犬の換毛期の時期や期間はいつ?フケやかゆみとともに解説

犬の換毛期の時期や期間はいつ?フケやかゆみとともに解説

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犬の犬種によっては、換毛期の時期になるとものすごく大量に毛が抜け始めます。家中が毛だらけになりますね。犬を飼って初めて、こんなに抜けるなんてとビックリされる飼い主さんも多いようです。犬をこれから飼う方にも知ってもらいたい点として、犬の換毛期の期間、時期、フケ、かゆみ対策として何ができるでしょうか?

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フケの原因は?

examination by doctor with stethoscope in veterinary clinic

Andrey_Kuzmin/shutterstock.com

犬の換毛期にブラッシングをしていて、急にフケが増えたように感じることがあるかもしれません。

それはどうしてなのでしょうか?

まず犬のフケとは、古くなった皮膚がターンオーバーし、角質が自然にはがれ落ちたもののことです。

この皮膚のターンオーバーは普段からおこなわれていて、健康な犬だと大体21日くらいのサイクルで入れ替わっていくそうです。

しかし皮膚のターンオーバーが何らかの理由で早くなってしまうと、はがれ落ちる角質が増えてフケが多くなっていきます。

換毛期に被毛が生え変わるためには、気候の温度変化などを感じて犬自身がホルモンを出すことによって被毛の抜けかわりが促されています。

人間もそうですがホルモンバランスが変わるときって普段と同じことをしていても、急に肌トラブルを起こしたり、いつも使っている製品が合わなくなったりしますよね。

犬も同じで、普段よりも皮膚が敏感になっていたり、乾燥しやすかったり…犬にとって換毛期は体調が変わりやすくなっている時期なんです。

そのため換毛期にはホルモンバランスを崩して、フケが出やすくなるという訳なんです。

ほかの理由としては、換毛期の時期にブラッシングを強く行ったり、何度もおこなうことで皮膚に摩擦が生まれ、皮膚がダメージを受けてフケがでやすくなることもあります。

また、シャンプーが肌に合わないために皮膚が乾燥し、フケが増えてしまう場合もあります。

犬の皮膚の状態や体調変化によって、今まで使って問題なかった製品でも急に合わなくなってしまうこともあります。

犬の皮膚がデリケートになっている時期には、特に気を配ってあげましょう。

シャンプーをする時もよく泡立ててから素早く洗い、熱すぎないお湯でしっかりすすいだり、皮膚が乾燥しすぎないようにすると皮膚トラブルを減らせますよ。

かゆみ対策として出来ることは?

皮膚が敏感になっている時に、最も出やすい症状はかゆみかもしれません。

特に換毛期は抜け毛が一気に増えるため、皮膚に残らないように抜け毛を取り切るのはなかなか大変な作業でしょう。

しかし抜けた毛がそのまま残ってしまっていると、通気性が悪くなるので皮膚が蒸れやすくなったり、汚れが溜まって不衛生です。

そのため細菌が発生したり、カビが繁殖してしまうことがあります。

そうなると皮膚は炎症を起こし、犬は強いかゆみを感じることが多いでしょう。

こうならないためにできることは、マメなブラッシングです。

犬の皮膚に抜けた被毛が残らないように、丁寧にやさしくブラッシングします。

もしかぶれていたり、痛そうな部分を見つけたら、その箇所は避けてブラッシングしてください。

皮膚の状態が酷い場合は獣医さんに化膿止めを処方してもらい、酷くなる前に治療してあげましょう。

それから月1回くらいの間隔でシャンプーをしてあげることで、余分な角質や汚れを取ることができるので、かゆみを抑える効果があります。

皮膚が乾燥し過ぎないペースで清潔にシャンプーと、定期的なブラッシングで汚れを取り除きながら皮膚の血行を良くしていくと、健康な状態を取り戻してかゆみも減っていきますよ。

