サバトラってどんな猫？性格と特徴から考える飼い方のコツ！

サバトラの毛色・被毛

サバトラの模様は、被毛に色の模様が様々に入っている「タビー」です。色の濃い部分と薄い部分があり、薄い部分は一本の毛に複数の色入っています。

多くのサバトラの額には、アルファベットのМに似た模様があります。

また、目の縁に入った黒いアイラインが頬にかけて伸びた「クレオパトラライン」があるのも特徴です。

さらに、背中の中央に入る線「スピンライン」から縞柄が肋骨に沿うようにおなか側に続いていきます。

タビーには「マッカレルタビー」と「ティックドタビー」がありますが、サバトラはマッカレルタビーです。

マッカレルとは、英語で「鯖」という意味で、マッカレルタビーは体の全体に模様が入っているものを言います。

サバトラの縞模様は基本的に全身に入っており、尻尾の先にいくほど間隔が狭くなり、先端はほぼ黒一色となっています。

特に、全体的に色が濃いものを「ブルーマッカレルタビー」、全体的に色が薄いものを「シルバーマッカレルタビー」、両方が混ざったものを「ブルーシルバーマッカレルタビー」と呼びます。

また、鼻先や手足、おなか部分に白の被毛があるサバトラもいますが、それを「サバトラ白」とか、「白サバ」と呼ぶこともあります。

アメリカンショートヘアとの違いは？

サバトラの被毛の色合いは、純血種のアメリカンショートヘアと似ています。

ベースの毛色がシルバーで黒い縞模様があるというところは同じですが、大きな違いは縞模様の形です。

サバトラの縞模様は細く、鯖、もしくはトラのような直線型なのに対し、アメリカンショートヘアの模様は縞の太さが均一でなく、わき腹のあたりは丸く渦をまいたような柄であることが多いです。

キジトラとの違いは？

キジトラは茶色ベースに黒い縞模様がありますが、サバトラは灰色ベースに黒い縞模様が入っています。

少しでも茶色が入っているとキジトラになるので、サバトラは稀少です。

サバトラの健康管理やお手入れについて知っておきたいこと

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サバトラには遺伝性疾患は特にありませんが、気をつけたい病気があります。

そのひとつは、泌尿器症候群ですが、これは、尿路に結石ができてしまい、尿が出にくくなる、あるいは全く出なくなってしまう病気です。

全く出なくなると、数日で尿毒症を起こし、死に至ることもあります。おしっこが出ていなかったり、頻繁にトイレに行っていたりすると、病気の疑いがあります。

毎日、健康チェックを兼ねてトイレ掃除をしましょう。

サバトラの健康管理方法

サバトラには食欲が旺盛な猫が多いといわれ、太りやすい傾向があるので、餌やおやつのあげすぎには注意してください。

肥満になると様々な病気のもととなります。餌を与える時間をきちんと決めてるなどして飼い主が気をつけてあげましょう。

栄養のバランスを考え、できれば低カロリーで高タンパクな餌を与えてください。

サバトラに必要なお手入れ

長毛種ではないので、頻繁にブラッシングする必要はありませんが、それでも定期的にしてあげましょう。

特に、毛の生え換わりの時期には抜け毛が多くなります。その時期にはこまめにブラッシングしてあげてください。