猫の里親詐欺に気をつけよう!猫を譲渡するときに気を付けるべきこととは?

猫の里親詐欺に気をつけよう!猫を譲渡するときに気を付けるべきこととは?

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みなさんは猫の”里親詐欺”を知っていますか?猫の里親詐欺とはその名の通り、”里親になります”と偽り、猫をもらおうとする人のことです。近年里親詐欺が増えているので注意する必要があります。この記事では、里親詐欺の傾向や被害を防ぐための対策法などについて解説していきます。

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里親になるということは?

警戒する猫

Andrey_Kuzmin/shutterstock.com

ペットを飼うというと、ペットショップやブリーダーから犬や猫などの動物をを購入することをイメージする人が多いことでしょう。しかし近年は何らかの事情で前の飼い主が飼えなくなったペットを引き取って一緒に暮らす里親を希望する人が増えています。

一度家族としてペットを迎えた場合、その子を生涯にわたって世話することが飼い主としての責任ですが、やむを得ない事情により飼育を続けることができなくなってしまうこともあります。そのようなペットは保健所や動物愛護センター、民間や地域の動物愛護団体などで保護されます。

そのような場所からペットを引き取る人のことを、ペットの里親と呼んでいます。ペットの里親になることにはメリットがある反面、デメリットももちろんあるので、よく考えてから里親になるかどうかを決めることが大切です。ではどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

里親になるメリット

1、ペットの命を救える 保護されたペットの中には新しい飼い主が見つからないと殺処分になってしまう犬猫もいます。里親になるなら行き場のないペットの命を救えます。

2、すでに成長している子が多いので体型や性格が分かりやすい 里親を募集しているペットの多くは子犬や子猫ではなく、成長した成犬や成猫がほとんどです。そのため体型や性格が想像しやすく、飼育環境を整えやすいというメリットがあります。また、基本的なしつけがされていることが多いのも魅力です。

3、費用を抑えることができる ペットの里親になる場合、基本的にペット自体の代金はかからないので、ペットショップやブリーダーから購入するほど費用を用意する必要はありません。

里親になるデメリット

1、持病やケガをしている子もいる 里親を探しているペットの中には、持病を持っていたりケガをしていたりする子もいます。そのようなペットを家族として迎える場合、治療費用はもちろん、飼育する上で特別な配慮が必要になることもあります。

飼育費用だけでなくお世話にも時間がかかるので、引き取る前にはしっかりと考える必要があります。

2、人間に対し不信感やトラウマを持っている子もいる 里親募集中のペットの中には、保護される以前に人間から虐待を受けていた犬猫もいます。虐待被害を受けたペットの多くは、人間に対して不信感やトラウマを抱いている子もいます。

一度抱いてしまった不信感を取り除き、新たに信頼関係を築くことは簡単なことではありません。どんな困難でも乗り越えることができる自信があるかどうか、引き取る前にもう一度じっくり考えてみましょう。

3、一緒に過ごせる時間が短い 里親を募集しているペットはすでに成体になってことが多いため、個体や種類によっては短い期間しか一緒に過ごせないペットたちもいます。短い決められた時間の中で楽しい思い出を作ってあげられるかどうか、よく考えましょう。

里親募集の探し方

レスキューセンターで引き取られた子猫

Ilike/shutterstock.com

里親を募集している団体はたくさんありますが、大きく分類するなら以下の3種類になります。

1、保健所や動物愛護センターなどの行政施設 保健所という名前で呼ばれている地域の公衆衛生活動の中心となる保健衛生行政機関には、”動物愛護”という業務があります。

ここでは飼い主のいない動物の保護、去勢避妊手術などが行われています。また地域によって異なりますが、定期的に里親譲渡会が開催され、保護動物が里親へ引き渡されています。

2、行政施設からペットを引き受けた民間団体 民間団体には行き場のないペットたちを一時保護する”動物シェルター”と、保護したペットを各家庭で世話している2種類あります。どちらも定期的に里親への譲渡会が開催されています。

3、個人 個人でSNSやブログなどを通して里親を探している人もいます。公共の施設は主に犬猫が中心ですが、個人の場合は犬猫はもちろん、鳥類、爬虫類、両生類、哺乳類でも珍しエキゾチック動物などのペットの里親探しも自由に行えます。

まとめ

注意

Rawpixel.com/shutterstock.com

里親詐欺は伝説ではなく、実際に起きている事件です。複数の猫を欲しがる人、住所を教えてくれない人、直接会って譲渡することを嫌がる人、SNSだけですべてを決めようとする人などには十分注意しましょう。

また保護団体を名乗り、全部の猫を引き取る人たちにも要注意です。いずれにせよ少しでも怪しいと感じるなら、譲渡することは拒否されることをおすすめします。

またペットを探している方は、保護されているペットの里親になることを検討することもひとつの方法です。行き場のない命を救えるのは里親ならではのメリットです。

もちろんメリットだけでなくデメリットもあるので、ペットを家族として迎えることを検討している方は、しっかり考慮した上で決めるようにしましょう。

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