猫の歯はどんな構造をしている?健康な歯を維持するためにできることとは?

猫の歯はどんな構造をしている?健康な歯を維持するためにできることとは?

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何気なく見ている猫の歯ですが、人間の歯と比べると何が違うのでしょうか。どんな種類の歯が生えていて、どんな役割を果たしているのか、猫の歯の構造について詳しく解説していきたいと思います。また猫がなりやすい歯の病気や歯の健康を守るためにできることも取り上げます。

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健康な歯を維持するためにできること

ドライフード

WilleeCole Photography/shutterstock.com

歯周病などの歯の病気を予防するために、次のことを行っていきましょう。

子猫の頃から歯磨きケアを習慣とする

成猫に成長してから歯磨きを始めるより、柔軟性の高い子猫の頃から習慣にするようにしましょう。永久歯が生え揃う生後7ヶ月頃を目標に、歯磨きを習慣化させましょう。歯垢がたまり歯石になるまで2~3日と早いので、できれば毎日歯磨きなどのデンタルケアをされることをおすすめします。

ウエットフードからドライフードへ切り替える

ウェットフードは柔らかく水分も多く含まれているため、歯の隙間や歯茎と歯の間にたまりやすく歯が汚れやすくなってしまいます。

もちろんドライフードを食べていれば歯の病気にならないというわけではありませんが、ウェットフードよりも歯の汚れが少ないことは確かです。可能であれば、歯の病気の予防としてドライフードを与えることができるでしょう。

綿棒を使う

柔らかい綿棒は歯肉への刺激も少ない上、歯垢を取ることもできる便利なアイテムです。奥歯にも届きやすい形状をしているので、歯磨きを苦手としている猫ちゃんにはもちろん、歯磨き初心者の飼い主さんにも最適です。

綿棒の先に歯磨き粉などをつけて、歯の根元の歯垢がたまりやすいところを磨いてあげることができるでしょう。ただし綿棒は飲み込むことができるサイズなので、猫が誤飲しないよう十分気を付けながらケアするようにしましょう。

歯磨きシートを使う

指に巻いて使うシートタイプの歯磨きアイテムも、歯磨きを苦手とする猫ちゃんにおすすめです。シートにはすでに歯磨き剤が染み込んでいるので、これひとつで気軽にデンタルケアが行えます。

歯磨きシートの魅力は、指先で直接歯や歯肉に触れるので、力加減をコントロールがしやすいことです。ただし愛猫に指を噛まれないよう注意して行いましょう。

猫用の歯磨きガムを与える

猫用の歯磨きガムは、多くの猫が喜ぶデンタルケア商品です。毎日のおやつに取り入れるなら、噛むことで歯の汚れを取り除くことができ、歯周病の予防になるでしょう。ただしカロリー摂取オーバーにならないよう、適切な量を守ってあげましょう。

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