白いふわふわの小型犬6選!それぞれの特徴や性格を紹介!
犬にはさまざまな毛色の子がいますが、特に被毛が白くてふわふわしている犬はぬいぐるみみたいで、とてもかわいいですよね。そこで今回は「白い毛」を持つ小型犬種に注目し、それぞれの特徴や性格をご紹介していきたいと思います。ふわふわの白い小型犬の購入を検討している方は是非参考になさってくださいね。
白いふわふわの小型犬を飼いたい!
Ermolaev Alexander/shutterstock.com
犬にはさまざまな毛色の子がいます。特に被毛が白くてふわふわしている犬はとてもかわいいですよね。そこで今回は「白い毛」を持つ小型犬に注目し、その特徴をご紹介していきたいと思います。
ふわふわの白い小型犬の購入を検討している方は是非参考になさってくださいね。ではさっそく見ていきましょう。
白いふわふわの小型犬の魅力とは?
犬の被毛には、バリエーションに富んだカラーがあります。大きく分けるとホワイト系、ブラック系、ブラウン系、イエロー系、レッド系、クリーム系、ゴールド系、グレー系、ブルー系などがあります。
通常、ほとんどの犬種は毛の色が1色だけということはなく、いくつかのカラーが混じっています。しかし、ホワイト系の場合は、体全体が真っ白な犬種が存在します。被毛が白くてふわふわしていると、ぬいぐるみみたいでかわいいですよね。
さらに、小型犬ならマンションやアパートなどの限られた室内スペースで飼うことが可能です。体が小さいので運動量も少なく、大型犬と比較すると食費も抑えられるという魅力があります。特にペット飼育が初心者の方であるなら、飼いやすい小型犬から飼ってみることをオススメします。
では、これから白くてふわふわの小型犬をご紹介したいと思います。
「日本スピッツ」
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歴史
日本スピッツはその名前の通り、日本を原産国としている犬種です。1920~1930年代にかけて、数多くのスピッツタイプの犬を交配させて誕生したのが日本スピッツのルーツです。
さまざまな説があり、ドイツ原産のジャーマンスピッツが祖先ではないかと言われていますが定かではありません。
スピッツという名前の由来は、ドイツ語で”尖っている”を意味する”シュピッツ”と言われており、スピッツの耳元や口元の特徴を表現しているようです。
日本では1950年代、爆発的に人気のある犬種でした。それは登録されている犬の約4割を占めるほどだったと言われています。
しかし、無駄吠えが多い・・という理由から人気が低迷してしまいます。その後ブリーダーによって改良が何度も行われ、無駄吠えが少ないスピッツが誕生し、再び人気が復活しました。
全身は真っ白な長毛の被毛で被われており、日本スピッツの最大の特徴とも言えるでしょう。
特徴
スピッツは真っ白でふわふわな被毛が最大の特徴です。被毛は柔らかいダブルコートで、首から前胸にかけてと尻尾に飾り毛をもっているのでゴージャスな印象を与えます。
また、すらりとした体格にバランスのよい頭部、立ち耳をしています。オスのスピッツは体高30~38㎝程度で、体重はおおよそ5~10㎏ほどです。メスはオスよりも少し小さいサイズをしています。
性格
改良前のスピッツは吠える犬と知られていましたが、現在のスピッツは改良により無駄吠えの少ない、陽気で温和な性格をしています。
しかし、番犬としての警戒心の強さはそのまま残されており、不振な物音には素早く反応します。一方、飼い主さんには甘える一面もあるので、良きパートナーになってくれることでしょう。
「ボロニーズ」
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歴史
ボロニーズは、イタリアのボローニャという地名から名付けられた犬種で、1000年前の地中海沿岸でも飼育されていたという記録がアリストテレスの文献に残されています。
ルネサンス時代には、貴族に愛され、王室から王室へと極上の贈り物として献上されるほどのセレブ犬だったという歴史を持っています。
特徴
ボロニーズは、全身が真っ白のふわふわした縮め毛を特徴としています。被毛はシルクのような滑らかな手触りをしており、シングルコートで防水効果もあります。
ボロニーズと認められるのは被毛がピュア・ホワイトだけで、わずかでも班やホワイトのシェードがある犬は登録することができず、ドッグショーでも失格扱いになります。
ボロニーズのオスの体高はおおよそ25~31㎝で、体重は2.5~4㎏の小型犬種です。メスはオスよりも少し小さいサイズです。
体長と体高が同じ長さで四角い体型をしており、バランスのよい卵型のかわいい頭をしています。耳は垂れており、ふさふさとした飾り毛にある巻尾をしています。
性格
