愛犬が散歩中に興奮しすぎて困る!落ち着かせて飼い主さんも散歩を楽しもう♪

愛犬が散歩中に興奮しすぎて困る!落ち着かせて飼い主さんも散歩を楽しもう♪

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狂ったように走り出したり、すれ違う人に飛びかかろうとしたり、吠えたりうなったりなど、散歩中に興奮しすぎる犬がいます。散歩の度にそうだと、飼い主さんとしては恥ずかしいやら怖いやら、途方にくれてしまうかもしれません。そんな方のために、散歩中に興奮しすぎる犬を落ち着かせる方法をこれからご紹介します。

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「散歩中は刺激が多いから興奮しても仕方ない」とあきらめないでください。ちょっとしたことでも反応して興奮しすぎる犬でも、飼い主さんのしつけ次第で落ち着いて散歩を楽しめます。

まずは、犬が散歩中に興奮する理由を紹介し、その後興奮しすぎないためにできることを散歩前と散歩中に分けてご紹介します。

散歩中に犬が興奮する理由

走る犬

pixabay.com

散歩は犬にとってご飯と並ぶ楽しみ、もしかしたらそれ以上にテンションが上がる日課です。ですから、犬は散歩に行けると思うだけでワクワクしてきます。

実際に外に出れば視界に他の動物が入ったり、いろいろな匂いがしたり、さまざまな音が聞こえてきたりして気持ちがどんどん高まってきます。

そのワクワク感をコントロールしないまま歩き続けると、次から次に受ける刺激によってますます興奮し、一体何で興奮しているのか分からないハイの状態になっていきます。そうなると野生の感覚が目覚めだし、最終的にはアドレナリンマックスのテンションになってしまうのです。

そうなると急に走り出したり、吠えたり飛びかかったりという狩りの時と同じ行動をしだすのですが、街を散歩している時ではそれらは問題行動になってしまいます。

このように、犬が散歩中に興奮してしまうのは、散歩に対するワクワクした気持ちが高まりすぎてアドレナリンが出過ぎてしまうことです。この理由をふまえて、犬が散歩中に興奮しすぎないようにするための実際的な方法をこれからご紹介していきます。

散歩に出かける前にできること

愛犬のしつけをする飼い主

pixabay.com

待ちに待っていた散歩の時間がやってきて、五感いっぱいに刺激を受けた犬の気持ちが高ぶるのはある意味仕方のないことです。ですから、興奮状態にしないためにも、散歩に出かける前に犬の気持ちを整えてあげることはとても大切です。

先ほど解説したように、ワクワクした犬の気持ちはどんどんエスカレートしていき、興奮状態になると犬自身も自分の感情のコントロールが効かなくなり、何で興奮しているかも分からないまま思考・感情・行動が野生的になってしまいます。

そうならないためにも「散歩に行ける」と喜んでいる犬の気持ちを段階的に鎮めてあげましょう!具体的に、以下の点を試してみることができます。

  • 愛犬がリードを見てはしゃいだら落ち着くまで待ってからリードをつける
  • ドアを開ける前にテンションが上がるなら落ち着くまで開けない
  • ドアを開けた瞬間に飛び出そうとしたら、もう一度ドアを閉めてゆっくり出るまで繰り返す

このような工夫をして、散歩に出かける前に飼い主さんが犬のワクワクした気持ちを段階的に鎮めてあげれば、犬も落ち着いて散歩が楽しめます。犬が落ち着くまで待つ時は話しかけたり撫でたりしないで、犬を無視するかのように目も合わせないようにするのが効果的です。

最初のうちは愛犬が急かすように吠えたり甘えてきたりするので逆効果のように感じるかもしれませんが、そこでグッとこらえて無視しながら静かに待てば必ず落ち着きます。

散歩中にできること

散歩をする二匹の犬

pixabay.com

次に、実際に散歩中に犬の気持ちをコントロールする方法をご紹介します。

すれ違う犬や大きな音で走るバイクなどに興奮しすぎないようにするポイントは、飼い主さん自身が冷静さを保つこととと、犬の注意を飼い主さんに向けさせることの2つです。では、1つづつ解説していきます。

飼い主さんが冷静さを保つ

飼い主さんの気持ちの揺れはそのまま愛犬に伝わります。反対方向から人が来た時に、飼い主さんが「嫌だな〜吠えないかな〜」とドキドキしていると、愛犬はその気持ちを感じ取って警戒モードに入り、悪い予想通り吠えてしまいます。

しかし、飼い主さんが「あ!人が来る。あいさつしよ〜」とリラックスした友好的な態度をとれば愛犬も安心し、何事もなくすれ違うはずです。

犬にとって刺激となるようなことに遭遇する時は、まずは飼い主さんがリラックスし、冷静に対応をすることで犬への刺激を減らすことができます。

犬の気持ちを飼い主さんに向ける

犬の気持ちを飼い主さんに集中させることができれば、たとえ興奮しても犬の気持ちを鎮めることができます。そのために、日頃からどんな状況でも合図一つで愛犬を自分の方に向かせる訓練をしておきましょう。

名前を呼ぶこと、マテなどのコマンド、おやつなど、愛犬と飼い主さんの間でこれを使えば犬の気持ちが自分に向くという秘策を作っておくのです。そうすれば、散歩中に何かのことで犬の気持ちが高ぶっても、犬の注意を飼い主さんに集中させることができるのでコントロールしやすくなります。

愛犬と一緒に落ち着いて散歩を楽しみ、周りの人に嫌な思いをさせないためにも、この記事でご紹介した方法をぜひ試してみてください!

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