猫のマイクロチップの値段と登録は?メリットデメリットも紹介

猫にマイクロチップを取り付けることの義務化が検討されているようです。マイクロチップとはどういうものなのでしょうか。どれぐらいの費用がかかるのか、登録にはどうすることができるのか調べてみました。

猫のマイクロチップの値段と登録は?メリットデメリットも紹介

マイクロチップって何?


猫にマイクロチップを取り付けることを義務化ということが検討されているようです。   そのマイクロチップとはどんなものなのでしょうか。   大きさは鉛筆の芯ほどの大きさで、直径2mm程、長さ10mm程度の円筒形のものです。   この中には、その猫の情報が入っていて、マイクロチップを専用の装置で読み取ることによって猫の情報が分かるようになっています。

猫自身に持たせる身分証明書

猫にどのようにマイクロチップを取り付けるかというと、注射によって猫の背中の肩甲骨辺りの皮下に注射して埋め込みます。   その取り付けたマイクロチップによって、迷子や盗難にあった後に発見された時は身元を確認することができるのです。   猫の身分証明書といえるのではないでしょうか。   これでどこかに行ってしまっても見つかれば、また自分の元に帰ってきてくれます。

猫への埋め込みと登録で値段はおよそ七千円~一万円

このマイクロチップの値段はどれくらいなのでしょうか。   マイクロチップを埋め込みするのと情報の登録で値段は7千円から1万円ほどです。   動物病院で獣医さんにマイクロチップを埋め込んでもらいます。   マイクロチップの申請書類をもらって登録することによってマイクロチップが身分証明書となります。

登録される猫と飼い主情報の内容

登録には、まずID番号が登録されます。   他に登録できる情報としては、飼い主の名前を登録できたり、住所を登録できたり、迷子になった時の連絡先を登録できたり、その猫の情報を登録することができるようです。   これほどの情報を登録できるので、マイクロチップは値段的には安い値段だといえるのではないでしょうか。

海外渡航する時に必要

これらの情報登録は海外に渡航する際にも必要になってきます。   海外で迷子になってしまったりすると大変なことになります。   埋め込んだマイクロチップが人間が使っているパスポートのような役割をしてくれるということですね。   このマイクロチップの登録内容を確認することによって、海外への渡航ができるようになります。

データの登録先は複数ある

マイクロチップの登録にはAIPOという登録先とFAMという登録先があります。   AIPOは動物愛護団体や日本獣医師会が一括管理している登録先です。   FAMは一般社団法人が管理している社団法人になっています。   どちらに登録しているかわかっていないといざ登録情報を確認しようとしても登録しているのに登録情報が出てこないということになります。   FAMのみに登録している場合は、同じID番号でAIPOにも登録することができるようですので、登録費用を払って登録することができるかもしれません。

データ閲覧は個人でできない

登録されている情報は、個人では検索や閲覧することは出来ないようです。   データベースを閲覧できるIDを持っている獣医や保健所の人のみしか個人情報は見ることができません。   一般の人には見ることができないようになっていますので、安心して登録することができます。

マイクロチップを付けるメリットは?


猫にマイクロチップを付けることのメリットにはどんなものがあるでしょうか。   迷子になった時にまた再会できる可能性が高くなるという点がメリットです。   また、マイクロチップによって体温測定ができるものがあるというのもメリットです。   首輪が嫌いな猫にとっては、マイクロチップが名札になるということもメリットです。   一度マイクロチップを付けると長く持つので買い替える必要がないという点もメリットです。   飼い主としてもマイクロチップによって責任感を強めることができることもメリットです。

迷子になった時の再会率が上がる

猫が迷子になってしまっても、マイクロチップによって発見された時に飼い主の元に、連絡先に猫が戻ってくることができます。   マイクロチップがないと発見されても飼い主の元にたどり着けるのに時間がかかったり、飼い主がわからなくて別の場所での生活や最悪処分されてしまうということになりかねません。   連絡さえ受けられれば、また再会することができ一緒に住むことができます。

体温測定ができる

マイクロチップを付けることによって、体温測定もできるようになるという点がメリットです。   メーカーによって体温測定ができるものと出来ないものがありますが、測定機能がついているものはいちいち体温計を挿入する必要がないので、飼い主にとっても猫にとっても楽です。   値段は高くなるかもしれませんが、毎回測ることを考えるなら値段は安いといえるかもしれません。   また猫専用の体温計を買わなくていいということも考えると値段は安いといえるかもしれません。