真っ白なふわふわの被毛から、とても愛くるしい姿をしていますが、それ以上に落ち着きがあり穏やかな性格をしている上品な犬種です。
とても賢く、飼い主さんに従順なのでしつけもしやすいことで知られています。一方、陽気で活発なので遊ぶことが大好きという一面もあります。
また、穏やかな性格をしているので、子どもからお年寄り、ほかのペットとも仲良く接することができます。飼い主さんなど心を許した相手には甘えたり、寂しがったりするので可愛くて仕方ない存在になることでしょう。
「サモエド」
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歴史
サモエドは、現在のロシアに当たるシベリアのツンデレ地方に住んでいた土着犬です。遊牧民族であるサモエド族とずっと一緒に暮らしてきた犬で、トナカイの牧畜犬やオオカミから家族を守るための警護犬、ソリ犬、狩猟犬などとして活躍してきました。
寒さの厳しい環境にいたので、テントの中で人間と共に生活をすることで暖房代わりとして一緒に寄り添って寝ていたとも言われています。
サモエドは数世紀にわたってサモエド族と一緒に隔離された生活を送っていたので、原始犬に近い希少犬種として純血が保たれてきました。サモエドが外部に知られるようになったのは、19世紀後半にサモエド族を訪問したイギリスの動物学者がサモエドを持ち帰ったことで、初めて外部であるイギリスに渡りました。
イギリスに渡った頃のサモエドは、ブラックやブラウンなどの毛色をもつ個体もいたようですが、白色の個体がイギリスでは好まれたため、現在のように大半は白い被毛を特徴としています。
特徴
サモエドはオスの場合体高が57㎝、メスは53㎝が平均と言われています。寒さが厳しい地域での作業にも耐えることができるような強健な体力と筋肉質が特徴的です。
また、寒さに耐えられるように皮下脂肪をたくさん蓄えています。サモエドは真っ白な被毛が全身を覆っており、長いオーバーコートとアンダーコートの二重構造になっています。これにより、体温を逃さず、寒い冬の寒さをしのぐことが可能です。
また典型的なスピッツ体型をしているので、”シベリアン・スピッツ”と呼ばれることもあり、尖った口先とピンと立った立ち耳を特徴としています。
性格
昔から人間に寄り添って生活してきた犬種なので、とても人懐っこく、落ち着いた性格をしています。飼い主さんのそばにいつも一緒にいる甘えん坊な一面を見せてくれます。
とくにオスはメスよりも甘えん坊の子が多いようです。一方、メスはオスよりも穏やかな性格をしている傾向にあります。サモエドは、しつけもしやすいので初心者の方でも安心して飼うことができるでしょう。
「マルチーズ」
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歴史
日本でも知名度があり人気のマルチーズは、ヨーロッパで最も古くからペットとして飼われた犬種です。
その起源は紀元前1500年頃、当時の貿易の中継点であった現在のマルタ共和国のマルタ島に、フェニキアの水夫たちが持ち込んだ犬ではないかと言われています。
マルタ島がイギリス領となった1813年以降、マルチーズはビクトリア女王をはじめとする王室貴族の中でとても愛されていました。ヘンリー8世の時代からエリザベス朝時代を通じて、貴婦人達の抱き犬としてマルチーズは高い人気を得ていました。
その後、19世紀になると、近隣のヨーロッパ諸国に19世紀に高額で取り引きされ、マルチーズブームが起こります。1830年には、絵画「マルタ島のライオン・ドッグ」のモデルにもなるほど大人気の犬種として親しまれていました。
マルチーズは現在でも、ヨーロッパをはじめとし、ここ日本でも代表的な愛玩犬として世界中の人に愛されています。
特徴
マルチーズの成犬の理想的な大きさは25㎝前後、体重は2.5㎏前後と言われています。
そして最大の特徴は、地面にまで垂れ下がる真っ白なシルクのような被毛です。
毎日のブラッシングや定期的な被毛カットが欠かせませんが、カット次第でさまざまな印象を楽しめるのは、マルチーズならではの魅力と言えるでしょう。
マルチーズはコンパクトな体型をしていながら、優しい表情を見せたり、活発に活動します。
性格
マルチーズはとても活発で、元気に動き回ることが大好きな犬種ですが、ラップドッグとしても親しまれてきたので飼い主さんにべったりする性格をしています。
また、運動量も少ないので、散歩の時間も少なくて済みます。飼いやすい犬種なので初心者の方にも向いていますが、中には吠え癖がある子もいるので、しっかりしつけをすることが大切です。
神経質な一面も持っているので、家族を守るために番犬もしてくれる頼もしいパートナーになってくれることでしょう。
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