猫が犬のように遠吠えする理由とは?その理由と遠吠え対策を紹介!

猫が犬のように遠吠えする理由とは?その理由と遠吠え対策を紹介!

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家で飼われている猫は、飼い主さんに要求を伝えたり意思の疎通を図るために鳴くことがあります。でも時々犬のように遠吠えをするのを聞いたことがある人も多いかもしれません。そこで今回は、猫が遠吠えする理由や遠吠えをやめさせるために出来る対策を紹介したいと思います。

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猫の鳴き声には意味がある!

飼い主の足元に擦り寄る猫

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

猫はいつも全身と使って意思表示をしていますが、鳴き声ひとつひとつにもそれぞれ異なる意味があります。

猫は「ワオン」とか「おーん」などの遠吠えのほかにも、さまざまな鳴き声をします。猫をよーく観察するなら、鳴き声の意味を理解できるようになるでしょう。

遠吠え以外の鳴き声の意味をいくつかご紹介しましょう。

楽しい時や嬉しい時は「ゴロゴロ」「グルグル」

猫は「ゴロゴロ」とか「グルグル」などと喉を鳴らして鳴くときがあります。

これは子猫時代、母猫のおっぱいを飲みながら”美味しいよ~”と母猫に伝えている名残と言われています。

成猫に成長した猫も、飼い主さんの膝の上で喉をゴロゴロと慣らしているなら、”大好きだよ~”とか”とっても幸せ~”というメッセージを飼い主さんに伝えています。

幸せな時は「アーーアン」「ニャッニャ」「ナァーーン」

猫は幸せな気持ちになると「アーーアン」と鼻から抜けたような鳴き声をするときもあります。たいてい大好きな飼い主さんに見せる鳴き声です。

また、ごはんだよ~という呼びかけには「ニャッニャ」と弾むような鳴き声で、ウキウキした気持ちを表現することもあります。

さらに愛猫を抱き上げて話かけると「ナァーーン」と穏やかな単調で鳴き、飼い主さんと会話をする子もいます。

何かを要求している時は「ニャオーン」「ナオーン」

飼い主さんの顔を何度も観ながら「ニャオーン」とか「ナオーン」と鳴く場合は、飼い主さんに対して何か要求をしています。

一緒に遊んで欲しいのかもしれませんし、抱っこをしてもらいたいのかもしれません。それらの鳴き声を出している時は、たいてい尻尾を立てて身体や顔をスリスリしてきます。

是非、愛猫の要求を見つけ、その欲求を満たしてあげましょう。

飼い主さんが寝ている時に「ンナォーン」「ンニャオーン」と鳴く場合

飼い主さんが寝ている時に、「ンナォーン」「ンニャオーン」と鳴くのは、飼い主さんに早く起きてと訴えている鳴き声です。

おそらくお腹が空いているためごはんの要求をしているのかもしれません。愛猫に早く起きるよう請求されたら、起きるしかありませんね。

苦しい時は「オゥーオ」「ナオーン」「アアァオォーン」

「オゥーオ」「ナオーン」などとトイレで鳴いているなら、泌尿器系の病気を患っている可能性があります。”痛いよ~”とか”苦しいよ~”などと訴えているので注意が必要です。

また、嘔吐する前には、「アアァオォーン」と遠吠えのような鳴き声を出すことがあります。苦しい気持ちを表現しているので注意しましょう。

恐怖を感じている時は「アオーン」

「アオーン」と低い声で唸るように鳴いている時は、たいてい瞳孔が大きく開いています。猫は全身と使って「ヤダ!」という気持ちを必死に伝えながら、恐怖や拒絶を表現しています。

子猫が「ミィミィ」と鳴く時

小さな体をしている子猫が、その体からは考えられないほどの大声で「ミィミィ」と鳴いている時は、本能的に命の危機を感じている時です。

”寒いよー”とか”お腹が空いたよー”など頑張って鳴き声を振り絞り、訴えています。体を温めてごはんをあげましょう。

不満がある時は「シャー」

ゆっくりくつろいでいる猫を触ったり過度に構いすぎると、「シャー」と威嚇してくることがあります。

”邪魔するなー”と不満に気持ちを表現しているので、嫌がることは避けましょう。

怒っている時は「ヴーーー」「ヴァーーーオ」「シャーシャー」

声をしゃがらせながら何度も「ヴーーー」「ヴァーーーオ」と鳴く時は、低い姿勢で攻撃態勢、もしくは威嚇態勢になっています。怒りがマックスになっていますので気を付けましょう。

また、怒りの相手が自分よりも下だと判断すると、「シャーシャー」と強気に鳴くこともあります。

猫の挨拶は「ニャ」「ニャニャ」「ニャー」「ニャーン」「ニャア」

飼い主さんが外出先から帰ってくると小声で「ニャ」、高い声で「ニャー」、尻尾をピンと立てて「ニャーン」などさまざま鳴き声をします。

どの鳴き声も”おかえり~”、”遅かったね~”、”待ってたよ~”などの気持ちを表現しています。

また、猫に声をかけた時にただ一言「ニャ」と鳴く場合は、”なあに?”、”いいよ”など飼い主さんの呼びかけに応えてくれています。

さらに猫の方から「ニャア」と鳴きながら近寄ってくるときは、かなりご機嫌な気分をしています。

外を見ながら「カッカッカッ!」

室内飼いの猫は、窓の外をみながら「カッカッカッ!」と鳴くことがあります。

これには鳥や虫などを見つけ、狩猟本能を発揮している鳴き声です。”今から捕まえるぞー”という意味があります。

ごはんを食べながら「アゥアゥアゥアゥ」

「アゥアゥアゥアゥ」と鳴きながらご飯を食べている場合は、かなり夢中になっているはずです。ごはんが美味しくてしょうがない時に鳴きます。

このように猫にはさまざま鳴き声があり、それによって気持ちを飼い主さんに表現しています。是非、愛猫をしっかり観察し、気持ちを読み取ってあげてくださいね。

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