猫のシャンプーの頻度は?猫のシャンプーのタイミングと手順を紹介!

猫のシャンプーの頻度は?猫のシャンプーのタイミングと手順を紹介!

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猫って犬ほど体臭はきつくないし、シャンプーはした方がいいのかどうか迷う飼い主さんも多いのではないですか? 猫にとってのシャンプーは必要なのか、する場合の注意点とシャンプーの仕方をご紹介します。

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シャンプーする手順

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Vera Larina/shutterstock.com

1.まずはブラッシング!

全身としっぽの先まで丁寧に優しくブラッシングし、引っかかったら無理をせず、ゆっくりと毛を解きほぐす様にやるのがコツです。

毛がもつれているところがあると、濡らしたところで固まってしまい、逆に余計な毛玉の原因を作ることになります。

猫の代わりに全身をグルーミングしてあげるように優しくやってあげましょう。

また、この時下毛も細かいブラシを使って取り除くと、後で排水管部分のお掃除も楽になります。

2.できそうなら肛門腺絞り

そしていよいよシャンプーする直前になったら、「肛門腺」を絞ります。猫の肛門には、肛門を時計に見たてると、中心から4時と8時の左右の位置にある、猫が互いにコミュニケーションを行うための強い臭いを出す分泌器官があります。

シャンプーをする前に、予めこの部分を強制的に絞って炎症を防ぐ意味で行うのです。

これはシャンプーの時にやるのが調度良いタイミングです。

やり方は尻尾を根本から片手でもって、猫が痛がらない程度に上に持ち上げ、肛門を人差し指と親指で下側から押しこむように絞ります。

この時、肛門を触られるのは猫は非常に嫌がりますから、2人がかりで猫を抑えてやると良いです。

分泌物は非常に強烈な臭いですから、ゴム手袋やティッシュを使うと良いでしょう。

この時、肛門腺分泌物が固まっている場合があります。

硬いものが指に触れるようなら、動物病院で相談してからの方が良いでしょう。

過去に肛門腺破裂を起こした猫などは、特に炎症を起こしているケースがよくあります。

また、全ての猫がこの「肛門しぼり」を行う必要はありませんが、個体差によって自然に排泄物と一緒に排泄されず、ドロドロとした状態の場合があります。

この場合は、定期的に肛門しぼりをしてあげないと中で固まることがあるんですね。

この辺り、いつも自分でやってる場合は異常に早く気づいてあげられるところです。

しかし、ご自身でするのは不安だと思われるのなら、無理にすることなく、動物病院やトリミングサロンにお願いしても良いです。

3.シャワー温度の調整

まずシャワーの温度調整を必ずしておいてください。

猫の体温は38度~39度くらいですから、わずかに高いくらいか、39度、40度で設定するのが基本でしょう。

自宅でシャンプーするときはお風呂場の中で行いますが、湯船はしっかり蓋をし、閉めきった中で行ってください。

人間の赤ちゃん用の「ベビーバス」を流用して、その中にお湯を入れて洗うことがおすすめです。

4.洗うときは背中→側面→お腹の順

シャンプーの量は予め適量をとっておき、お湯で希釈し毛並みにそって指先を優しく毛の中に差しこむよう撫でるように洗います。

背中、側面、お腹の順で洗います。

この時、逆撫でるようにしてはいけません。

顔の周りは耳にお湯が入りますので、これはシャンプー後にウェットティッシュなどを使った方が、初めてのシャンプーの時は良いでしょう。

念入りに洗う箇所はおしりで、やはり尾の付け根部分です。

最初は首から下に限定したほうが良いですよ。

すすぎはシャワーの水流と温度に気をつけてください。

あまり強くお湯を出すと嫌がるので、体を温めるようにちょっと時間をかけてあげるのがコツです。

この段階で、だんだん暖かいお湯に慣れてくるので、大半の猫が大人しくなってくることが多いです。

5.すすぎ

顔辺りは柔らかいスポンジを使って洗いとすすぎを行います。

リンスはすすぎの途中で薄めて行い、そのまますすぎを再開します。

最初のシャンプー液はとにかく完全に流し去るのがポイントです。

お腹、股の間、足の先など念入りにすすぎましょう。

すすぎが終わって洗いから開放されると、猫は身震いで水分を飛ばします。

その後、お風呂場のタオルで、長毛種はここでも毛並みにそってタオルで拭きます。

6.ドライ

