が入ってはいけない立ち入り禁止エリアを教えてしつけることができるでしょう。立ち入り禁止エリアを教えるコツはあるでしょうか?次にその点を取り上げます。

愛猫に立ち入り禁止エリアを教えるコツとは?

リビングのドアを開ける

WorldWide/shutterstock.com

愛猫に立ち入り禁止エリアを教えるために次の点を行うことができます。

①室内空間の改造 愛猫に立ち入り禁止エリアを教える際、まず室内空間を改造しましょう。つまり、猫が立ち入り禁止エリアに入れないように、飼い主さんが室内環境をかえてしまうのです。

そうすることで猫は立ち入り禁止エリアに入ることはできなくなります。

②扉やドアに一工夫する 室内には、部屋と部屋と仕切る扉やドアがあります。これらの仕切りに一手間加えて工夫するなら、立ち入り禁止エリアに自由に移動できないようすることが可能です。

たとえば次のような工夫をすることができるかもしれません。

◾️ドアにカギをかける ドアにカギが付いているなら、こまめにロックして愛猫が入れないようにしましょう。しかし毎回ドアにロックをかけることは、生活しにくくなるというデメリットもあります。

◾️ドアストッパーを活用する トイレには必ず鍵が付いていますが、すべての部屋に鍵が付いていることはないでしょう。部屋に鍵が付いていない場合は、ドアストッパーを利用すると便利です。

ドアの下にある隙間にドアストッパーを挟むだけで、万が一愛猫がレバーハンドルを回したとしてもドアが開くことはないので、部屋の中に入ってくる心配はありません。

◾️つっかえ棒を活用する 和室の部屋の場合、その多くが横にスライドするタイプのふすまで仕切られています。スライドタイプの部屋を立ち入り禁止エリアにしたい場合は、ふすまにつっかえ棒をするなら、どんなに器用な子でもドアをスライドさせることができません。

また、最近はふすまのすきまに挟んでスライドができなくなるロックも販売されているので、それを活用するのもおすすめです。

◾️バリケードを設置する 部屋の中にドアや仕切りがない、オープンスペースの間取りの室内の場合、ペット用の侵入防止アイテムの利用が便利です。

猫はジャンプ力があるので、飛び超えることができない高さのあるハイゲートや、インテリアようのパーティションなど使うことができるかもしれません。

立ち入り禁止エリアを解放してしまうのもあり!

ドアにカギをかけたりストッパーをしたりする、あるいは引き戸につっかえ棒をするなどの工夫は飼い主さんの生活を複雑にします。毎日のことなので面倒に感じることもあるでしょう。

そこで立ち入り禁止エリアを改造して、人間との生活空間を共有してしまうこともひとつの方法です。もちろんそのためには、安全対策を打つことが大切です。

たとえば次のようなことを事前にすることができるでしょう。

◾️洗濯機周り 上記でも触れたように、愛猫が洗濯機の中に入らないよう蓋をするようにしましょう。また、洗剤を棚にしまうなどして手が届かないところに保管することも大切です。

◾️キッチン周り ナイフや包丁などの危険なものや触られたくない食器などは、こまめに収納スペースにしまうようにしましょう。また、ゴミ箱をあさられないように蓋つきのものにすることができるかもしれません。

◾️お風呂周り 愛猫がお風呂の中に落ちておぼれてしまわないよう、湯船のお湯は使用後すぐに抜くよう心がけることができるでしょう。

湯船を抜かない場合は、浴槽に蓋をして愛猫の落下を予防しましょう。

◾️家具付近 猫に爪研ぎされたくない家具やソファーなどは、カバーやシーツなどをかけて予防しましょう。

また、ベッドには万が一汚されても被害が少なくなるよう、撥水加工されているカバーを使用しておくと安心です。

まとめ

洗濯機の中に入ろうとする猫

Ekaterina Gladskikh/shutterstock.com

毎日何気に使っている洗濯機ですが、猫を飼育していると予期せぬ事故が生じることがあります。家の中にあるさまざまな電化製品の中でも、洗濯機の中は猫が特に好む場所です。

もちろん個体差もありますが、猫によっては洗濯機で遊ぶことが好きな子、洗濯機の中で寝るのが好きな子、洗濯機の振動が気に入りその上がお気に入りの場所になっている子など、洗濯機が大好き猫ちゃんはたくさんいます。

そのため、実際に猫が洗濯機で洗濯されてしまった・・という事故は発生しています。万が一猫が洗濯機の中に入っていて、気づかないまま洗濯機を回してしまうなら大きな事故につながります。

ですから、愛猫が洗濯機の中に入ってしまわないように普段から対策をしておくことは大切です。また、お子さんのいる家庭では愛猫対策だけでなく、お子さんの思わぬいたずらにも注意するようにしましょう。

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