缶詰ドッグフードの賞味期限は？メリットや保存方法も公開！

缶詰ドッグフードの賞味期限

では缶詰ドッグフードの賞味期限を見てみましょう。 ここでは未開封状態の場合と開封後の賞味期限を紹介します。

未開封状態

缶詰ドッグフードの未開封状態での賞味期限はどのくらいでしょうか？

缶詰ドッグフードは未開封状態では驚くほど長持ちします。2年、3年という賞味期限のものも多くあります。私たちが食べる缶詰も保存食として利用できるものが多く、長期保存に適しているということでしょう。 なぜなら缶詰ドッグフードは殺菌されて缶詰になっているので開封しなければ長期保存が可能になっているのです。ドライタイプ、セミモイストタイプなど数あるドッグフードの中でも缶詰ドッグフードが一番賞味期限が長くなっています。しかしこれはあくまで未開封状態のことです。

また賞味期限が長いためうっかりしていると賞味期限が切れていた。安い時にまとめ買いしていたけど賞味期限内に食べきれなかった。ということもあるかもしれません。 未開封の状態で賞味期限が切れた缶詰ドッグフードは問題ないのでしょうか？ 中には開封して中身の色やにおいの変化がないということで、そのまま与える飼い主もいます。大丈夫なのでしょうか？

賞味期限が切れた缶詰ドッグフードはできれば破棄することをおすすめします。 なぜなら、賞味期限が切れた缶詰ドッグフードの場合、中の成分が変質している可能性もあります。また缶の成分が溶けだしている可能性もぬぐい切れません。 一昔前に食用の缶詰やカップ麺の内面塗装から溶け出す「BPA(ビスフェノールA)」が問題になりました。 ドッグフードで使用している缶詰は食用よりもグレードが低いものを使用している可能性が高いため、なおさらこの問題が考えられます。

また賞味期限を過ぎても何の変化もないフードということ自体異常なことではありませんか？ いつまでも新鮮な状態を保てる食品などありません。そんな食品があるとしたら防腐剤、酸化防止剤、防カビ剤といった添加物が大量に投与されていると考えられるでしょう。これら添加物は発がん性やアレルギー、内臓疾患といったリスクが高く、摂取し続けることで何らかの健康被害が表れる可能性があるでしょう。

ですから未開封状態であっても賞味期限が過ぎたものは愛犬に与えたくないですね。

開封後

缶詰ドッグフードの開封後の賞味期限はどのくらいでしょうか？

未開封状態の缶詰ドッグフードは2年、3年と長期保存ができるようになっています。しかし開封後は保存がきかないんです。できればその日のうちに、遅くても2日、3日以内には消費するようにしてください。

なぜなら缶詰ドッグフードは水分量が多く含有量は80%近くとなっています。水分が多いということはそれだけ傷みも早くなっています。また開封後は空気に触れることで酸化も始まります。時間の経過とともにニオイの変化や色の変化が見られることでしょう。 酸化したフードは内臓に負担をかけて体によくありません。ですから開封後は早めに消費することをおすすめします。

もしも開封後数日たっても匂いや色の変化がないという場合は、保存料や酸化防止剤などの添加物が大量添加されている可能があります。酸化したフードを与えることもからだに負担ですが、添加物が大量に添加されたフードを与えることも危険です。