犬に嫌われる理由って何?飼い主がとるべき行動も解説

犬に嫌われる理由って何?飼い主がとるべき行動も解説

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犬を飼っている人で、愛犬に嫌われている人はいませんか?いくら愛情を持って接しているつもりでも、犬からしたら嫌なことをしている可能性もあります。犬に嫌われる理由と、どのような行動をすれば良いのかをご説明いたします。

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犬に嫌われる飼い主って

犬を飼っている人でも犬から嫌われている人いませんか? 複数人でお世話をしている家庭でも、ある人だけが嫌われているということはよくあります。

自分が犬に嫌われている場合、もしくは家族の誰かが嫌われている場合、できれば改善したいですよね? 自分の行動を見直して犬から好かれる努力をしましょう!

犬を驚かしている

女性 驚かす

Dean Drobot/shutterstock.com

犬が寝ているのを邪魔して起こしたり、曲がり角で待ち伏せして、犬を驚かせたりする行動をしていると、犬はだんだんその人のことを信用しなくなり、犬に嫌われる理由になります。

当たり前のことですが、犬は信頼している人に懐きます。赤ちゃんは驚かせると喜ぶことはありますが、犬はまず喜ばないと考えてください。

たまたま鍋をひっくりかえしてしまった…などということは仕方ないのですが、理由なく犬をわざと驚かしてはいけません。 犬を驚かすのは、ポケットからおもちゃやおやつ等が出てくるなど、犬が喜ぶような行動をすると、嫌われる理由はなくなりますよ。

しつこくかまう

これも犬に嫌われる理由にもなります。

これは、人が気が付いていないことが多く、いつの間にか犬に嫌われることになってしまう行動です。

犬が可愛いからといって、いつまでもかまうのは、犬も疲れていたり遊ぶ気分ではない場合もありますので、嫌われる行動になってしまいます。

特にお酒に酔っているときは注意が必要です。 酔った飼い主さんは犬の気持ちを考えることができなくなっていますので、ついつい一方的にしつこく構いがちです。愛犬に嫌われるのがイヤならば、酔っているときは犬にかまうことはやめましょう。

犬の様子をよく観察し、疲れてそうであればかまわずにしてあげると、嫌われる理由はなくなります。

声が大きい

これは男性に多く見られる行動です。特に低く大きい声の人は、犬に嫌われる理由になります。

犬からしたら、威圧されているような気分になり、居心地が悪いからです。 普段犬に接するときには、もう少し声のトーンを高めに、穏やかに接してあげると、声が犬に嫌われる理由になることはないでしょう。

フードをすぐに与えない

犬 餌 ドッグフード 待つ 子犬

Gladskikh Tatiana/shutterstock.com

よく、フードを与えるときに「待て」と言って、目の前にフードがあるのに、すぐに食べさせないしつけをしようとする人がいます。

これは、本当に良くない行動であり、犬はかなりのストレスになります。 人が意識していない、犬に嫌われる理由です。

犬の一生においての楽しみは、散歩と食事です。 そのため、散歩を毎日十分に出来ないのはストレスになり、同じように満足に食事が出来ないと、大きなストレスになってしまいます。 目の前にフードがあるのに「待て」と言うのは、犬からしたら考えられない行動であり、しつけを行うタイミングではありません。

では、犬に食事の前に「おあずけ」をして、行儀よくしたら食べてもよいというしつけを、嫌われることなくしている人がいる理由は何でしょうか?

