マンチカンってどんな猫？性格や飼い方、子猫のしつけについて知ろう！

マンチカンの毛色・被毛

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マンチカンは長毛種でしょうか？短毛種でしょうか？

マンチカンは長毛種、短毛種どちらもあります。 長毛種のマンチカンはペルシャ猫のように縮れた毛ではないので、お手入れも難しくありません。短毛種の場合は密生して生えているので手触りがとっても気持ちいいです。 短毛種といっても、やや長さのあるのが短毛種です。

毛の色も様々です。 マンチカンはすべての毛色が公認されています。 ホワイト、レッド、ブラックホワイト、ブルーミンク、ブラウン、シルバーマッカレルタビーなどすべての毛色です。 ですから、世界に一匹だけのマンチカンも可能です。

どの毛色のマンチカンも愛らしさがにじみ出ています。 単色の物から数色混じっているものまで様々です。

ですから日本で人気の高い、三毛猫柄のマンチカンもいます。 一瞬三毛猫かと思ったら足の短い三毛マンチカン。知的な雰囲気ですよ。 外国では三毛猫は珍しいので、三毛マンチカンは世界的にも人気が出るかもしれませんね。

さらに、レッドタビーやブラウンマッカレルタビーなどは人気が高い毛色です。 プードルなどは毛色によって性格が違ったりもしますが、マンチカンの場合、毛色による性格の違いはありません。 全体的に活発な明るい性格です。

マンチカンの健康管理やお手入れについて知っておきたいこと

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足が短い姿が愛らしいマンチカン。 ちょこちょこと歩いたり遊びまわったりする様子は本当に可愛らしいですよね。

性格も好奇心が強くて甘え上手なので、初めて猫を飼う人にもオススメできる猫です。 ただしマンチカンは一般の猫に比べて食欲が旺盛で、太りやすいと言われています。 適切な体重を保ってあげるためにも、マンチカンの平均体重とダイエット方法について知っておきましょう

マンチカンの健康管理方法

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マンチカンの体重を適切な状態に保ちましょう。 マンチカンは足が短いので、体重が多いのかどうかを外見で見分けるのが意外と難しいかもしれません。

マンチカンの平均体重はオスとメスで変わってきます。オスの平均体重は3.0～4.5kg、メスの平均体重が2.3kg～3.6kg。メスの方が一回り軽くなります。

一般的な猫の平均体重がおおよそ3.6kg～4.5kgですから、マンチカンは猫の中では平均体重が軽めで小柄な部類と言えます。

もしあなたのマンチカンの体重が平均よりも重いようであれば、ダイエットすることを考えてみましょう。

猫にダイエットなんて必要なの？と思われる人もいるかもしれません。 猫のダイエットはスタイルを維持するためというよりも、体の健康のために必要なことです。 特にマンチカンは体が小さい分、1kg体重が重くなっただけでも関節やじん帯への負担、心臓や呼吸器への負担が重くなり、糖尿病を発症してしまう場合もあります。

猫のダイエットの方法は、大きく分けて摂取カロリーを減らすための食事療法ダイエットと、消費カロリーを増やすための運動療法ダイエットの2つになります。

まず食事療法では「理想体重×35～40kcal」を一日の摂取カロリーの目標としましょう。 ウェットフードとドライフードどちらでも大丈夫ですが、ウェットフードの方が猫の満足度が高くなりやすい傾向にあるようです。 これを1日2～3回に分けて与え、体重が週に1～2%減っていくのが理想です。 猫のダイエットでは、決して断食ダイエットや急激に食事量を減らすダイエットは行わないでください。

猫は3日間食べないと、脂肪肝など他の病気を引き起こす危険性があります。 どんなに平均体重より重くても、ダイエットはゆっくりと進めてあげて下さい。

運動でカロリーを消費させるためには、1日15分程度で2～3回、おもちゃなどで誘って運動させてあげましょう。 最初は2～3分からでOK。 キャットタワーや階段などで上下運動させてあげると、より効果的です。 運動することで筋肉もつくので、より脂肪の燃焼率が上がります。

平均体重になっても、運動は継続してさせてあげるといいですね。 ただし関節や循環器系に異常のある猫、高齢の猫は運動療法を避けて食事療法によるダイエットのみにしましょう。

マンチカンに必要なお手入れ

マンチカンを含む猫は全般的にきれい好きなので「セルフグルーミング」というものをします。 自分の舌を使って全身の毛をとかすのです。

猫の舌はブラシのような働きをします。起きている間はしきりに全身をなめてグルーミングをしています。

ただし特に長毛種のマンチカンだと、毛が絡まりやすく、マンチカン自身のセルフグルーミングだけだと全身の毛を大量に飲むことにもなりかねません。 そうすると飲み込んだ毛が排出できず、消化器にたまって病気毛球症という病気になります。 これを予防するためにも毎日ブラッシングしてあげるようにしましょう。

毛の長さが短い短毛種なら一日一回、毛の長さが長い長毛種なら一日二回を目安に行ってあげてください。 ブラッシングは、飼い猫とのコミュニケーションの時間です。 またマッサージ効果もあるので、ブラッシングのひと時を楽しい時間にしてあげましょう。

では、ブラッシングに必要な物には何があるのでしょうか？

それはブラシとコームです。 それらにもいろんな種類がありますが、どんなものがいいのでしょうか？

毛の長さが短い短毛種のマンチカンでしたら、柔らかい豚毛のブラシもいいですね。

長毛種の場合、ブラシよりもコームのほうが向いています。 長毛種は毛の長さがあるので毛が絡まりやすいからです。毛が絡まっているのを無理やり引っ張ると、痛がってしまいます。 楽しいはずのブラッシングの時間を、嫌いになってしまいかねません。 ですから長毛種の場合は特に、無理しないでゆっくり行いましょう。

まずは粗い目のコームで、全体をとかします。 あご下や耳の付け根の後ろ、わきの下などは毛玉ができやすいので丁寧にとかしてあげましょう。 その後、細かい目のコームを使って全体を整えてあげます。

抜け毛やもつれ毛を取りたい時に便利なのが、スリッカーという細い針金のピンがついたブラシです。 毛の流れに沿ってお尻から始め、頭のほうに向かっていきます。 マッサージ効果も高く、これでブラッシングされている猫ちゃんはみんなうっとりしてきます。