犬の血統を調べる方法を紹介!血統を調べることのメリットとは

犬の血統を調べる方法を紹介!血統を調べることのメリットとは

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愛犬の血統を調べることにはたくさんのメリットがあります。そこで今回は、犬の血統を調べることで何ができるのか、また血統を調べる方法について詳しく解説したいと思います。

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はじめに

近年インターネットの普及によって、遠い場所に住んでいる家族や親戚とも簡単にやり取りできるようになったので、頻繁に連絡を取り合っているという人もいることでしょう。とても便利になったインターネットですが、実はこのインターネットを使って愛犬の親戚を見つけることができるって知っていましたか?

家族の一員として暮らしている愛犬にもお父さん、お母さん、兄弟、姉妹がいます。離れ離れになって、それぞれの飼い主のところで暮らしていますが、みんながどこにいるのかをインターネットで知ることができるんです。

今回は犬の血統を調べる方法について解説したいと思います。血統を調べることによって何ができるのでしょうか?具体的にどのようなサイトから調べればいいのでしょうか?愛犬の血統が気になっていたという人はぜひ参考にしてくださいね!

犬の血統を調べると何ができる?

仲良く並んでいる子犬たち

Konstantin Tronin/shutterstock.com

愛犬の血統を調べると何ができるのでしょうか?犬の血統を調べることのメリットなどについても解説しますね。

愛犬の親戚と交流できる

愛犬の血統を調べることによって、愛犬の親犬、兄弟犬の存在や住んでいる場所も知ることができます。ブリーダーから購入した場合は、親犬や兄弟犬とも会ったことがあるかもしれませんね。しかしペットショップで購入したり、里親募集で譲り受けたりした場合は、親犬や兄弟犬の情報を知ることができません。

しかし愛犬にも親犬や兄弟犬は必ずいます。犬は平均6匹~10匹の子犬を産むと言われているので、兄弟犬はどこかに存在しているはずです。愛犬の兄弟姉妹を見つけることができたらうれしいですよね。もしかしたら思っていたよりも近くに兄弟犬が住んでいるかもしれません。そうすれば一緒に散歩をしたり、ドッグランで待ち合わせをしたりすることができます。

愛犬の親戚との交流によって、いろいろな情報交換をすることができます。同じ犬種でしかも親戚ですから、性格や特徴が似ていると考えることができます。飼育に関する悩みやアドバイスを飼い主同士が共有することができるのも心強いですよね。どんなドッグフードを与えているのか、どこの動物病院に通っているのかなどをお互いに知ることができます。

また愛犬に何かがあった時、困ったときに連絡が取れる人がいるとうれしいですよね。愛犬がきっかけでかけがえのない友人ができるかもしれませんよ。

愛犬の犬種を確認できる

ヨークシャテリアだと思って購入したものの、後でよく調べてみたら純血種ではなかったということもあります。トリミングサロンに連れて行ったり、ドッグランに連れて行ったりしてそのことを初めて知る飼い主もいるようです。純血種ではないからといって愛犬に対する愛情がなくなるわけではありませんが、やはり気になってしまいますよね。

愛犬の犬種がはっきりしないという場合でも、血統を調べるなら犬種をはっきり確認することができます。血統書がなくても親戚犬を探すことによって情報を得ることができるでしょう。手がかりを集めながら犬種がはっきりしてスッキリしたという飼い主もいるようです。

犬種がはっきり分かることにはメリットがあります。犬種ごとの特徴や性格というのがあるので、飼い方やしつけ方の参考にすることができます。犬はもともと用途に合わせて改良されてきた歴史があります。愛玩犬として改良されてきた犬種と、狩猟犬として改良されてきた犬種では、性格や飼い方の注意点が異なるのは疑問の余地がありません。

吠え癖や噛み癖が付きやすい犬種だとわかれば、そのことを念頭に入れたしつけの仕方をすることができますし、運動量が多い犬種だとわかれば散歩の時間をしっかりと取れるように工夫することができるでしょう。また被毛のケアの仕方やなども犬種が分れば情報が得やすくなります。このように犬種がはっきりすることによって得られるメリットは多いといえます。