シャンプー・ドライヤーに慣れるためにできること

Relaxing bath foam to a Golden Retriever dog

135pixels/shutterstock.com

シャンプーで体が水に濡れることを嫌がったり、ドライヤーの大きな音や風が苦手!という犬を飼っていると、シャンプーするのが大仕事に感じるでしょう。

しかしちょっとしたコツを抑えることで、愛犬も飼い主さんも楽におこなえるようになりますよ。

まずシャンプーですが、すばやく汚れを落とすにはシャンプー前のブラッシングが大切です。

よくとかしてから、ぬるめの温度のシャワーを弱めにして使うか、あらかじめためておいたお湯を少しずつかけるなどして、足元の方からゆっくり濡らしていきます。

この時にやさしく愛犬に話しかけて、おとなしくしていたらよく褒めてあげましょう。

暴れいてしまっても怒らないであげましょう。

「シャンプーすると飼い主さんがたくさん褒めてくれる!」と思うと、少しずつ我慢してシャンプーさせてくれるようになるでしょう。

それでも「顔を洗われるのだけはイヤ!」と抵抗することもあるでしょう。

無理に押さえつけると犬も痛い思いをしますし、押さえ方がよくないと鼻から肺に水が入ってしまったりして大変危険です!

何度か試しても無理そうなら、顔だけ蒸しタオルやドライシャンプーを利用してみてもいいかもしれません。

ドライヤーの音を嫌がる場合、弱い風が出る静かなドライヤーに買い換えてしまうのも方法の一つでしょう。

またおやつをあげるときにドライヤーの音が聞こえる場所で与えたりして、楽しい記憶と結び付けてあげるのもいいですよ。

ドライヤーの風が苦手な犬は、まずしっかりタオルドライをして、ドライヤーの時間をできる限り短縮させましょう。

また乾いた大きめのタオルを犬の体にかけて、その上から風を当てるのもいいです。

大まかに乾いたときに、一回ブラッシングするとその後の乾きが早くなりますよ。

愛犬がドライヤーを嫌がっている場合、気を付けたいのは温度です。

ドライヤーが近すぎて、風が当たっている場所が熱すぎていませんか?

密集した被毛を乾かすには時間がかかるので乾くまで同じ場所に当てていると、熱くなりすぎてやけどしてしまう危険もあります。

飼い主さんの手で確認しながら、少し離し気味に風を当てましょう。

苦手なことを頑張る愛犬をたくさん褒めて、終わってからもおやつをあげたり遊んであげたりして、「ちょっとイヤだけど、頑張ると楽しいことがある♪」と次回も頑張れるようにしてあげたいですね。

換毛期の抜け毛と病気が原因の場合の見極め方

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February_Love/shutterstock.com

換毛期の抜け毛がたくさん抜けるのはわかりましたが、それ以外や部分的に抜けている場合はもしかしたら病気が原因かもしれません。

換毛期の抜け毛は全身の毛がまんべんなく抜けるというイメージですが、病気の場合はどこか一部分が限定して脱毛する場合が多いでしょう。

例えば犬が自分で届く範囲だけ毛が抜け落ちていたり、10円ハゲのようなピンポイントの脱毛は換毛期の自然な脱毛とは違います。

脱毛の原因にはホルモン異常が関係する場合もあり、クッシング症候群や甲状腺機能低下症などにかかっていることもあるでしょう。

その場合、脱毛のほかに食欲不振や嘔吐症状、まただるそうにして元気がなかったりするでしょう。

換毛期で元気がなくなることはまずありません。

早めの治療をすることで軽いうちに治すことができますので、このような症状がある場合はすぐに動物病院に連れていってください。

犬の抜け毛で注意したい別の原因

換毛期と病気以外で犬の抜け毛が酷い場合、ほかに考えられるのはノミが原因の場合があります。

自然に治癒することはほぼないので、動物病院でノミ取りを行ってもらいましょう。

またアトピー性皮膚炎やアレルギー反応で脱毛する場合もあります。

その場合はアレルゲンを特定し、生活環境から排除することが必要です。

動物病院で血液検査やアレルギー検査を受けて、何に反応しているのか調べます。

アレルゲンから離れることで症状は治まっていきますので、徐々に抜け毛も減って、ハゲてしまった部分の毛も生えそろってきますよ。

ブラッシングやシャンプーの仕方がよくわかる動画

ブラッシングもシャンプーも、きっと何回かおこなっていくうちに飼い主さんも愛犬も慣れて、だんだん楽にできるようになりますが、その時にちょっとしたコツを知っていると、すばやくしかも丁寧にきれいにしてあげられますね。

参考になりそうな動画を見つけたので、真似できそうな動きやグッズなど見つけてくださいね!

