【2023年版】夏にピッタリ?!話題のライオンカットとは?猫へのメリットと危険について解説

【2023年版】夏にピッタリ?!話題のライオンカットとは?猫へのメリットと危険について解説

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暑い時期が近づいてくると、暑さ対策が話題になりますよね。夏の時期が近づくと、愛猫の被毛を短くカットしたいと思うかもしれません。最近ではその一環でライオンカットというものが流行っています。ここではライオンカットの方法やメリット、さらにその危険性などについても扱いたいと思います。

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ライオンカットのメリットとは

ライオンカット

Santi Nanta/shutterstock.com

ライオンカットにはどんなメリットがあるのでしょうか?愛猫をライオンカットにするか迷っている方は要チェックです。

1.暑い時に熱がこもりにくい

身体の被毛を短くカットするので熱がこもりにくく、体温を素早く下げることが出来ます。特に長毛種などの被毛の量が多い猫にとっては効果が大きいでしょう。

猫はもともと暑さに強い動物です。しかし、湿気の少ない暑さには強いのですが、湿気の多い暑さには弱いのをご存知でしたか?

猫は被毛と皮膚の間に湿気と熱をため込みやすいのです。被毛を短くカットしているなら、日本の暑い夏でも快適に過ごすことが出来るでしょう。ライオンカットにしているなら、熱中症などの対策になります。

2.可愛らしいorかっこいい

見た目が可愛らしくなりますし、ライオンのようなかっこよさも手に入れることが出来ます。

身体の被毛を短くカットしすぎなければ、バランスの良いライオンカットにすることが出来ます。いろんな人から可愛がってもらえますし、私たちの愛着も増すことでしょう。

もちろん見た目だけが大切ではありませんが、大好きな愛猫にはどんな時でも可愛らしくあってほしいものです。

3.毎日のお手入れが簡単

身体の被毛が短いなら毎日のお手入れがとっても簡単になります。毛玉ができづらいですし、ブラッシングも一瞬で終わります。

シャンプーも簡単に済みますし、その後の乾かす時間も早くて済みます。シャンプーの後はドライヤーなどですぐに乾かさないと風邪をひいてしまいます。被毛が短いならすぐに乾くので風邪にもなりづらいでしょう。

4.猫の身体が汚れにくい

長い被毛はお手入れがなされているときれいですが、そうでないなら汚れがとても目立ってしまいます。長い被毛は汚れやすいというデメリットもあるのです。

特におしりまわりの被毛や口まわりの被毛は、トイレや食事の際に汚れやすいものです。ライオンカットはおしりまわりの長い被毛をカットしますから、トイレの後に汚れてしまうことも少ないでしょう。

口まわりの被毛は相変わらず長いままなので、口元が汚れた可愛らしいライオンを見かけたらやさしく拭ってあげてください。

5.部屋が汚れにくい

ライオンカットは部屋が汚れにくいというメリットもあります。抜ける被毛の数は変わらないのですが、被毛自体が短くなることで、お部屋の汚れ具合がかなり変わります。

長い被毛はとても目立ちますし、ホコリなどが付着しやすいでしょう。掃除したとしてもすぐに汚れてしまうこともしばしばです。短くカットされているなら猫自身も汚れづらいので、その汚れがお部屋に付着することも少ないのです。

6.皮膚トラブルに気付きやすい

ライオンカットにするなら皮膚の状態を観察しやすいというメリットがあります。通常であれば、長い被毛に隠れて皮膚が見えることはありません。しかしライオンカットで被毛をかなり短くするなら、皮膚の状態がいつでも見えるようになります。

当然皮膚トラブルにも気付きやすいのです。皮膚が赤くなっているだけでもすぐに気づきます。皮膚が荒れている症状に気付いて早めに対処してあげることも出来るでしょう。

ライオンカットにする危険性とは

サングラスをかけた猫

ezpic/shutterstock.com

ライオンカットにはメリットだけでなく危険性もあります。見た目だけの目的でライオンカットにしてしまうと、しばらくしてから後悔することになるかもしれません。危険性を十分把握してから、ライオンカットにするかどうか判断してくださいね。

ではどんな危険性が考えられるか取り上げます。

1.紫外線の影響を強く受ける

ライオンカットは被毛を短くカットします。涼しくもなるのですが、被毛の保護作用もなくなってしまいます。特に直射日光による紫外線の影響を強く受けることになります。これまでは被毛によって皮膚に直接日光が当たることは無かったでしょう。

しかしライオンカットにすると、今まで保護となっていたものが無くなります。紫外線を直接浴びてしまうのです。もちろん少しの紫外線は問題ありませんが、紫外線の強い日にいきなり長時間浴びてしまうと皮膚トラブルに繋がりかねませんから要注意です。

2.皮膚が傷つきやすい

長い被毛は外傷からも守ってくれていました。猫が草むらや狭い場所などで行動することがあるでしょうか?その際には、身体が壁と擦れたり、鋭い草が当たったりしているのです。ライオンカットになるとそれらから保護されることが無いので、被毛が傷つきやすくなります。傷口から菌が入って炎症する可能性もあるのです。

3.ライオンカットがストレスになる

猫は犬ほどカットに慣れていません。ライオンカットにするときには、慣れない場所で被毛をごっそりと失うことになります。それが猫にとって大きなストレスになることがあるのです。

カットをかなり嫌がったり、カットの後に元気がなくなったりするならそれはストレスが原因かもしれません。

4.猫のカットには麻酔が必要な場合も!?

ライオンカットは身体全体をカットする必要があります。猫によっては大暴れすることがあるので、安全のため麻酔が必要な場合があります。猫に麻酔をするのはリスクが伴うことも覚えておきましょう。そこまでしてライオンカットにする必要があるのか考える必要がありますね。

5.毛質が変わることがある

ライオンカットは被毛をたくさんカットします。短くカットされた猫はその後の毛質が変わる場合があることを覚えておきましょう。

ストレートな毛質だったものが、ライオンカットにしたあと伸びてくる時にカールしていたりするのです。ベリーショートカットなどの場合は毛質が変化することも多いようですから、そのことをふまえてライオンカットにするかどうか判断してください。被毛の美しさを自慢としているなら、あえてカットしないほうが良いかもしれません。

ベリーショートカットには要注意!!

ライオンカットには、被毛の長さに違いがあります。短毛種ほどのショートカットにすることも出来ますし、ほとんど被毛がないほどに短くするベリーショートカットもあります。

ベリーショートカットにする際は、特に注意を払うようにしましょう。ベリーショートカットは、被毛をカットする時のデメリットが非常に際立ちやすいからです。通常のショートカットであれば問題とならないようなことも、ベリーショートカットの場合にはトラブルに発展する場合があります。

ベリーショートカットは見た目への影響も強いものです。あまりにも短くカットしてしまうなら、見る人によっては「奇妙な姿」に見えたり、「かわいそう」という感想を抱いたりしてしまうかもしれません。

まとめ

猫とライオンの影

Cranach/shutterstock.com

猫のライオンカットの方法やメリット、さらには危険性もお伝えしました。

ライオンカットは見た目の可愛らしいスタイルです。夏が近づくと、涼しいスタイルを求めて愛猫をライオンカットにする人が増えると思われます。

愛猫をサマーカットにしようか迷っているなら、是非とも危険性に注意を払ってください。場合によっては取り返しがつかない結果になることもあります。

猫の事を第一に考えてあげるなら、どんなカットにするかは自ずと決まってくるはずです!!

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