アジリティーってどんな競技?アジリティーの競技内容を解説!

アジリティーってどんな競技?アジリティーの競技内容を解説!

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犬のアジリティー競技をご存知ですか?ハンドラー(飼い主)と一緒に障害物を次々にクリアしていきそのタイムを競うものです。様々な団体が大会を開催しています。今回はアジリティーの競技内容についてご紹介します。

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犬のアジリティーとは?

Dog in an agility competition set up in a green grassy park

Elizabeth A.Cummings/shutterstock.com

犬のアジリティーとはハンドラー(飼い主)の指示で様々な障害物を飛んだり登ったりしてクリアしタイムを競う犬の障害物競走です。

主に犬の大きさ別にクラス分けされていることが多く、多くの団体で競技会が開かれています。

アジリティーは犬だけの身体能力だけでなく、飼い主の正確な指示の出し方とコンビネーションによって勝敗が分かれます。

競技会では直前にコースの順番が発表され、ハンドラーが正確なコースの順番を覚え、犬に障害物を指示していかなければいけません。

順番にミスがあればそこで失格、障害物ごとの指定されたクリア条件を達成できなければ減点され、トータルのタイムを競います。

競技会を目標にするのも良いですし、アジリティーのトレーニングで総合的なしつけのレベルアップと信頼関係などを向上させることができます。

犬のアジリティー 各競技内容紹介

ハードルの内容

Border Collie - Jumping

Lobstrosity/shutterstock.com

アジリティーでおなじみのハードルですが、飛び越える際にバーを落としてしまうと減点となります。

バーの高さは犬の体高によってクラス分けされます。

スラロームの内容

Pembroke Welsh Corgi Weaving Through Poles at Dog Agility Trial

Mark Herreid/shutterstock.com

スラロームは連続して立てられたポールの間を縫うようにジグザグに進んでいく競技種目です。

速いタイムを出すためには瞬発力と正確さが求められます。こちらもアジリティーの見せ場と言えます。

トンネルの内容

Dog in an agility competition set up in a green grassy park

Elizabeth A.Cummings/shutterstock.com

トンネルはまっすぐだったり途中で曲がっていたりしています。

トンネルの出口が布状になっている物もあります。

先の見えない恐怖に打ち勝ち勢いよく飛び出してくる様子は見ものです。

ハンドラーと一時的に隔たりができるのでトンネルから出てきた瞬間にハンドラーを見失わないようにすることがポイントです。

タイヤの内容

jump

Milan Vachal/shutterstock.com

空中に浮くように固定されているタイヤの真ん中を飛び越える競技種目です。

タイヤの真ん中を正確に飛び越えなければならないため、ハンドラーの誘導が重要な競技種目です。

Aフレームの内容

Dog in an agility competition set up in a green grassy park

Elizabeth A.Cummings/shutterstock.com

Aフレームとは横から見た時に大文字のAの形をした障害物で、急勾配の坂を片方から登って降っていきます。

この競技種目にはタッチゾーンが設定されています。

タッチゾーンとは障害物の終着地点にあり、ここを確実に踏むことで安全に競技ができるように設定されているポイントです。

スピードを求めてタッチゾーンより手前から飛び降りてしまうと犬が怪我をする危険があるため、タッチゾーンを踏まないと減点になります。

上記の写真では黄色の部分がタッチゾーンになります。

アジリティーはスピードを求める前に犬の安全を第一にハンドラーが指示を出し、練習を重ねる必要があります。

ドッグウォークの内容

Agility Dog on a walk way

Dennis W Donohue/shutterstock.com

ドッグウォークは横から見ると台形の形をしている競技種目で、片方から登って降っていきます。

足場が狭く高い場所を渡っていくので慎重さが求められます。

この競技にはタッチゾーンが設定されています。

シーソーの内容

Tri color border collie dog leaps from the agility teeter

Mackland/shutterstock.com

シーソーを端から登っていき、シーソーが傾く動きや衝撃に耐えてから降りるというアジリティーの中でも難易度の高い内容の競技種目です。

動きや衝撃に怖がり途中で飛び降りてしまわないように注意しなければなりません。

この競技種目にはタッチゾーンが設定されています。

ドッグランに施設があったり、家庭でも簡易のものを使ったり作ったりしてトレーニングができます。

アジリティーは飼い主と愛犬の信頼関係や日々のしつけの成果を発揮できる競技です。

トレーナーに指導を受けたり、難易度の高い障害物は細心の注意を払って犬の安全を第一にトレーニングしましょう。常に新しいことにチャレンジさせて愛犬の潜在能力を引き出してあげるのもいいですね!
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mofmo掲示板

3 名無しさん
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参加してみたいです。特別な訓練が必要なんだろうけど、チャンレンジしてみたいな~。

2 ほのほの
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アジリティー競技に興味があって犬を飼育するならチャレンジしたいなと思っています。ただ競技をするとなると、やっぱり訓練に時間がかかるんでしょうね。なかなか仕事のこともあって週末しか訓練の時間が取れなくてもできるものなのかな。

2 リー
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こういうのドラマで何度も見たことあります。アメリカ・西洋のドラマでよく見るので、人気のある競技なんでしょうね。飼い主さんとの息ぴったりのパフォーマンスには圧巻です。すいすいと軽やかに動く様は見ていて気持ちがいいです。