シベリアンハスキーの抜け毛がヤバい!~音が気持ちいい動画~

固めな被毛を持つシベリアンハスキーは、人間用のプラスチックブラシでも気持ちよさそうにブラッシングされていました。

抜け毛が多いタイプの犬種なので定期的なブラッシングが必要ですが、飼い主さんの抜け毛が溜まりやすい場所へのブラッシングの力加減が絶妙のようです。

ブラッシングされている時に、犬がマッサージされているように感じる力加減をマスターすると、こんな風に気持ちよさそうな表情を見せてくれますよ。

飼い主さんのやさしい声かけもあるので、安心しきってうっとりしちゃっていますね。

お風呂嫌いな犬が初めてプロにシャンプーして貰ったら【French bulldog】

シャンプーが苦手な犬でも、こんな風に工夫すると大丈夫!というプロの技が満載です。

専用の器具はなかなか揃えられなくても、ボトルで細かい部分をぬらしたり、洗っていく手順などが参考になると思いますよ。

初めは何をされるかわからなくてドキドキしていたのかもしれませんが、だんだん慣れたのか落ち着いてシャンプーされるようになっていきました。

犬を落ち着かせるように、声かける側もゆっくりやさしく声かけするというのもポイントだったように思いました。

まとめ

年に2回あるこの換毛期ですが、愛犬と飼い主さんの二人三脚で乗り切るものなんですね。

毎日抜け毛と戦って、すっかり被毛が生え変わったころには、普段より濃厚なスキンシップの時間が多かったので、愛犬との絆が強まっていることでしょう。

ブラッシングやシャンプーのポイントなどを抑えて、次回の換毛期も愛犬と一緒に乗り切ってくださいね!

※表示価格は記事公開時点の価格です。

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22 名無しさん
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周期的に換毛期が来ないことに対して不安があります。特定の時期に生え替わらなくて大丈夫なのかと心配です。それによる弊害などが出てしまわないか気になります。きちんと周期的に換毛期が訪れるようになって欲しいですね。

21 名無しさん
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シャンプーなどのやり方は、文字だけで読んで理解するよりも動画も併せてみると、よりわかりやすくなるから良いですね。動画を見ると、イメージトレーニングがしやすいです。何度もイメトレしてから、シャンプーに挑みます。

20 名無しさん
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ドライヤーを嫌がるのは、あのボーーっという大きな音が原因だと思っていましたけど、温度に対して嫌がってたんですね。これからは、もっと距離をとって温風を当てるように意識したいです。近づきすぎないようにしますね。

19 名無しさん
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室内で飼っていることで、気温の変化が感じにくくなり、結果、換毛期が定期的な周期で訪れなくなってしまうんですね。確かに、夏は冷房、冬は暖房と、いつでもちょうど良い温度にしてあるので、寒いとか暑いとか、そういうのは感じにくいでしょう。

18 名無しさん
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換毛期になるとブラッシングが欠かせませんが、本当に気を使ってあげないと痛い思いさせちゃうので、うちのは信頼している先生にたまに任せちゃっています。素人が自己流でやってあげて可愛そうな思いをさせたくないので。力加減も結構難しいみたいですね。

17 名無しさん
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16

室内飼いで、気温の変化があまりなく、犬の本能が衰えているのですかね。

ワンちゃんの毛がついているとアレルギーが出るので、生え変わるのは仕方ないけど特定の時期は辛いので早く終わって欲しいです。

16 ダイアン
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特定の時期の換毛期がやってこなくても大丈夫なんですかね。特定の時期に来ないなら、いつもダラダラと毛が抜け続けたりするってことですか。それとも、あまり抜けないんですか。どういうことなのかしら。そういう犬が増えている理由も気になりますね。

15 名無しさん
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換毛期はブラッシングが大変ですよね。抜け毛が多い子だと特に。我が家も毎日ブラッシングしています。散歩から帰宅したあとにガレージでブラッシングしていますけど、毎回ごっそり抜けてびっくりします。力加減はそんなに難しくないと思いますけどね。力任せにやらなければ。

15 バレリーナ
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換毛期にはブラッシングが欠かせない、でもやり過ぎてしまうと皮膚を傷つけてしまう、つまり絶妙な力加減でブラッシングしないといけないんですね。ワンちゃんの健やかな皮膚をキープするためにも、程よい感じで行うようにします。