首輪が無くても迷子札代わりにできる

首輪を嫌がる猫が多いのではないでしょうか。   また首輪を洗ったりするのも大変だったりします。   その点で、マイクロチップをつけることによってマイクロチップが迷子札の代わりになるという点がメリットです。   名前や連絡先を書いた首輪につける必要がないのです。   また首輪を失くしてしまわないかという心配もありません。

一度付けたら二十~三十年もつ

このマイクロチップは一度つけると二十年から三十年もつというのがメリットです。   途中で、故障やトラブルさえなければ、猫が寿命を迎えるまでマイクロチップは使えるということになります。   値段もこれなら安い値段であるといえるのではないでしょうか。   交換する必要がないので、猫も一度の痛みで済むということですね。

飼い主の責任感が高まる

マイクロチップに情報を登録することによって、自分の猫であることの責任感も強く持てるのではないでしょうか。   もともとかわいがって飼っている猫で、捨てるなんてないと思って飼っている思いますが、それでも飼っていることが難しく思えることがあるかもしれません。   マイクロチップを付けることで、難しい状況でも捨ててしまうという安易な行動をとらないようにとの抑止力になります。

マイクロチップのデメリットは?


マイクロチップを付けることのメリットを挙げてきましたが、実はデメリットもあります。   マイクロチップにはGPS機能がないというがデメリットです。   メーカーで規格が違うというデメリットや、色々な場所に読み取り機が設置されていないというデメリットもあります。   マイクロチップ自体が磁気を持っているというがデメリットだったり、登録の変更があった場合には届けなければいけないという点もデメリットです。

マイクロチップにGPSは無い

このマイクロチップには実はGPSはありません。   GPSとはなんでしょうか。   GPSとは、人工衛星を用いてそのものがある場所を正確に割り出すシステムのことをGPSといいます。   よく迷子になったり、初めてきた場所で行き先を探すときに、携帯のGPSを用いて自分が地図のどこにいるかみる人も多いのではないでしょうか。   そのGPSがこのマイクロチップには入っていないので、猫が行方不明になってしまってもどこにいるかということはわからないのです。   GPSが入っていればすぐに見つけることができますが、GPSが入っていないので猫が見つかってマイクロチップの読み取り機でかざさない限りはマイクロチップの登録情報はわからないということです。

メーカーで規格が違う

マイクロチップはメーカーで規格が違っているというのもデメリットの一つです。   マイクロチップと読み取り機のメーカーが違っていると登録情報を読み取れないのです。   ということは、保護施設などには全メーカーの読み取り機を置いておく必要があるということになってしまいます。

まだ各種施設に普及しきれていない

各施設にこのマイクロチップの読み取り機が普及していないという点もデメリットです。   読み取り機の取り扱いを行っているところが少ないため、猫を保護しても読み取り機がないため飼い主の元へ戻ってくる確率が減ってしまいます。   マイクロチップを付けていても読み取り機が保護施設や動物病になければ意味がないということになってしまいます。

磁気を持つ精密機械である

マイクロチップは精密機械で磁気を持っているという点がデメリットです。   なぜなら、病気の治療の際にMRIを使用したくても使用できないということがあります。   また体内で絶対故障しないとは言い切れません。   そのため、故障した場合は体に少なからず影響があるでしょう。   そういった点もデメリットといえるでしょう。

何かあったら登録変更が必要

登録の変更があった際には、毎回変更届が必要となってくるという点がデメリットです。   例えば、飼い主が引っ越した場合や、連絡先を変更してほしい場合、猫がなくなってしまった場合や飼い主がなくなってしまった場合などは届け出が必要になってきます。   そのたびに変更しなければならないというデメリットがあります。

登録先に問い合わせないと意味が無い

迷子になった猫が見つかった時に、登録先のデータを照会しないと情報が得られないというデメリットがあります。   前に述べたように登録先にはAIPOとFAMがあります。   AIPOに登録してFAMで照会しても登録情報は見ることができません。   また逆にFAMに登録してAIPOで照会しても登録情報は見ることができないといえます。   迷子の猫が見つかっても保護先ではどこに登録されているかわからないので、登録情報が得られないということがあるのです。

マイクロチップはまだまだ課題が多いけど……

マイクロチップにはGPSがないことやメーカーによって規格が違うなどまだまだ改善点や問題点が多いですが、現時点でも飼い主の元に猫が戻ってきているという事例はあります。   ですから、自分の飼っている猫にマイクロチップを入れるかどうか、値段はどうかということなど家族や獣医とよく話し合って決定することができます。  

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このまとめのキュレーター

daigon

犬・ネコはもちろん動物全般が大好きです! 自身の経験や調べたことを中心に色々と発信していきます☆