
ソコケってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!
ケニア原産の猫、ソコケ。 極端に短い被毛とすらっとした長い後ろ足という大きな特徴をもった猫種です。 ソコケをペットとして飼うにあたり、性格について把握しておきましょう。 オス、メスの性格についてもご説明いたします。

ソコケの性格

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愛情深い性格
ソコケは飼い主に対して愛情深く接する性格の猫です。
とても人懐っこいので飼い主はもちろん、知らない人にも比較的よく慣れます。
オスのソコケは特に甘えん坊で、赤ちゃんや小さい子供がいる家庭でも問題なく一緒に生活をすることが出来るでしょう。
メスのソコケはやや用心深いため、最初のうちは警戒するかもしれませんが、慣れれば子ども相手にも怖がることは少ないです。
やや繊細で寂しがり屋な面を持つソコケは、あまりベタベタ構われると逃げ出してしまいますが、構われないのも寂しくなっちゃうので、性格に合わせて適度な距離感を取ってあげましょう。
活発な性格
ソコケは筋肉質な体格をしている通り、運動量の多い活発な猫です。
陽気なソコケは元気いっぱいにジャンプしたり、獲物を追うような体を動かす遊びが大好きなやんちゃな性格です。
オスのソコケは特に遊び好きで、猫じゃらしなどで一緒に遊んでコミュニケーションをとると、信頼関係を築いていけるのでどんどん仲良くなることが出来るでしょう。
メスのソコケも遊び好きなのは変わりませんが、やや飽きっぽい性格のため猫が楽しんでいて「人と遊ぶのは楽しいからまた遊びたいな」と思うようなタイミングで切り上げ、次に繋げましょう。
またソコケは高いところが大好きなので、上下に移動できるようなキャットタワーを部屋に置いてあげると喜ぶでしょう。
あまり高いと転落したときに怪我をしてしまいますので注意が必要です。
ソコケの飼いやすさ
多頭飼いはオスメス問わず、飼い主が愛情を持って接すれば必ず愛情を返してくれるので、初心者にも飼いやすい猫だと言えるでしょう。
また賢く、物事に柔軟に対応できるので、数日あれば新しい環境にも慣れると言われています。
甘えん坊なソコケは、オスメス関係なくよく鳴きますが、近所迷惑になるような騒々しい鳴き声ではありませんので、飼っている人もストレスが溜まることは少ないでしょう。
しかしソコケのメスは発情期になると、叫び声のような鳴き声を発します。
避妊手術をすることで改善できるので、繁殖を考えていないのならば視野に入れておきましょう。
ソコケは他の猫種とも仲良くできるので多頭飼いにも向いているので、先住猫がいる場合はその性別に合わせたり、初めて猫を飼うのであれば比較的オスのほうが飼いやすいですが、性格などを比較しつつどちらの性別を飼うか検討してみてくださいね。
ソコケの飼育環境と飼い方のコツ
ソコケは愛情深く、飼い主さんとコミュニケーションをとることが大好きなので、一緒に遊ぶ時間をぜひ作りましょう。
活動的で何かに登るのが大好きなので、アグレッシブに遊べるおもちゃやキャットウォークなどもあるといいですね。
超短毛なソコケは寒さにとても弱いので、冬場の防寒対策はしっかりとりましょう。
ソコケの飼育環境
ソコケは子猫の頃から運動量が多く、運動させることでソコケ特有のしっかりとした筋肉をつけられますので、たっぷりと運動ができる環境を整えてあげましょう。
特に上下に動きながら行う運動が好きなので、キャットタワーなどを設置してあげればとても喜びますよ。
ソコケは比較的に暑さには強いですが、毛質ゆえに寒さには非常に弱いので、冬場の温度管理には気を配ってあげましょう。
猫用のヒーターやホットカーペット、また特に寒い地域ならばキャットウェアも検討してみてもよいかもしれません。
ソコケのしつけのコツ
人懐っこく賢いソコケは、人とのコミュニケーションを上手に取るため、しつけのしやすい猫だと言われています。
オスのソコケは甘えん坊なので、悪いことをしたら叱ってから、しばらく無視することが効果的です。
メスのソコケは気まぐれなので、猫の機嫌が悪いときに叱ると拗ねてしまいます。
その時の様子で叱った方がいいのか、気をそらすのがいいのか判断したほうが良さそうです。
人間の女性のように、猫もメスのほうがツンデレが多いようなので上手に扱ってあげましょう。