猫は7歳になると老化が始まる!生じる変化に合わせて飼い主ができることとは?

猫は7歳になると老化が始まる!生じる変化に合わせて飼い主ができることとは?

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人間が老化を免れることがないように、猫も老化を免れることはありません。7歳以降は特に老化による変化が目立ってくることでしょう。7歳は猫の飼育方法を見直す良い機会です。いつまでも元気でいてもらうため、7歳の猫に生じる変化にどのように対処できるか考えてみましょう。

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7歳の猫の変化を見逃さないようにしよう!!

7歳の猫

Prajzner/shutterstock.com

これまで何年間、愛猫を可愛がってきましたか?幼かった猫も年月とともに成長してきたことでしょう。成猫になると、身体も精神も安定していたはずです。いつも元気な姿を見せてくれて飼い主である私たちを和ませてくれることもあれば、笑わせてくれることもあったはずです。

そんな可愛らしい猫と過ごす7年間はあっという間です。毎日一緒に生活しているので、7年目に入ったからと言って愛猫の変化に急に気付くことは無いかもしれません。まだまだ、今までと同じように元気な姿を見せてくれているはずです。

しかし人間が老化を免れることがないように、猫も老化を免れることはありません。7歳以降は老化による変化が目立ってくることでしょう。

猫にとっての7歳とはどんなものなのでしょうか?愛猫が7歳になったなら気を付けたいことがたくさん出てきます。猫は7歳で老化による変化が出てくるからです。

愛猫を愛しているからこそ、この時期の猫の変化に敏感になってほしいものです。7歳は猫の飼育方法を見直す良い機会です。いつまでも元気でいてもらうため、7歳の猫に生じる変化にどのように対処できるか考えてみましょう。

猫にとっての7歳とは?

猫にとっての7歳とは、人間で言うとどれくらいの年齢に当たるのでしょうか?

猫の7歳は人間でいうところの50歳くらいです。猫の平均年齢は14~15歳と言われています。ちょうど人生の半分が過ぎたところでしょう。これだけ聞くとまだまだ元気だと考えるかもしれませんね。

しかし猫の身体の老化は既に始まっています。見えないところで老化していて、それが人間の目にも分かるようになってくる時期でしょう。

猫にとって7歳はシニア期に入る年齢です。変化が大きい時期ですので、とても大切な時期だと言えるのです。

猫にとっても飼い主にとっても大切な時期

7歳は猫にとっての転換点とも言えます。この時期の変化は大きいものだからです。

当然猫にとっては大切な時期ですが、大切な時期なのは飼い主にとっても同様です。愛猫に変化があるということは、飼い主がその変化に対応しなければいけないからです。これまでとは異なった考え、異なった気遣いが必要になってきます。

シニア期に差し掛かったこの時に上手に対応できるなら、その後の猫の生活を楽にしてあげることが出来るでしょう。長生きしてもらいつつ、出来るだけ元気な状態を保ってもらうことが出来るのです。

老化という変化

7歳の時期に生じる変化が大きいのはなぜでしょうか?それは、老化によってこれまでの傾向や安定が大きく崩れていくからです。

成猫の時期は、猫の一生のなかで一番安定している時期だと言えます。良い健康状態を保ちやすいですし、体重も一定であることが多いです。運動能力も変わることがなく、いつも元気いっぱいでヤンチャな姿を見せてくれたはずです。

しかし7歳を過ぎると、老化の傾向が強く表れていきます。これまでの安定した状態とは全く異なっています。現在よりも1か月後は確実に老化しています。色々な要素が低下していたり出来なくなっていたりするのです。

猫のこれからの生活は、徐々に出来なくなることが増えていくばかりです。それを留めることはできません。それで飼い主さんたちは、その緩やかな減少カーブをより緩やかにするための飼育方法を学ばなければいけません。

低下していくものを留めることはできませんから、私たちのお世話の仕方をその減少カーブに合わせたものにする必要があるでしょう。確かに7歳というシニア期突入の時期は、猫にとっても飼い主にとっても大切な時期だと言えるのではないでしょうか。

これから、7歳の猫にはどんな変化が生じていくのかを考えます。さらにその変化に合わせてどのように対応できるかもご説明します。

7歳の猫に生じる老化による変化とは

寝てばかりいるようになる

Suphaksorn Thongwongboot/shutterstock.com

猫が7歳にもなると、老化による変化が見え始めます。もしかしたらまだはっきりと分からないかもしれません。それでも、内側から徐々に老化は始まっています。

7歳ちょうどでは変化が見えなくとも、数か月後あるいは1年後には変化が見えるはずです。早いうちに老化の兆候を見極めるようにしたいですね。

どんな変化があるのでしょうか?代表的な変化をいくつかご紹介します。

病気になりやすい

シニア期に突入すると、猫の体内の力が徐々に弱っていきます。顕著なものとして挙げられるのが「抵抗力」です。身体の抵抗力は徐々に弱まっていきます。それらが病気のなりやすさに繋がってくるのです。

