
犬用爪切りのおすすめ教えます。大型犬から小型犬のものまでご紹介。
犬の爪切りは、日常の欠かせないケアの一つですが、犬が嫌がる、怖くてできないなど爪切りに苦労している方も多いと思います。しかし、犬の爪は伸ばしたままにしておくと歩行に支障をきたすまでになってしまいます。そこで、自宅で爪切りをするためのおすすめの犬用の爪切りとグッズを紹介します。

おすすめの犬用爪切りを紹介
犬の爪切りは、犬用の爪切りで行います。握った時に力が均等に入り一気に爪を切ることができる道具がおすすめです。ここでは、中~大型犬用、小型犬用の2タイプあるもの、小型犬専用のもので使いやすいと人気のおすすめ犬用爪切りを紹介します。犬種に合わせてサイズを選びましょう。
おすすめ犬用爪切り1 ギロチンタイプ

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上下に輪が重なっている刃の間に爪を入れてカットする犬用爪切りです。握るタイプの持ち手で、力が入れやすく、一気に切ることができます。初心者にも使いやすくオススメです。多少、切ったときの「パチン」という音が大きめなので、爪切りを嫌がる犬の場合は注意しましょう。大型犬用、小型犬用があります。
おすすめ犬用爪切り2 ニッパータイプ

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大工仕事などで使うペンチのタイプの犬用爪切りです。爪を整えるなど細かい作業に向いていますが、使いこなすにはある程度の慣れが必要です。大型犬用、小型犬用があります。
おすすめ犬用爪切り3 ピコックタイプ
ギロチンタイプを改善し、刃の部分を横向きに突出させている巻き爪なども切りやすい犬用爪切りです。ハンドルストッパーにカバーがないタイプのため、指を挟む心配がないタイプです。小型犬用で、子犬の爪切りにも使えます。
おすすめ犬用爪切りグッズ ヤスリ

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犬用の爪切りで爪切りをした後は爪にヤスリをかけましょう。爪先がギザギザしていると、爪割れや人にけがをさせてしまう可能性もあるので、ヤスリで角を綺麗に丸くします。犬用の爪切りにはヤスリとセットで販売されているものもあります。また、電動式やカーブがついているものなどさまざまなタイプが販売されているので、使いやすいものを選びましょう。
おすすめ犬用爪切りグッズ 止血剤
犬用の爪切りで爪を切る場合、深爪に注意が必要です。特に黒い爪の犬は、どこまで切れば良いかわからず深爪をして出血してしまうことがあります。止血剤があれば、すぐに出血を止めることができるので、慌てることもありません。犬の爪切りをする時には、ぜひ揃えておきましょう。
犬の爪切りのコツ
爪を触られることを嫌がる犬もたくさんいます。子犬の頃から爪を触り慣れさせることも大切ですが、犬に正面から向き合うのではなく、犬の横や後ろから犬の足をつかむようにすることで、恐怖心を和らげます。また、後ろ足から切り始めるのもコツの一つです。爪切りを怠っていると血管が伸びてきてしまい、短く切り揃えることが難しくなるため、まめにチェックしながら少しずつ爪を切っていくのも方法の一つです。
小型犬の爪切りのコツ
小型犬は、体重が軽く歩くことで爪があまり削れません。爪が伸びてくると、フローリングの床で滑ってしまい足腰に負担をかけることになってしまいます。小型犬の爪は、月に1度は長さをチェックし、こまめに犬用の爪切りで爪を切りましょう。爪切りを嫌がって暴れる場合は、トリミングテーブルなどの高く狭い場所に小型犬を乗せて行うと、比較的爪切りをしやすいです。この時、高いところからの落下には注意しましょう。
大型犬の爪切りのコツ
日常、アスファルトで散歩している大型犬は、アスファルトで自然に爪が削れますが、室内飼いの場合は、大型犬でも小型犬と同じように月に1度、爪の長さをチェックして、犬用の爪切りで爪を切ることが必要です。爪切りを嫌がる大型犬の杖切りはとても大変です。おとなしく、トリミングテーブルなど高くて狭い所に乗ってくれる場合は、比較的爪切りをしやすいですが、高い所に乗せられない場合は、2人で協力して爪切りをすることをおすすめします。
狼爪も忘れずに
爪切りは短期決戦だと思って、爪切りを始めたら躊躇することなく一気に切ってしまいましょう。また、狼爪は地面に接することがないため、自然に削れることがなく、切り忘れると巻き爪になってしまいます。他の爪が伸びていなくても、狼爪だけは定期的に切りましょう。 爪切りは、なかなかハードルの高い作業です。中には、小型犬、大型犬問わずパニック状態になってしまう犬もいるので、その場合は動物病院やトリミングサロンにお願いしましょう。