愛犬の遺伝的特徴から病気予防ができる

犬種が分かることによるメリットは他にもあります。それは、犬種ごとの遺伝的特徴からかかりやすい病気の特定をすることができるということです。例えば、遺伝的に目の病気になりやすい犬種だということが分れば、自然と普段から目の様子に気を留めるようになるでしょう。早期発見によって失明にならずに済んだということもあります。

また大型犬種に多いとされている股関節形成不全も、犬種がはっきりすることによって予防することができます。血統を調べてその家系に股関節形成不全を患った犬はいないかを調べると、愛犬がかかるリスクがどのくらい大きいかを知ることができるでしょう。また、股関節に負担がかかりにくい生活ができるように工夫したり、食生活の改善を行なったりすることもできます。

将来かかるかもしれない病気をあらかじめ特定するなら、早期発見につながるのでメリットは大きいといえるでしょう。

血統を調べた結果、純血種ではなくミックス犬だったということが分ると、ちょっとがっかりするかもしれませんね。でもミックス犬のほうが病気にかかりにくいとも言われているので、治療費がかからずに済むというメリットもあります。

犬の血統を調べる方法

携帯でSNSを使用している女性

aijiro/shutterstock.com

知りたいとは言っても、すでにバラバラになってしまった愛犬の親戚を今さら探すことは不可能なように感じるかもしれませんね。でもインターネットを使えば不可能なような愛犬の親戚を探すことが可能です。では愛犬の血統はどうやって調べることができるのでしょうか?

血統書から調べる

「血統書付きの犬」などという表現を聞いたことがあるでしょう。この血統書は犬の血統を証明するもので、犬種としての基準が満たされていることを示しています。血統書を発行する様々な団体がありますが、日本では一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)のものがメジャーだといえるでしょう。血統書には親犬だけでなく祖父母についても記載されています。

ジャパンケネルクラブ(JKC)発行の血統書は祖先を3代または4代にわたって記載したものを発行してもらうことができます。ここまですれば愛犬が立派な純血種であることが証明されますね。堂々と「うちの愛犬は○○です!」ということができます。

血統書には血統上の犬の名前どこの犬舎で産まれたのか、またどこの国で産まれたのかという情報も含まれています。同じブリーダーから犬を購入したいという場合は役立つ情報ですよね。また、海外で産まれた犬も、国際公認血統証明書があればどこの国かを特定することができます。

また血統書には、一緒に産まれた子犬の数や性別も記載されています。さらに血統証明の発行申請があれば登録頭数として数えられます。登録されていればインターネットサイトを通して調べやすくなり、どこに住んでいるのかを知ることができるでしょう。兄弟犬の写真を見たり飼い主と連絡を取ったりすることもできるようになります。

さらに、祖先の内の誰かがドッグショーで優秀な成績を残したかどうかも知ることができます。その場合は「CH」という記号が付いていて、チャンピオンであることを証します。チャンピオン犬の血統だということが分るとうれしいですね。愛犬にも何らかの素質あるかもしれませんよ。さらに血統書付きの犬の子犬は値段が高くなるというメリットもあります。もちろん無計画な繁殖は厳禁ですよ。

血統書があるという場合は、データベースを活用して愛犬の親戚を探すことができます。登録数の多いデータベースを探して登録してみましょう。詳しいサイトについては後ほど紹介しますね。

SNSを使って調べる

血統書がない犬や雑種犬であっても、インターネットのSNSを使って親戚を探すことが可能です。血統書がないのでデータベースを使うことができず、簡単に親戚を探すことができるというわけではありませんが、SNSで愛犬を紹介することによって親戚を見つけることができたという飼い主もいます。

SNSを使って親戚を探すためには、できるだけ詳しい情報を記載する必要があります。写真はもちろんですが、産まれた場所や引き取った場所などをできるだけ詳しく記載しましょう。年齢や性格についても記載します。タグ付けをすることも親戚を探す際の助けになるでしょう。

愛犬についてSNSで詳しく紹介していたら、とても似ているという犬の飼い主から連絡が来るかもしれません。さらに詳しい情報交換によって実は兄弟犬だったということもありますよ。血統書がなくてもこうして兄弟犬が見つかると感動しますよね。再会の場を取り決めたり、今後の定期的な付き合いに発展したりする可能性もあります。愛犬も親犬や兄弟犬と会うことが出来たらきっと喜ぶことでしょう。

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