イングリッシュフォックスハウンドってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

イングリッシュフォックスハウンドってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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ハンターの歴史としては、キツネ猟はそもそも貴族の「遊び」あるいはスポーツとしての歴史がありますが、イングリッシュフォックスハウンドはその中で育まれ、飼われてきた犬種です。体が丈夫で非常に飼い主に忠実であるとされる、このイングリッシュフォックスハウンドについて、性格や特徴、飼い方のコツを紹介します。

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イングリッシュフォックスハウンドの性格

性格としては、もともと群れで狩りをする猟犬なので、他の犬と行動するのが大好きで、独立性も非常に高い性格をしています。

普段はおおらかな性格をしていて、飼い主にとても忠実なところも愛されるポイントとなっています。

しかし、一度猟にでるととても勇敢で果敢に獲物を追い詰め、群れで狩猟をする姿は圧巻です。

社交性もあり、人間や他の犬と共存することが上手です。

忍耐強くて、愛想も良いといえます。

とはいえ、見知らぬ人に対しては警戒心を持ちます。

独立心が高いので、しつけなどは少し難しいです。

嗅覚に優れ周囲を察知する能力も高く、トレーニングができる人が飼い主となるならば、とても優れたパートナーとなりますし、家族となります。

イングリッシュフォックスハウンドの飼いやすさ

狩りの歴史の中で生きてきたイングリッシュフォックスハウンドの特徴は、野性的な面がその性格にあるといえます。

同じ犬種同士で先を争って馬に乗る飼い主についていくため主人には従順ですが、特徴として他の犬や他人にはなかなか懐かない性格も備えています。 しかし時代の変化で、犬の飼い方も狩猟目的から愛玩犬として外観が重視されるようになり、被毛も傷だらけの体よりは一定の品種の特徴を固定するようになり、それに合わせて今では協調性のある性格に変化しています。 歴史の経緯からすれば飼い方が難しいようですが、活発な点の特徴を除いては、それほどハードルの高い犬種ではありません。

しかし、しっかりとトレーニングとしつけをしなければいけないので、初心者向きとは言えないでしょう。

そして、その運動欲を十分に満たしてあげることができるほどの体力と時間を持つ人にしか、飼育が難しいと言えます。

イングリッシュフォックスハウンドの飼い方としつけ

Harrier Beagle in a forest. Harrier Beagle walking in the forest. For hunting a large beast. English breed of dogs

EhayDy/shutterstock.com

出来れば個人で1人で飼う飼い方よりも、家族の中で子犬からしつけていく、あるいは他の犬を既に飼われている方が、一緒に飼うような多頭飼いによる飼い方が、犬の性格やしつけにも好影響を与えるでしょう。

これは多くのケンネルクラブが推奨しているほどの飼い方です。 家族の中で毎日家に誰かがいるような環境で育てるほうが、この犬の性格からして正しい飼い方になります。

イングリッシュフォックスハウンドの飼育環境

庭がある家なら、イングリッシュフォックスハウンドは野外も合っている飼い方です。 ある程度の大きさの犬舎と、鎖やリードを外して普段は自分で運動できるような飼い方が出来れば、イングリッシュフォックスハウンドの飼い方としては理想です。

その意味では、マンションや賃貸アパートなどの集合住宅の環境はあまりイングリッシュフォックスハウンドの飼い方としては、性格も合わせてストレスのたまる飼い方になるかもしれません。 飼い方の注意点としては、日本国内で農業や畜産の鳥獣被害防止に活躍しているほど、大変活動的で運動量がかなり多いのが、イングリッシュフォックスハウンドの特徴になります。 子犬の時は家族と一緒に室内でボールやおもちゃを使った遊びの中で、社会性を早くから身につけさせることが必要になります。

小さい動物や犬を見たときに、猟犬としての本能が駆り立てられることがあります。

そのような動物と一緒に飼育することを望むなら、子犬のときからそれらが”獲物”ではない、ということを教えてあげる必要があります。

イングリッシュフォックスハウンドのしつけ

しつけの基本はまずは、犬の性格から飼い主さんでしつけの訓練を行う人を決めておいたほうが良いと思います。

基本動作の「待て」、「お座り」なども根気よく生後3ヶ月あたりから徐々に行うと良く、出来れば歩行訓練に専門のトレーナーがいた方がしつけの負担は軽くなるでしょう。 性格として「主人に従順」という特徴があるため、軽い室内の訓練ではお子さんがいる家庭では、子供も「お手」などのしつけをさせてあげると良いと思います。 お散歩に関しては、歩行訓練が出来ていれば野外でのしつけやトレーニングも実践してみても良いですね。

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