猫に昆布はOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

猫に昆布はOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

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猫に昆布を与えても大丈夫です。昆布には食物繊維やミネラルが多く含まれているため、適量であれば猫にとってもメリットとなる食材です。今回は、猫に昆布を与える効果や、与える際の注意点を解説したいと思います。

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猫に昆布はOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

猫に昆布を与えても問題ない?

ざるの上に乗った乾燥こんぶ

K321/shutterstock.com

昆布は海で育つ藻類のことで、海藻の仲間です。「よろこぶ」にちなんで、お正月やおめでたい席には欠かすことができない縁起物として、日本では古くから用いられてきました。

昆布には「食物繊維」や「ミネラル」など、体に良い栄養素が豊富に含まれており、健康食品としても人気の食材です。

猫に昆布を与えても問題ありません。しかし、昆布に含まれる栄養素の中には、猫が過剰摂取すると健康に悪影響を及ぼすものもあるので、与える際には注意が必要です。

猫に昆布を与えてもいい量

ごはんを食べている猫

Okssi/shutterstock.com

昆布にはナトリウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。ミネラルは体の組織を作ったり、調子を整える上で欠かせない栄養素です。しかし、猫がミネラルを過剰摂取すると、尿結石などの病気を引き起こす可能性があるので、注意が必要です。

昆布に含まれるミネラルは、他の食材に比べて消化吸収率が高く、80%近くが体内に吸収されるといわれています。よって、猫に昆布を与える際は、細かく刻んだものをフードに少量トッピングしたり、手作りごはんに少量混ぜてあげる程度にしておきましょう。

子猫の場合

例えばナトリウムの場合、子猫が摂取すべき量は、AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準によると、ドライフード100gあたり0.2%以上が適量と定められています。

子猫の場合、消化器官が十分に発達していないため、特に注意が必要です。子猫がナトリウムを過剰に摂り過ぎると、腎臓に過度の負担がかかり正常に機能しなくなる危険性があります。ゆえに、子猫にわざわざ昆布を与える必要はありません。

成猫の場合

生後12カ月~7歳の成猫の場合も、フード100gあたり0.2%以上のナトリウムを摂取するのが望ましいとされています。

基本的には、良質なフードを与えていれば、猫に昆布を与える必要はありません。どうしても食べさせたい場合には、1日の栄養バランスを考えて、ナトリウムの摂り過ぎにならないよう「少量」にとどめておきましょう。

老猫の場合

昆布にはミネラルの他、食物繊維も豊富に含まれています。そのため、消化器官機能が低下している老猫に昆布を与え過ぎると、消化不良を起こす可能性があります。

また、老猫がミネラル類を過剰摂取すると、尿結石や腎不全などの病気を引き起こすリスクも高くなります。リスクを上げないためにも、老猫に昆布を与える必要はありません。

猫に昆布を与えることで期待できる効果

カットボードの上に乗っているこんぶ

Viktor Kochetkov/shutterstock.com

昆布には「アルギン酸」「フコイダン」など、海藻特有の水溶性食物繊維が含まれています。昆布のぬめりはこれらの成分によるものです。アルギン酸には、高血圧や動脈硬化を予防する効果、腸内環境を整える効果があります。フコイダンには、免疫力を高めたり、胃粘膜を保護する働きがあります。

また、昆布には「ビタミンK」が含まれています。ビタミンKには、出血を起こした際に血液を凝固させ止血する効果や、骨を健康に保つ効果があります。

さらに、うまみ成分として知られる「グルタミン酸」には、利尿効果や血圧を下げる効果、脂肪の蓄積を抑制する効果を期待することができます。

猫に昆布を与えるときの注意点

お湯で戻したこんぶ

gontabunta/shutterstock.com

塩や調味料で味付けされた昆布は猫に与えないでください。猫が塩分を摂り過ぎると、健康に悪影響を及ぼします。ゆえに、猫に昆布を与えるときは、味付けされていない無塩のものを選ぶようにしましょう。

また、乾燥昆布をそのまま与えてしまうと、消化器官を傷つけてしまう危険性があるだけでなく、お腹の中で何倍にも膨れてしまって消化不良を起こす可能性もあります。必ず水で戻したものを与えるようにしてください。さらに、昆布は食物繊維が多く含まれているため、猫にとっては消化しにくい食べ物です。与える際はなるべく細かく刻んであげるようにしましょう。

加えて、昆布に含まれる「ヨウ素」は、甲状腺ホルモンの働きを促進するために必要な栄養素ですが、過剰摂取すると甲状腺機能低下症を発症する可能性があります。そのため、健康な猫であっても、与え過ぎないように注意する必要があります。

猫の体質によっては、昆布に含まれる成分にアレルギー反応を起こすことがあります。猫に初めて昆布を与える際は、少量からスタートし、アレルギー症状が出ないか観察してください。体調に何らかの異変が見られた場合は、速やかに与えるのを中止し、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

とろろ昆布や昆布の出し汁は与えても問題ない?

ざるの上に乗ったとろろ昆布

Atsushi Hirao/shutterstock.com

少量であれば、とろろ昆布を猫に与えても問題ありません。しかし、とろろ昆布の中には、はちみつが使用されているものがあるので、与える際には十分注意が必要です。なぜなら、猫によっては、はちみつに含まれている「ボツリヌス菌」に対して中毒症状を起こす可能性があるからです。ゆえに、猫にとろろ昆布を与える際は、様子を見ながら少量与えるだけにしてください。

出汁に関しては、無塩昆布でとった出汁であれば、猫に与えても問題ありません。塩などの調味料を加えたり、他の食材を加えたりせずに、昆布だけでとった出汁を与えるようにしてください。

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