犬も年齢によって食事を変える必要がある?ライフステージに合わせた食事を用意しよう!

犬も年齢によって食事を変える必要がある?ライフステージに合わせた食事を用意しよう!

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犬にとって栄養バランスの整った食事は健康を維持して保つのに欠かせません。犬も年齢に伴って必要な栄養やエネルギーが変化していくので、食事の内容も変えていくことは大切です。この記事では、犬のライフステージに合わせた食事についてご紹介します。

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それぞれのライフステージに適切な食事とは?

ドッグフード

pixabay.com

成長に伴って体が作られていく子犬と、代謝が衰えつつあるシニア犬では当然ながら必要な食事の量や栄養は異なります。愛犬の年齢に合った必要な栄養をまかなうとともに、肥満など成人病の要素にも注意が必要です。

では、それぞれのライフステージごとに適切な食事をご紹介します。

成長期(子犬)

生後8ヵ月位から12ヵ月の犬が「成長期」にあたります。大型犬の場合は24ヵ月までを成長期ということがあるので、犬種によって多少ズレは生じます。

犬はこの時期に体重が50%増加するといわれており、成長するための栄養と生命を維持するための栄養を必要とするので、食事は多めになるでしょう。

しかし、急速な体形の成長は骨格の成長に悪影響を与えるので、食事の与えすぎには注意してください。おやつの量にも気をつけましょう。

カルシウムなど骨を形成するのに必要な栄養素が不足しないようにします。この時期は子犬用のドッグフードを選んであげれば、必要な栄養をバランス良くまかなえます。

維持期(成犬)

子犬の時期が終わり、平均寿命の半分までの期間のことを「維持期」といいます。小型犬と大型犬では平均寿命が異なるので、小型犬は6歳から7歳まで、大型犬では4歳から5歳までといわれています。

この時期は、生命を維持するための栄養のみを必要とします。しかし、この時期に摂取する栄養次第で加齢を早めることもあるので注意が必要です。

また、肥満や中性脂肪などの成人病は犬にも発症することがあるので、おやつを与えすぎないよう気をつけてください。避妊や去勢の手術をしている場合は、特に注意が必要です。

体重は食事の量だけではなく、運動量によっても変わります。食事に注意するだけではなく、定期的な運動も心掛けましょう。

この時期に肥満にさせないことで、高齢期になっても健康で幸せな生活を送れるといわれています。この時期のフードは月齢や体重別に分かれているので、愛犬にあったフードを選んであげてくださいね。

高齢期(シニア犬)

犬種によって多少の違いがありますが、5歳から7歳を過ぎると「高齢期」に入ります。この頃から、愛犬の動きが鈍くなったり反応が遅くなったりするかもしれません。代謝や運動量が落ちてくるので、食べる量も自然に少なくなるでしょう。

しかしながら、量は減っても必要なタンパク質の量は維持期の犬と同じといわれています。量を減らしてしまうと栄養が偏ったりバランスが取れなかったりしてしまうかもしれません。

ですから、フードを選ぶ時には高タンパク質の消化が良い物を選びましょう。シニア犬向けのフードを選ぶなら、少量でも必要な栄養を摂取できます。

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