犬のおねだりを治すしつけ方法。可愛くても必要以上に対応しない！

犬のおねだりに負けてはダメな理由とは

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しつけがされていない犬、小犬は特におねだりをするでしょう。 それは、自分の食べ物と人間の食べ物との違いがわかっていないからです。 お腹がすいている状態で、目の前で家族だけ食事を始めれば自分も欲しいと言い出すのは当然です。 まして犬の好きな肉料理など、おいしそうな匂いが立ち込めていたらよりおねだりにも力が入ることでしょう。

ですが、そうした状態が成犬になっても続いていると、それは他人からは「しつけがされていない犬」というレッテルを貼られてしまう要因ともなります。

本来、人間は飼い主であり、犬は人間よりも下にあるべき存在です。 その犬がいわば人間に命令し、食べ物をよこすように指示し、人間もそれに従っているのは正しい関係とは言えません。

犬も人間を下に見ていることの表れと言えます。 つまり、いつでも欲しいとおねだりすれば食べ物をよこす都合のいい存在、と見られているのです。

犬はきちんとしつけすれば飼い主との関係を理解する、賢い存在です。 人間がきちんと犬との関係性を決めて、犬より上に立つならば、犬はしつこくおねだりしてきたりしないでしょう。

また犬の食べ物と人間の食べ物は違うものであり、犬が人間の食べ物を欲しがるのは間違ったことであることも教えるならば、犬はそれを理解します。

欲するべきでないものをおねだりすることもなくなるでしょう。

つまり、犬の側にはしつけに応じるポテンシャルは十分にあるのです。 しつこくおねだりをする犬は、飼い主の責任ゆえにそうなった、と見られます。

おねだりに負けてしまっていると、犬の評判と飼い主の評判どちらもが下がってしまいますね。

犬の健康のためにも、おねだりは断固拒否！

そして一番留意すべきなのは、犬の健康です。 おねだりされるままにおやつを与えているのであれば、犬はどんどん肥満状態になってしまいます。 特におやつにはカロリーや糖分の高いものが多く、１日の量も決まっています。 その量を超えて与え続けるならば、確実に肥満・生活習慣病を引き起こすでしょう。

おねだりをやめさせるためのしつけ方法は？

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犬のおねだりをやめさせたいのであれば、無視するのが一番です。 どんなに長時間吠えたり見つめてきても、無視し続けましょう。

最初は辛いかもしれませんが、犬は賢く学習能力のある生き物です。 やがて人間の食べ物を欲してはならない、という事実に気付くことでしょう。

どんなに可愛くても、犬のおねだりに負けるのは百害あって一利なし！心を鬼にして、しつけをしましょう。