日本犬の魅力について知ろう。犬の種類や性格、特徴について教えます。

日本犬は6種類

日本犬保存会は、日本犬の本質や理想の体型を基に小型、中型、大型の3種類に分類することを定め、下記の６種類を登録しています。

日本の犬は、日本の気候にも最も適しているという特徴があり、賢く、忠実であるという性格もすばらしい点です。小さな目、立耳、足腰のしっかり感、愛嬌のあるしっぽが外国の犬とは異なる身体特徴も魅力ですね。

①柴犬（小型）

pixabay.com

日本犬の中で唯一の小型犬です。日本ではもちろん、外国でもSHIBAとして人気が高い種類の犬です。 その魅力は、大胆で勇敢、人懐っこい、そして飼い主に忠実であるという性格でしょう。主従関係が大切なのでその分、密なスキンシップ、コミュニケーションが必要です。警戒心の強い犬なので、その特徴を活かして番犬として活躍することができます。

②紀州犬（中型）

日本犬の種類では最も無駄吠えが少ない犬です。特徴は、忍耐強い、勇敢、身体的に強いことです。今でもイノシシ狩りやシカ狩りのハンターとして活躍しています。きちんとしつけておけば、穏やかな性格ですが、しつけができていないと攻撃的な面を見せてしまいます。飼い主には従順でよく懐いても、他の人に同じ態度を取るわけではないことを覚えておくとよいでしょう。穏やかさが特徴の犬ですが、茨城県では危険犬種の種類に指定されていますからしつけがいかに重要かがお分かりいただけるかと思います。

③四国犬（中型）

かつては土佐犬とされていましたが、土佐闘犬との混同を避けるため四国犬と改名されました。「二ホンオオカミ」と間違われて大騒ぎになったことがありましたが、その凛とした美しさがカッコいい四国犬は状況判断を得意とする賢い犬です。むやみに興奮することのないクールな性格の犬でもあります。猟犬として、体力や持久力に優れている特徴があるので、野生味溢れる体つきだけでなく、猟犬としての有能さから猟師さんの中では愛好家も多いようです。