お風呂場から出てきたら、今度は近くにおいてあるもう1枚の乾いたタオルでくるんで、ドライヤーで乾かしましょう。

この時、おしりの方からドライヤーで乾かし、ある程度乾いたら根本にドライヤーを近づけ、やけどしないように完全に乾かします。

毛が乾いたタイミングでブラッシングしてあげないと、毛は絡まってしまいます。

シャンプーを嫌がるときは?

Portrait of cat face scolded

IamWata/shutterstock.com

無理をさせず素早く諦める!

無理にシャンプーを継続する必要はありません。

子猫の頃は少なくともシャンプーは出来るだけ避けて、最初のうちは「お湯に慣れてもらう」だけでも充分です。

優しい声掛けをしながら、手短に終わらせるのも優しさです。

シャンプーはあきらめて、温かい濡れタオルやシャンプータオルで体を拭いてあげるのも良いでしょう。

プロに頼むという手段もある

プロのトリマーさんやペットサロン、動物病院に連れて行くのも、選択の一つだと思います。

猫のシャンプーも取り扱っているところであれば、扱いにも慣れていらっしゃいます。

無理にシャンプーをさせようとして、飼い主さんと猫の関係を悪くさせる恐れがありそうであれば、プロに頼むのも悪いことではありません。

飼い主さんと猫との快適な生活のためにも、検討してみてください。

まとめ

シャンプーの頻度は、猫によってもそれぞれです。

中にはお風呂が大好きな猫もいますので、必ずしもご紹介した通りの頻度である必要はありません。

ただシャンプーのしすぎは、皮膚病の原因になることも分かっていますので、お風呂をせがまれてもほどほどにお手入れしてあげましょう。

後はあなたの愛情で、優しく接してあげることが、最大のコツとなりますよ。

猫が美容院にいってトリミングした場合にかかる料金は?行く頻度についても教えます。

トリミングといえば犬がするイメージがあると思いますが、猫ちゃんのトリミングをする美容院はたくさんあり、その需要も増えています。 今回は猫ちゃんの美容院で行うトリミング代やどんなことをするのか見てみましょう。

https://mofmo.jp/article/4421

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9 名無しさん
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メイクイーンはじゃがいもです。

猫ちゃんはメインクーンですよ。

8 名無しさん
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ドライヤーは温風で離してって書いてあるが

近く無いですか?

7 名無しさん
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5

じゃがいも?

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皮脂を落としすぎるのは良くないのか。汚れは落とすべきだけど、皮脂はバリア機能として必要っていうことか!洗いすぎが良くないと知ったから、必要以上に洗わないようにします。何事も、ほどほどに

5 名無しさん
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ジャガイモ?

4 名無しさん
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メイクイーンになってる…

3 名無しさん
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シャンプーの動画、メインクーンって書いてあるけどどうみてもラグドールですよね?

2 ベルガモット
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初めから最後までやり通そうと張り切らず、もしも不安になっているようならば、中断しても構わない、というのを頭に入れてからシャンプーをしようと思ったのが感想です。不安げな様子があるのに続けてしまうと、シャンプーは嫌なものだと思ってしまうので、そうならないためにも、できるところまで進めていく、実践するべきですよね。

2 モチーフ
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猫ちゃんのシャンプー、月一でも多いの!?月に一回のペースならちょうどいいっていうのは誤りだったんだ。洗いすぎはかえってよくないから、これからは少し頻度を落とさないとね。あと、お風呂は怖くないよ!っていうのに気付いてもらえるよう努めます!