抵抗力が弱まっていくなら、猫の身体の内部から生じる問題や、外部から入ってくるウィルスに対処する力が無くなっていきます。結果、ガンや悪性の腫瘍ができやすくなったり、感染症にかかり易くなってしまったりするのです。

実際に病気になっていなくても、抵抗力は徐々に落ちていることを把握しておきましょう。どんどん病気になりやすい身体へと変化していっているのです。

体力の低下

猫の体力も徐々に低下していきます。いままでは元気に走り回っていたのに、ちょっとしたことで疲れるようになります。心肺機能も徐々に衰えていくので、息切れしやすくなったり長時間の活動が辛くなったりします。

足腰が弱くなる

体力の低下と同時に、筋力の低下も始まります。身体の筋肉量が徐々に少なくなっていきます。

これまでは簡単にジャンプして登れていた場所でも、次第にジャンプのための準備時間が長くなります。ついにはジャンプしても失敗してしまうでしょう。何度か失敗してしまうと、ジャンプしようとすらしなくなります。

筋肉だけでなく骨も弱くなっています。特に関節に負担がかかり、痛みを生じさせるでしょう。走ったり歩いたりするだけで関節に痛みが生じます。そうなると猫たちは動こうとしなくなるので、筋力は更に失われていきます。足腰は一気に悪くなる可能性もあるので、注意が必要です。

食欲がなくなる

猫たちの中にはシニア期に入ることで、食欲がどんどん無くなっていく子がいます。運動量が減少することも関係があるでしょう。食べる量が少なくなったり、完食するまでの時間が著しく延びたりします。栄養をしっかり取らないと更に身体が動かなくなるので、どんどん体力や筋力の低下が進んでしまうでしょう。

もちろん、食べる量は変わらないシニア猫もいます。この場合でも正しい食事管理は大切です。

睡眠時間が増える

7歳を過ぎると、徐々に睡眠時間が長くなっていきます。もともと猫の睡眠時間は長いです。10時間以上は寝ることがほとんどです。成猫でさえ睡眠時間が長いのですが、老化が始まると更に睡眠時間が長くなります。

猫は夜や早朝に活動が活発になる動物です。ですから昼間は寝ていることが多いはずです。睡眠時間が長くなると、私たちが起きている時にはほとんど寝ているような状態かもしれません。

白髪が生えてくる

7歳になると、猫の見た目にも変化が生じてくることでしょう。特に顔の周りの被毛の色素が薄れてくるのです。人間でもシニア期に入ると白髪が目立ってくるものです。猫も同様です。年齢を重ねるごとに白髪の量は増えていくでしょう。

皮膚や被毛のハリや艶が無くなる

皮膚や被毛にも変化が生じてきます。正しくケアしてあげていても、皮膚のハリが無くなっていきます。艶やかな被毛が自慢だった猫でも、徐々にその艶が薄れていきます。

皮膚がカサカサしてきたり、被毛がボサボサになってきたりするのです。これも老化によるものですから留めることはできません。

聴力が衰える

これまでは、いろんな音に敏感に反応していたのではないでしょうか?ちょっとした音であっても聞き逃すことは無く、音の方に顔を向けていたものです。いきなりハンターの表情になることもありました。

私たちが愛猫の名前を呼ぶ声も聞こえていました。すぐに反応する場合もあれば、耳だけ反応して知らんぷりするなんてこともあったはずです。

しかし7歳以降は徐々に特徴的な聴力も衰えていきます。物音に反応することが少なくなっていくでしょう。飼い主の声にも反応することが無くなってくるでしょう。何度か呼ばないと反応してくれません。これまでのように、耳だけが動いているわけではないのです。本当に聞こえづらくなっているのです。

トイレを失敗する

幼いころに覚えてくれていたトイレも失敗するようになります。トイレの場所はこれまで通り覚えているかもしれません。それでも、トイレの場所に行くまでに我慢できなくなってしまうのです。足腰が弱くなって、トイレの中に入れなくなる場合もあるでしょう。

視覚や嗅覚などが衰えてくると、トイレの場所が分からなくなることもあるようです。もちろん、7歳になったばかりのころはそのような失敗はほとんどないでしょう。それでもこれから徐々にその回数が増えていくことが考えられます。

息が臭くなる

愛猫とスキンシップを取っている時に愛猫のニオイが気になるかもしれませんね。愛猫の口に顔を近づけた時に「臭い」と感じるのです。息や舐められた場所が臭くなるのも老化による変化の1つです。

原因は主に腸内環境の悪化でしょう。老化すると身体の各部位の能力が衰えます。当然、胃腸もそうです。胃腸の力が弱くなることで腸内環境が悪化すると、猫の息が臭くなってしまうのです。

もっと悪いと軟便になったり下痢になったり、便秘になったりすることもあります。

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