犬の16歳は人間の何歳？老犬との暮らし方について解説

犬の16歳は人間の何歳？

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犬の16歳、人間で言うとだいたい何歳くらいだと思いますか？

小型犬か大型犬かでも変わってきますが、犬は最初の1年で人間でいう17歳に成長なるといわれています。

そして1歳6ヶ月を過ぎてからは、1年に4歳ずつ年をとるのです。

16歳は、小型犬だとだいたい「84歳」、大型犬になると「91歳」だといわれています。

犬にとっての16歳は、かなりの老犬だということが分かりますね。

いくつから老犬になる？

犬は何歳から老犬として考えられるのでしょうか？

例えば人間だと、60歳～65歳では定年を迎えますね。

また、体に老化に伴う弊害が出始めてくるのも、この年齢くらいからではないでしょうか？

犬にも同様のことが言えます。

小型犬や中型犬は生後11～12年目、大型犬は生後8～9年目が、人間でいう60歳頃にあてはまります。

この時期を過ぎたころからは、老犬としての飼い方を考えなければいけません。

老犬のサイン

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老犬になると、愛犬の体に様々なサインが現れるようになります。

16歳を過ぎると、特に顕著に現れることでしょう。

人間に見られる老化のサインと共通する部分も数多くあります。

寝ている時間が多い

老犬になると、活動している時間よりも、寝てばかりいる時間が増えるようになります。

耳が遠くなって、周囲への興味が薄れてしまうことが原因の一つです。

老犬になると、寝ているときに起こしても反応が遅かったり、大きな音がしても気にならなくなったりします。

食の量や好みが変わる

老化が始まると、食事の量や好みにも変化が現れます。

食欲が低下したり、食べ物に以前ほど関心を示さなくなったりします。

逆に16歳を過ぎると痴呆などの兆候が出ることもあり、いくら食べても食べたりないと言わんばかりに、異常な食欲を見せることもあります。

また噛む力が落ちたり、老化により歯が抜けたりするため、硬いものよりも柔らかいものを好んで食べるようになったりします。

年齢が高くなるにつれて、筋力や消化機能が低下するため、健康維持で必要になる栄養も変わります。 毎日食べるドッグフードは、愛犬が健康に過ごすためにとても重要になるので、改めてドッグフードを見直してみるのもおすすめです。

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被毛の変化

老化の兆候は被毛の質にも現れます。

犬も人間と同様に、白髪が混ざってきます。

そして、被毛のツヤも若いときに比べると、次第に減退していきます。

足腰が弱る

愛犬の足腰にも老化のサインは現れます。

以前は力強くしっかりした足取りだったものが、だんだんと覇気のない歩き方に変わっていきます。

16歳頃になると、以前のように散歩に行くことができなくなる場合もあり、ショックを覚える飼い主もいることでしょう。

また、階段の上り下りに苦労するようになったり、寝ている姿勢から立ち上がりづらい仕草をみせることもあります。

トイレの仕方が変わる

老化に伴って、内臓の筋力や、脳の働きも次第に衰えを見せるようになります。

16歳になると、トイレを我慢できなくなったり、物忘れによって粗相が増えることもしばしばです。