猫が手で顔を隠して寝るのはなぜ?寝相や寝姿から分かる猫の心理とは

猫が手で顔を隠して寝るのはなぜ?寝相や寝姿から分かる猫の心理とは

update

猫が前足で目を覆っているポーズや、土下座のようなスタイルで両前足を前に出しそこに顔をうずめるようなポーズを見ることがあります。こうした寝姿のことを「ごめん寝」とか「すまん寝」と表現することがあります。どうして猫はこのような姿で寝るのでしょうか?猫が手で顔を隠して寝る理由についてみてみましょう。

update

寝相や寝姿から分かる猫の気持ちとは

仰向けで寝る子猫

undefined/shutterstock.com

ここまで、猫が「ごめん寝」ポーズのように顔を隠して寝ているときの猫の心理や理由についてみてきましたが、ここからは猫の他の寝姿や寝相から猫の気持ちを見てみましょう。

仰向けでおなかを見せている

もしも愛猫があおむけでおなかを見せた状態で寝ていたら、それは完全に安心している証拠です。

野生で生きていた猫にとっておなかは急所です。骨に守られておらず皮の下には大切な内臓が詰まっているおなかは猫にとって急所なのです。そんな大事なおなかを見せて寝ているということは飼い主に対して、また自分のいる環境に対して安心しきっている証拠でしょう。

知らない人が来ているときは絶対にそんな姿で寝ることはないはずです。野良猫がおなかを見せて寝ているのも見たことありませんよね?仰向けで寝るというのは猫にとって最高にリラックスしていると言っても過言ではありません。

横向きで足を伸ばす

たまに猫が横向きで足をピンッと伸ばして寝ていることがありませんか?この時も仰向けの時と同じくらいリラックス、安心している状態なんですよ。

というのも猫は危険を察知してすぐに動けるように、普段寝ているときは脚を地面につけた状態で寝ているものです。しかしそうせずに足を伸ばしているということは、その状況に安心しているといえるでしょう。

横向きに寝ているということですから、もちろん急所のおなかも見えているので、警戒していないと思われます。

香箱座り

香箱座りとかスフィンクス座りともいわれますが、前足と後ろ足を折りたたんで体の下にしまったような格好で座って寝ていることがあります。この状態で寝ているときも、猫はリラックス状態です。

このスタイルは足の裏が地面についていません。また前足も折りたたんでいるということは、何かあってもすぐに動くことが出来ません。ですから上記の2つほどではないにしても、香箱座りで寝ているときというのはリラックスしている、安心している状態と考えられるのです。

体を丸めている

これは猫が寝ている姿で一番多くみられる姿ではないでしょうか?ねこが体を丸めて寝ているときは、周りに対して警戒しているときです。大事な急所であるおなかを隠し、何かあったらすぐに動けるように足の裏はしっかり地面についています。

家の中で飼い主と二人きりでも体を丸めて寝ていることがありますが、この時の理由はきっと「寒いから」というものでしょう。暑い国出身の猫は寒さが苦手なため、特に寒い時期に体を丸めて寝ていたら、ただ単に寒いだけなのかもしれません。

まとめ

ぐっすり眠る子猫

Norman Chan/shutterstock.com

猫が手で目や顔を隠して寝ていることがあります。かわいらしいポーズなのですが、その理由は眩しいからとかうるさいからなど、猫からしたらちょっと周りに我慢しているときにするポーズとも言えますね。愛猫がストレスにならないような睡眠環境を整えてあげましょう。

また、もしも愛猫がまるで反省しているかのようなポーズ、壁に頭を押し付けるような恰好をしていたら何らかの病気の可能性があるので注意しましょう。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板