犬が高いところに登りたがるのはなぜ?飼い主が気をつけてあげたい注意点も解説!

犬が高いところに登りたがるのはなぜ?飼い主が気をつけてあげたい注意点も解説!

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ソファーの上や椅子などに上がることが好きな犬も多いかもしれません。ネコのようにすごく高いところというよりは、ほどよく高いところに乗ってくつろいでいる子もいますね。犬は高いところが好きなのでしょうか?ここでは犬が高いところに登りたがる理由と、飼い主が気をつけてあげたい注意点を取り上げます。

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犬が高いところに登りたがるのはなぜ?

ソファーの上でくつろぐ犬と猫

New Africa/shutterstock.com

ソファーの上や椅子などに上がることが好きな犬も多いかもしれません。ネコちゃんのようにすごく高いところというよりは、ほどよく高いところに乗ってくつろいでいる子もいますね。

犬はネコちゃんのように高いところが好きなのでしょうか?今回はそんな点に焦点を当てて見ていきましょう!

犬は高いところが好きなのか?

犬が高いところに登るといっても、せいぜい床より少しだけ高いソファーやベット程度の高さということになります。基本的に犬は高いところは苦手ですので、高い所が好きだからという理由で乗っているわけではありません。

ソファーやベット、椅子などは犬が自分で飛び乗れるくらいの高さで、飛び降りることも問題ありませんから、このくらいの高さならば恐怖心なく上り降りできます。

しかし、自分で上がることの出来ない高さの場所は恐怖を覚える子もいるようです。その苦手意識を利用し、トリミングする時の台や動物病院の診察台は高いのかもしれませんね。台に乗せられると動きが止まって、心配そうな顔で飼い主さんや優しそうな看護婦さんに目線で助けを求めてきます。

特に病院嫌いの子に多く、診察台の上で固まってしまうという子もいるでしょう。1メートルほどの高さがあって 自分では降りられず、台の上は面積も狭くて落ち着かず、犬からするとかなり恐怖心を覚える高い場所に思えるかもしれませんね。

さらに、階段も苦手な子もいます。登ることすら怖がる子もいますが、降りるのが特に苦手と思う子が多いようです。慣れてくれば上手に降りられるようになりますが、犬の場合には私たちとは違い四つ足で歩き、頭を急角度で下に向けて降りなければならないので、その姿勢を考えると恐怖を感じるのも無理はないでしょう。

なぜ高いところが苦手なのでしょうか?

犬は元々高い場所に登るような生活ではなく、集団で獲物を追い囲い込むようにして狩りをしていました。獲物をトラやヒョウのように木の上に運んで食べるようなことはしていませんでした。地面で生活していたため、高い場所に登るような生活には慣れていなかったからと考えられます。

しかしライオンやオオカミのように、生活の中で時には見張り役もする場面もあったでしょうから、その時は高いところに立って見張りをしていたはずです。しかしその場合にも、落ちる危険の無いような安全な安定した場所で見張りをしていたことでしょう。

ではなぜ、ペットとなった犬はソファーなど少し高いところに上りたがるのでしょうか?その理由をいくつか見てみましょう。

犬が少し高いところに登ろうとする理由

ベッドの上でくつろぐ飼い主と犬

Soloviova Liudmyla/shutterstock.com

自分が上り降りできないような高いところは嫌い、でも少し高いところは大好き!という犬の心境はどのようなものでしょうか?

高いところというよりは居心地のよい場所だから好き!

実際のところ、ソファーやベットは高いから好きというよりは、居心地が良いから好きという犬が多いでしょう。ソファーもベットも柔らかくフワフワとした触感です。私たち人間も居心地が良いと感じますね。それと同じです。

犬は特に固い場所よりも、柔らかいところを好みます。ソファーやベット以外の床で寝るときも、そのまま寝るよりはクッションや毛布、座布団があるとその場所で寝ますね。

そしてソファーやベットは床よりも少し高くなっているため、温度が床に比べると少し高くなっています。私たちもフローリングの床の足元付近は寒くても、ソファーや椅子に座っている上半身は暖かいという温度差を経験することが良くあります。

冬場はそのように暖かく感じるソファーやベットの上で眠り、暑い夏になったらフローリングや床の上で寝るという犬も多いことでしょう。

大好きな飼い主さんの匂いがするから

ソファー、椅子、ベットを好む理由の一つとして、飼い主さんの匂いがするという理由もあります。1人で留守番しなくてはいけない時や飼い主さんが忙しそうで相手してくれない時など、飼い主さんの匂いがついたベットなどに行って寂しさを紛らわそうとしています。飼い主さんの匂いに囲まれて過ごすことで安心できるのかもしれませんね。

または、実際に飼い主さんがソファーでくつろぐことを知っていて、それで飼い主さんのそばにいたい、落ち着きたいという気持ちもあるでしょう。

見渡したい

先程の元々の性質の見張りをすることによく似ているかもしれません。部屋の中をよく見渡したい、飼い主さんが何をしているか知りたい、侵入者がいないか確認しているなどの理由から、少し高いところに乗って番犬の役目を果たしてくれていることもあります。

