アメリカンショートヘアってどんな猫？性格・毛色・特徴から考える飼い方を知ろう！

アメリカンショートヘアの飼いやすさ

ANURAK PONGPATIMET/shutterstock.com

上記にも挙げましたが、人懐っこくてフレンドリーな性格なので、子供や他のペットとも仲良くやっていけます。

賢いのでしつけに苦労することも少なく、異種交配が繰り返されたことから遺伝疾患も少なく健康な猫が多いです。定番のペットとして人気もトップクラスで、初心者にも飼いやすい猫だと言うことができます。

アメリカンショートヘアの飼育環境と飼い方のコツ

chanon sawangmek/shutterstock.com

健康や寿命の事を考えると、室内飼育がすすめられています。 体は比較的頑丈な猫ですが、飼育環境を整えることによって長く一緒に過ごすことができるでしょう。

またしつけやすいとはいえ、アメリカンショートヘアならでは特徴を活かしたしつけのコツもつかむことができます。

アメリカンショートヘアの飼育環境

室内飼育がすすめられていますが、猫は基本的に夜行性です。日中は寝て過ごすことが多いので人通りが少なく、安心してゆっくり寝られるスペースを作ってあげることが必要です。 専用のハウスやケージなどを用意してあげることができるでしょう。入り口を開けておくならば、自由に出入りすることができますよ。

とても活発な猫なので、猫タワーなどを設置して上下運動をさせるなどして運動不足を解消できる環境を作ってあげましょう。

留守番の時は、登っても大丈夫な場所を部屋の中に用意するのもいいでしょう。入っては困るようなところは戸を閉めるなどして制限しましょう。 いたずらが過ぎることがあるので、細かいものなど誤食されないように片付けておくことが大切です。

アメリカンショートヘアのしつけのコツ

賢い猫なのでトイレの場所、ご飯の場所、爪とぎの場所など根気強く教えてあげればすぐに覚えてくれます。

最初の頃は失敗することもあるでしょう。 しかし、必要以上にしかりつけることがないようにしましょう。体罰は厳禁です。怯えて信頼関係が壊れてしまいます。

名前で呼んで叱ると、普段名前を呼ぶたびに叱られていると勘違いしてしまいます。叱るときは名前を呼ぶのではなく、「ダメ」など他の表現を使うようにしましょう。

アメリカンショートヘアの毛色・被毛

ANURAK PONGPATIMET/shutterstock.com

日本で人気の代表的な毛色は、シルバークラシックタビーでシルバーとブラックが織りなす独特の縞模様です。模様は個体によって様々ですし、タビーの色も赤、青、茶色などがあります。 タビーでないソリッドカラーやホワイトとのバイカラーもあります。バリエーションが非常に豊富で、その数は70種類以上あると言われています。

代表的なものにシルバークラシックタビー、ブラウンクラシックタビー、レッドタビー、クリームタビー、マッカレルタビー、パッチドタビー、ティックドタビーなどがあります。ブラック、ホワイト、クリーム、ブルー、レッドといった単色の毛色も見ることができます。

被毛は「ショートヘア」という名前の通り短毛タイプです。 そして2種類の毛質をもつダブルコートで、オーバーコートは長くまっすぐな毛が一本ずつ生えていて、アンダーコートは短くて柔らかい毛が一つの毛穴から10～12本ほど生えていて、毛の量はたくさんです。