そういった人たちは、先ず食事の場面以外で犬に「待て」を教えています。 ご褒美におやつやフードを使うことが多いので、犬にとっても食べ物を待たされていることは承知です。

しかし大切なことは、待っている間犬は食べ物を見つめているのではなく、飼い主さんの顔を見つめているのです。

食べ物を見ながら待たされていると、犬は食べ物のことしか考えられず執着が強くなりますが、飼い主さんを見ながら待っている犬は、飼い主さんの許可が出る期待感でいっぱいです。 「よし」とか「お食べ」と言ってくれれば飼い主さんのことが大好きになり、皿にいっぱいの食事を前にしても飼い主さんの顔をワクワクしながら見つめて待つことができるのです。

フードを与える際は、変にしつけを行おうとするのではなく、さっさと与えてしまったほうが、犬に嫌われる理由にはなりません。

すぐに叱る

叱るという行動は、しつけをする際に必要なものです。しかし、叱るタイミングを間違っていたり、やたらに叱るのは、犬に嫌われる理由になってしまいます。

犬を叱る行動をするタイミングは、犬が悪いこと(間違ったこと)をしてすぐです。 留守番をさせていた犬が悪さをしていたからと言って、犬を叱るのはタイミングが違い、犬は何に対して叱られているのか、理由がわからずに、ただ嫌がらせをされているといった感覚になります。

すぐに犬を叱る癖がある人は、犬を頻繁に褒めることも意識してみましょう。

フードをしっかりと全部食べたら褒める、静かに隣で寝ていたら穏やかに褒めてあげる、それだけで犬は居心地が良くなり、すぐにあなたのことを好きになるでしょう。

行動ひとつで、犬に好かれる、嫌われる理由になってしまうことを頭に入れておきましょうね。

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10 名無しさん
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子供の頃、祖母の家にいたシーズーを追いかけまわして逃げられていたのを思い出しました…。当時は本当に犬が好きで少しでも触りたくて必死だったのですが、ワンちゃんにとっては迷惑だったんですよね。

「待て」のしつけのタイミング、勉強になりました。お腹が空いているのに食べさせてくれないなら怒るのは当たり前ですよね。おやつなどを使ってやってみようかと思います。

9 名無しさん
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犬が嫌がることをするから嫌われるんです、嫌がることをしなければ嫌われることなんてありえません。

8 ファスナー
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声が大きいというのに気をつけようと決心しました。友達からよく、声が大きいからもっと小さな声で喋ってと言われるので、もしかして?と少し心当たりがあります。大きな声は嫌われてしまう理由に該当するので、部屋に張り紙でもして改善します。

8 ざくろ
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しつこく構うっていうのにはちょっとドキッとしたな。だってワンちゃん可愛いあまり、しょっちゅう近づきたくなるんだよね。でもこれが嫌われちゃう原因の一つなのか。これがわかったから、構う頻度を少し見直してみよう。嫌われたくないもんっ。

6 りりあん
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どれも、当たり前のようにしちゃいそうな言動ばかりで、記事を読みながら自分の行動を振り返っていました。犬に嫌な思いをさせるつもりは全くなくても、犬からすると嫌なことであるというのが今回わかったので、これからは意識しながら行動したいと思いました。

5 チャイ
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私たち人間でもされて嫌なことばかりですね、気をつけたいと思いました。特に、ついついかわいいから大声でかわいい〜とか言ってしまうのを抑えなければいけないですね〜…。

4 ゴー
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ついつい可愛くて、しつこくかまってしまったり、ご飯をすぐに与えたりしてしまっていました…反省します〜。ちゃんとしたしつけをしないとどんどん嫌われてしまうんですね。

3 あんこーる
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大きな声を出して犬を呼ぶ方が、気づきやすくなってこっちに来てくれそうだという認識していましたが誤りでしたね。声が大きいのは逆効果だと学んだので、これからは声の大きさ・高さに注意します。犬に好かれるために、紹介された方法を試してみますね。

2 モノ
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しつこくかまう…声が大きい…。心当たりがありすぎです。だから、犬が大好きなのに逃げていくのね〜!!

1 星砂
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犬に嫌われる原因はどれも、人間がついやってしまいそうな事ばかりなので気をつける必要があると思いますね。大きな声を出すと、気が引けて近寄ってきてくれるかもと思っていたので、考えを改めようと思いました。犬との接し方を知らないと、犬を不快な気持ちにさせてしまうのでこれから学んでいきたいです。