猫は7歳になると老化が始まる!生じる変化に合わせて飼い主ができることとは?

猫は7歳になると老化が始まる!生じる変化に合わせて飼い主ができることとは?

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人間が老化を免れることがないように、猫も老化を免れることはありません。7歳以降は特に老化による変化が目立ってくることでしょう。7歳は猫の飼育方法を見直す良い機会です。いつまでも元気でいてもらうため、7歳の猫に生じる変化にどのように対処できるか考えてみましょう。

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7歳になった猫に必要な気遣い

診察を受ける猫

didesign021/shutterstock.com

ここまで7歳になった猫に生じる変化を解説しました。これからそうした変化に応じてどのように飼い主が対応できるかをご紹介します。

①食事内容を変更する

早い段階で、シニア用の食事に変更しましょう。キャットフードには成猫用とシニア用があります。身体が元気だとしても、シニア用に切り替えることをおすすめします。

シニア用はカロリーや脂肪が控えめになっており、老猫にありがちな肥満を防止してくれます。肥満から病気に繋がることも防ぐことが出来るでしょう。

②運動量を再考慮する

老猫になるとこれまでと同じように運動することが出来なくなります。徐々に運動する量を少なく出来るでしょう。しかし、運動を無くしてしまうと筋力が一気に減少してしまいます。

それで限界をわきまえつつも、定期的な運動は欠かさないようにしましょう。猫が運動したがらないとしても一緒に遊んであげたりすることで、身体を動かすようにしましょう。

③定期健診を大切にする

老化が始まると、病気にかかり易くなります。知らないうちに病状が進行している場合もあります。大切なのは早期発見と早期対応です。そのためにも定期健診を大切にしましょう。

④病気のサインに注意深くある

定期健診に加えて、病気のサインに飼い主さんが注意深くあることは大切です。マッサージや観察を習慣にしましょう。

猫の動きにおかしなところがないでしょうか?身体を触診して、しこりや痛みを感じる部位などがないでしょうか?毎日観察やマッサージを続けるなら、小さな変化に気付いてあげられるでしょう。

⑤無理をさせない

7歳になったばかりのころは、飼い主さんも気持ち的に老化を受け入れることが出来ていいないかもしれません。「自分の愛猫はもっと元気なはず」「もっとできるはず」という考えをどうしても捨てきれません。

しかし、それがもとで無理させてしまってはいけません。「7歳」という時期を転換点にする意識を強く持ちましょう。「これまでとは異なる」と考えることで、猫の身体の緩やかな減少カーブに対応しやすくなるでしょう。

まとめ

猫

Photography by Adri/shutterstock.com

7歳の猫に生じる老化による変化をお伝えすることが出来ました。

猫たちは7歳を節目として、身体の各機能が衰えていくものです。わたしたち飼い主はそうした変化を見逃さないようにしたいと思います。まだまだ元気に見えたとしても、これまでと同じではないという気持ちが大切です。

7歳からは食事や運動量を変化させましょう。定期検査を大切にして、猫の病気サインを見逃さないようにしましょう。

猫の変化に合わせて対応してあげるなら、猫は幸せです。自分の老化という変化の中でも、気持ちよく生きていくことが出来るからです。ぜひ皆さんの猫も7歳の変化を意識してあげましょう。

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