猫のマイクロチップの値段と登録は?メリットデメリットも紹介

猫のマイクロチップの値段と登録は?メリットデメリットも紹介

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mofmo編集部

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猫にマイクロチップを取り付けることの義務化が検討されているようです。マイクロチップとはどういうものなのでしょうか。どれぐらいの費用がかかるのか、登録にはどうすることができるのか調べてみました。

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マイクロチップのデメリットは?

マイクロチップを付けるデメリット

shutterstock.com

マイクロチップを付けることのメリットを挙げてきましたが、実はデメリットもあります。

マイクロチップにはGPS機能がないということがデメリットです。

メーカーで規格が違うというデメリットや、色々な場所に読み取り機が設置されていないというデメリットもあります。

マイクロチップ自体が磁気を持っているというがデメリットだったり、登録の変更があった場合には届けなければいけないという点もデメリットです。

マイクロチップにGPSは無い

このマイクロチップには実はGPSはありません。

GPSとはなんでしょうか。

GPSとは、人工衛星を用いてそのものがある場所を正確に割り出すシステムのことをGPSといいます。

よく迷子になったり、初めてきた場所で行き先を探すときに、携帯のGPSを用いて自分が地図のどこにいるかみる人も多いのではないでしょうか。

そのGPSがこのマイクロチップには入っていないので、猫が行方不明になってしまってもどこにいるかということはわからないのです。

GPSが入っていればすぐに見つけることができますが、GPSが入っていないので猫が見つかってマイクロチップの読み取り機でかざさない限りはマイクロチップの登録情報はわからないということです。

メーカーで規格が違う

マイクロチップはメーカーで規格が違っているというのもデメリットの一つです。

マイクロチップと読み取り機のメーカーが違っていると登録情報を読み取れないのです。

ということは、保護施設などには全メーカーの読み取り機を置いておく必要があるということになってしまいます。

まだ各種施設に普及しきれていない

各施設にこのマイクロチップの読み取り機が普及していないという点もデメリットです。

読み取り機の取り扱いを行っているところが少ないため、猫を保護しても読み取り機がないため飼い主の元へ戻ってくる確率が減ってしまいます。

マイクロチップを付けていても読み取り機が保護施設や動物病院になければ意味がないということになってしまいます。

磁気を持つ精密機械である

マイクロチップは精密機械で磁気を持っているという点がデメリットです。

なぜなら、病気の治療の際にMRIを使用したくても使用できないということがあります。

また体内で絶対故障しないとは言い切れません。

そのため、故障した場合は体に少なからず影響があるでしょう。

そういった点もデメリットといえるでしょう。

何かあったら登録変更が必要

登録の変更があった際には、毎回変更届が必要となってくるという点がデメリットです。

例えば、飼い主が引っ越した場合や、連絡先を変更してほしい場合、猫がなくなってしまった場合や飼い主がなくなってしまった場合などは届け出が必要になってきます。

そのたびに変更しなければならないというデメリットがあります。

登録先に問い合わせないと意味が無い

迷子になった猫が見つかった時に、登録先のデータを照会しないと情報が得られないというデメリットがあります。

前に述べたように登録先にはAIPOとFAMがあります。

AIPOに登録してFAMで照会しても登録情報は見ることができません。

また逆にFAMに登録してAIPOで照会しても登録情報は見ることができないといえます。

迷子の猫が見つかっても保護先ではどこに登録されているかわからないので、登録情報が得られないということがあるのです。

マイクロチップはまだまだ課題が多いけど……

マイクロチップにはGPSがないことやメーカーによって規格が違うなどまだまだ改善点や問題点が多いですが、現時点でも飼い主の元に猫が戻ってきているという事例はあります。

ですから、自分の飼っている猫にマイクロチップを入れるかどうか、値段はどうかということなど家族や獣医とよく話し合って決定することができます。

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4 名無しさん
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マイクロチップと聞くとちょっと怖い気がしますが、大事な命を守るためにも必要なのかも。国内ならまだしも、海外へ移住するとなったら、何かの拍子に逃げ出した猫が帰ってこないなんてこともあるので、取り付けるのも一理ありますよね。

3 名無しさん
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近年増えている猫へのマイクロチップの挿入。迷子になったときなど、マイクロチップがあればすぐに見つかるかもしれません。一方でその危険性についても知っておきたいですよね。愛猫のためにどうすべきか考える機会が大切です。

2 名無しさん
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海外だと当たり前のようになっていますが、日本ではまだまだ普及していません。体の中にチップを埋めるので、倫理的に抵抗感を持つ人が多いのかもしれませんね。メリットとデメリットを理解して、猫のためになる方に動いていけばいいですね。

1 名無しさん
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それって痛くないのかな?猫ちゃんにマイクロチップを埋め込むってなったら可愛そうだけど、どっかいなくなっちゃったりしたらそれで居場所とかもわかるなら便利かも?しかもそんなに高くないし。うちの猫ちゃんはすぐどっか行っちゃうから少し考えてみようかなー。