13 逸品
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犬の毛が抜けたら、それは掃除するしかないと諦めていたんですけれども、洋服を着せるという手もあるのですか。これは良いですね。落ちる毛の量が減りそうな気がします。換毛期の頃は、犬も飼う側も極力ストレスが減らせるような対策を心がけたいと思っております。

12 洋風
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特定の時季に換毛期が来ない犬がいるってビックリ。大体いつ頃抜けるのか分かると、それなりに対処ができますけど、いつなのかが全く分からないとなると正直困りますよね。いきなり抜け始めても驚きますし。特定の時季じゃないと大変ですよ。

11 名無しさん
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定期的なブラッシングは、毛を取って集めるだけでなくて犬の皮膚の健康を守る助けにもなりますね。換毛期は毎日のことで大変ですが、ケアしていきたいと思います。

10 缶バッチ
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換毛期は犬にとっても飼い主さんにとっても、大変だろうと推察します。フケや痒みは誰でも嫌なものなので、できるだけ症状が出ないよう、ブラッシングをしたり月に一度のシャンプーを欠かさないようにしたりしなくてはと感じました。犬の換毛期について詳しくは知らなかったので、あれこれ知れて嬉しく思います。

9 真面目君
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犬の抜け毛は一年中ですよね。コロコロで毛を掃除してもきりがありませんし、抜け毛の季節にもなろうものなら最悪なぐらい抜けまくります。動物の毛にアレルギーがある人には耐えられません。だからこそ、しっかりとブラッシングして抜け毛に対処しないとダメですよね。

8 名無しさん
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犬の毛の生え代わりの時期には家の中が毎日掃除機をかけていても、部屋の隅にまとまって毛玉ができてるくらい散らかりますね。毎日のブラッシングをしてあげることで部屋の中も片付きますし、愛犬にとっても健康でいることができるようにケアできますね。

7
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大量の毛が抜ける犬種を飼っていらっしゃる方はお手入れやケアが大変だと想像します。犬もフケやかゆみがあると嫌だと思うので、日々のブラッシングなどをこまめにして、健やかに穏やかに過ごさせてあげたいです。色々と学べて良かったです。

6
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ブラッシングは大切なことだけど、やり過ぎには気を付ける必要がありますね。またシャンプーのし過ぎにも気を付けたいと思います。人間は毎日お風呂に入るけど、犬にとっては毎日入る必要性がないので、入らなくてもいいんだけど、ついつい入れたくなっちゃいます。逆それが匂いを悪化させたり、毛を悪くさせてしまうことになるので、注意したいと思いました。

5 モモ
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この時期は、本当に大変ですよね。シリコンブラシっで見たことなかったのですが、普通のペットショップでも売っているのでしょうか?次の換毛期までに手に入れて、ワンちゃんが気持ちよく暮らせるようにしてあげようと思います。

4 花輪
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犬もかゆみがあると辛いでしょうね。なるべくかゆみが出ないように毎日のブラッシングや月一のシャンプーを丁寧に行ってあげたいと思います。こまめにブラッシングをすることで、一度に抜ける毛の量を抑えられるということですよね。読みやすい記事で参考になりました。

3 ゆりあ
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ダブルコートのわんちゃんは換毛期の手入れが大変ですよね。昔飼っていたジャックラッセルテリアは換毛期に毛がごっそり抜けるので掃除が大変でした。やっぱり対策としてはブラッシングをしてあげるのが一番なんですね。大変でも換毛期の期間はしっかりブラッシングしてあげるしかありませんね。

2 E
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毛の生え変わり時期は、家の中が毛だらけになるのでいつもより多くブラッシングしたり、清潔にしようと努力はしてきましたが、どんどん抜けていくのでストレスでした。なので、この記事の服を着せてあげるというアイデアはすごくいいなと思いました!そしたら、愛犬にとっても飼い主にとってもストレスが軽減される気がします。

1 名無しさん
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換毛期は、毛が塊で抜けるからシャンプーするのがけっこう面倒くさく感じてしまてって。でも、アレルギーやダニの予防のことを考えると、やはり定期期的に洗ってあげないといけないんですね。できる限り清潔にしてあげたいと思いました。それに、硬めのブラシを使っているので、シリコンタイプのブラシでのブラッシングにしてあげたいなーって思います。