飼い主が何かを食べている時にソファーや椅子の上に乗る場合には、テーブルの上に何があるのか、飼い主が何を食べているのか、自分も食べられそうなものがあるか確認しようとしている行為かもしれません。欲しいよ〜と羨ましそうな目線を送ってくるかもしれませんが、グッと我慢しましょう。

このように犬が上る理由が分かりましたね。では、少し高いところに上る時に飼い主さんが気をつけるべき点について考えましょう。

飼い主が気を付けてあげたい注意点

ソファーに座る犬

Demkat/shutterstock.com

そこまで高いところでもないですし、犬が自分で昇降できる高さですから、飼い主さんも安全だろうと考えて目を離してしまうこともあるかもしれません。しかし危険が全くないというわけではありませんので、いくつか注意点を覚えておきましょう。

落ちる危険がある

犬は確かに高いところは嫌いなのですが、まれに飛び降りたら危険な高さからダイブして降りるときがあります。例えば、大好きなオヤツをもらえそうな時、飼い主に置いていかれると思った時などどうしても今すぐに降りたい!という理由がある時です。

または、高いところにいるというストレスから逃げ出そうとする場合にも、危険を顧みずにダイブする場合があります。犬はネコちゃんのように体が柔らかくないので、高いところから飛び降りてしまうと怪我をする場合があります。 ほかにも、そこまで危険な高さからのダイブでなくても、ジャンプすることで関節に負担がかかるということもあります。手や足の関節が外れてしまい、手術を余儀なくされる場合もあります。

特にダックスフンド、コーギーなどの胴長で短足な犬は、ソファーやベットからのジャンプによって椎間板ヘルニアになる子が非常に多いです。この種類の子を飼っている飼い主さんは、ソファーは置かない、または乗らせないか、床と高さがあまり変わらないようなローソファーを選ぶようにしましょう。

またシニア犬になると、ソファーやベットの少しの登り降りも関節炎の悪化の原因になる可能性もあります。今までは大丈夫だったかもしれませんが、犬は飼い主さんが思う以上に年を取っていることもありますから注意が必要です。 ではここからは、高いところに乗せる危険というよりは、ソファーやベットに乗せる際に注意して欲しい点を見ていきましょう。

独占欲が強くなる可能性がある

犬が大型犬の場合には、小さめのソファーを独占するような形になります。犬が使っているからと飼い主さん達が遠慮して他の場所に移ると、ソファーは自分の物だと勘違いすることになります。

犬をわざわざどける必要はありませんが、一緒に使えるように工夫したり飼い主さんが使いたい時には降りてくれるようなトレーニングが必要になったりすることでしょう。 ポイントは、ソファーは犬だけのものでなく、みんなの物であるということを分かってもらえるようにすることです。

指示を聞かなくなる可能性がある

先程あげた、独占欲が強くなる状態が続いている中で自由にさせていると、他のことでも自由にしていいんだと認識してしまう可能性があります。その為、飼い主さんの指示に従わなくなってきます。ダメなことはダメ!というルールを作って徹底する必要があります。

汚れたり傷が付く可能性がある

犬は散歩でそのまま素足で外を歩きます。家に帰って来てその足を綺麗に拭いたり洗ったりしても、そのままソファーに乗ってしまうと汚れや泥、匂いなどが付着してしまい、取れなくなる可能性もあります。 他にも生地を噛んだり、掘ったり、ひっぱたりすることが好きな子もいますから、その場合には新しく綺麗なソファーや椅子、ベットもすぐにボロボロになってしまいます。

このように、高いところのソファーやベットに乗せる際には注意すべき点がいくつかあります。 ある人は、犬が高いところに乗ると自分が偉いと勘違いするので登らせないようにと言います。それは果たして本当なのでしょうか?次にその点を見ていきましょう。

犬は高いところに乗ると偉いと勘違いしてしまう?!

犬の祖先からの元々の習性を考えてみましょう。先ほども触れたように、高いところに乗るのは偉いからということではなく、なにかを見張る為、見回す為でした。そのため、高い場所イコール優位ということではありません。ですから、高いところに登らせると犬が偉いと勘違いするというのは迷信です。

犬が高いところに乗ってわがままになってしまうのは、ただ単にソファーやベットに上らせるからではなく、飼い主さんが主導権を握っていない、きちんとしつけができていないという理由と言えます。

先ほども取り上げたように、独占欲が強くなり自由にさせていると飼い主さんへの敬意がなくなり、主導権が犬に移ってしまうことになりかねません。そうならない為には、普段からきちんとしたしつけが必要です。

では、もう少し見ていきましょう。高いところといえば、ソファーや椅子やベットだけではありません。飼い主さんが抱っこする行為も、犬にとっては高いところと言えますね。高いところがあまり得意でない犬を抱っこする上での注意点を見ていきましょう。

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